塾ログ@オンライン塾講師たくとのブログ

石川県にあるオンライン専門の学習塾ブログです。オフラインの経験も合わせて30年以上経験あるプロのオンライン家庭教師が、取り組んでいる日常とおすすめ最新情報を発信しております。

チョコバーが液体になる暑さ

今日は、ソウシンと当塾合同で京都に来ました。

 

今年は1週間ほど遅めですが、毎年京都で行われている大学見学が目的です。

 

今年は珍しく、高校一年生ばかりです。高校は学年が上がると、本当、嫌になるくらい模試ずくめで志望大学の見学というものが難しくなります。

 

参加希望が出ていた上級生が学校の模試でキャンセルになっちゃいました~_~;

 

だから、早いうちに大学を知ってもらうことは逆に良いのかもしれないです。

 

ただ予想外だったのはポケモンGOと、過酷なほどの暑さでした。

 

こまめに小休止を入れるためにサービスエリアに行くのですが、ポケモンが多くいるところがあるところではスマホを巧みに操るトレーナーさんでいっぱいでアタフタしました。

 

夏休みならではの光景ですが、屋外のトレーナー活動は熱中症ならないかなーと気になりました。

 

なんといっても、今日一番怖かったのは熱中症です。暑すぎ

 

昨年、京都訪れた時も暑かったですが、今回は異常すぎる暑さです。

 

そのために、生徒たちに体調優先で予定の早め切り上げをしてもらいました。

 

朝は早くスタートしていたので、朝食抜きの私はコンビニでプロテイン入りのチョコバーを買いました。それをいざ食べようと、助手席に手を伸ばすと、グニグニとした液体入り袋に成り下がっていました。さすがに驚きました。

 

明日の2日目も同等以上の暑さが見込まれるとのことで、夕食は合同で、入念に計画に関する話を行いました。

 

こういう事態も含めて、見学ツアーは学ぶことが多いです。

 

今年のメンバーが何を感じ取ってくれるのか、見守りたいと思います。

 

 

頭に血がすごい上がってます(笑)

 昨日は、体験も交えて脳トレEQジムの診断テスト、テキストトレーニング、教具トレーニングを実際に交えて指導を行ってみました。

ちょっとズルいですが、他の子もやってみたいと思えるタイミング狙いました。

でも、その子達には中間テスト終わったらしようねと、焦らしてみました笑


夕方の小学生は、「うわ、やっべ。難しい」
と言いながら、目と頭は目の前の問題から離れません。

途中で答えを求めてきたのですが
「これ、ポイント制で…君のキャラがレベルアップ遅くなるよ。」
という私のセリフで

意地でも解く!という強い集中力が発動

学習併用型で短め脳トレでしたが、帰宅前に解き終えた彼は、すっごい満面の笑みでした。

その後は、定期テストが終わった高校生。

机の前にある脳トレEQジムの診断テストを見て察してくれました。

「うわ〜」といいながら、同じく集中。笑顔すら見せています。

  診断テストをもとに、どういうところが弱いかを確認して、脳トレEQジムのプログラムに沿って弱点に合わせたペーパーや教具をやってもらいました。


同じく、学習併用型ですので、気分転換と脳トレと目的は半々です。


でもすっごい笑顔で

「頭にすごい血が上ってます。」



まだ、テスト対策で試験運用が始まっていない吉本先生には、半分嫌がらせで生徒たちの反応を伝えました。。。


「羨ましいです」

の一文に、ものすごい感情が込められていました^_^

いつも思いつくのは吉本先生ですが、最初に恩恵や効果を感じるのは私です。




脳トレを学習前後にやると、確かに勉強だけでやるよりメリハリはある気がします。

普通の脳トレを取り入れるのもいいですが、ただやっていると脳は慣れてしまって効果は半減。


勉強や就職試験にも活かせる工夫やプログラムは、つかって見て大きなものなんだと実感しました。


夕方の小学生に関して、お母様から嬉しいメールいただきました。


問題がわかるのが、面白くて仕方がないみたいです。塾を楽しみにしていると、脳トレ単体でもモチロン、併用型でも苦戦していることが楽しいプログラムは、これまで導入してきたプログラムと同じく、当塾に馴染んでくれそうです。

ぶれない ふれない金曜日

今夜は受験対策一色の夜でした。

中学3年生たちは、倍率でたことでピリピリした空気が伝わります。

生徒みんなには「悪い想定」をしなさいと伝えています。

いま、倍率が低ければいい、人が移ってこなければいいという願望でいては勝負はできません。

だから数人の生徒には叱りました「ぶれるな!」と、そのためか今夜は一点集中の良い空気です。


高校3年生たちも勉強にきていました。国立二次試験が終わりましたが、金大の問題形式チェンジが良い方向に動かなかったようです。その代わり、後期に向けて頑張っていこうとする背中だけ感じます。
だから、あえて「どうやった?」とは聞かないことにしました。

一人の子には月末でしたので、塾が今夜までというのが通例ですが、「あと少し、決まるまで来なさい。」と口添えしました。嫌な顔するかなと思いましたが、少し嬉しそうな顔にホッとしました。

3月に入ると新しいことが多々待ち受けています。塾にとっても高校生コースなどのスタートであり、生徒たちにとっても新しい生活が…

ここを切り抜けられるよう全力で取り組んでいきます。


受験対策講座に陣中見舞い

毎週土曜日は恒例のソウシン秋浜教室での受験対策講座です。


今日は、若干お休みが多かったですが、講座終了後の質問はソコソコの賑わいを見せています。


今日はセンター試験で娘さんが気になるY先生は、心ここにあらずなので、私がメインです。


すると、そこに金沢にある学習塾スイッチ・オンの杉原先生が来塾。


生徒たちにキットカット(きっと勝つと)の差し入れまで、さすが太っ腹な先生^_^


Y先生とS先生の巨頭会談を尻目に、私は質問サポートをしておりました。


今日はなんとなく、皆が気がそぞろな日だったような気がします。


ただ残り時間わずかの時に、キットカットはおおいに役立っていました。


これで、ソウシンの生徒たちには杉原先生はキットカットの人と植え付けられたのは間違いありません。

杉原先生、ありがとうございました。

またキットカット、お待ちしています。



頭の体操が点数アップにつながる

ラミキューブという不思議な言葉知ってます?
 

以前の教え子が、ご近所で飲み屋さんをやっています。

 
その時の塾メンバーは、何故か飲み屋で集合し全員集まってから塾にゾロゾロやって来ていました。 
 
 ですから、同じ時間にいるお酒を飲みに来たお客さんは驚いたでしょうね(笑) 
 
私が聞いたところによると、その常連客の一人が良いアドバイスを言って、生徒達を塾に送り出してくれたそうです。 
 
「お前ら、勉強しに行くと思うから、嫌になれんぞ。頭の体操しに行くんやと思え!」 これを後日教えてもらった時は、感心しました。 
 
普段の勉強はともかく、テストの時は、脳トレ感覚のひらめきが重要なことがたくさんあります。 だから、頭の体操を心がけてくれた方が成績は上がりやすいです。
 
 
だから、最近は小学生少ないのでやってませんが、時々、外国の頭の体操になるゲームをやっています。
 
 rumicub
FlickrMore pre going out RumiCub by jimbethmag
 
↑これがラミキューブです。


ラミィキューブ / Rummikub - YouTube

 
少し麻雀ぽいですが、数字や色の組み合わせで数を並べて行く数遊びの一種です。 小学生にも楽しめるゲームですが、年末の勉強合宿では中高生が盛り上がります。
 
雑談しながら周りを見回し、誰がどの数を所持していて使おうとしているのか戦略を考えるのは面白いです。本当に慣れが必要ですが、頭には絶対良いのは断言します。 今年も勉強合宿やるので、少しずつ楽しみが増しつつあります。
 
 
 
 

ラストスパートギリギリの時間が今かも

今くらいになると受験勉強という言葉で検索をかけると、受験にたいする不安を訴える言葉ばかりかもしれないです。


  受験勉強って具体的になにをやればいいですか最近点数が下がってきて... - Yahoo!知恵袋
アプリに移動 webログインログインJASRAC許諾番号:9008249113Y38200(C)Yahoo Japan回答を投稿すると15枚が追加されます高校受験プロフィー...
 
うちの塾でも、そういう空気に嫌でも包まれてしまう時があります。
 
だいたい高校生が放つ場合が多いです。 かといって、あまり露骨なアドバイスをすると受け入れたくないという反応が出ることもあります。
 
 本音を言うと、大半の子達が何をしたら良いかわからないというより、やってこなかったことを明確に分かっている場合が多いです。
 
今から手をつけないといけないけど、膨大すぎて足がすくんでいる状態です。 だから、私はアレもコレも無理だけど、何かに絞れば十分やれることはあるよ!と伝えています。何もしないことが一番良くないので。
 
 単語や漢字を1から勉強しなくても、その日といた問題集でわからなかったものだけ練習していけば良い。
 
間違えた中のうち、解けそうだったものだけ、合格ラインに足りる分だけ丸暗記していくようにすれば良いのではないでしょうか。 
 
新しい問題集を買う必要はありません。今まで解いた問題集やワークを2-3周すれば、かなりの力がつくのは間違いありません。 多くの専門家達が、そう考えています
受験直前期の勉強法 (中3向け) | 勉強マスターへの道 www.u-master.net › m_road 直前期にはもうあれやこれやと新しいものに手を出さない方がい いです。今までやったことを丁寧に復習していきましょう。大前 提 ... 受験直前にやるべきこととやってはいけないこと。 - 慧真館 keishinkan.jp › 受験までラスト1ヶ月。... スマホ対応 - 2015/01/16 - 受験の直前は、もはや新しいことを詰め込んでいく時期ではなく、これまで学んできたことを実際の入試問題で ... やるべきこと - 過去問・類似した模試・入試問題を解く - やってはいけないこと - まとめ センター試験直前、2次試験直前の過ごし方 - 勉強すれば人生変わる www.6rou.net › ... スマホ対応 - そこで、私が体験した、センター試験と東大受験時の受験直前、受験前夜の過ごし方を書いてみます。 私にとっては強烈な思い出 ... via 受験直前 - Google 検索
 
まだ少し時間あります。ギリギリだけど、まだ間に合うという強い意識を持って挑みましょう。

今年の締めも勉強合宿を実施

 

だんだん寒さが気になる夜になって来ました。8月初旬は異常に暑くて不安でしたが、フタを開けてみれば、今はここ数年で秋らしい時期を迎えているような気がします。

 
ここから本格的な冬を迎えるまでは、静かな夜を過ごせます。本格的な勉強ラストスパートを実行するには良い状況ではないでしょうか。
 
秋でしっかり弾みをつけて、冬には自信がつくようになれば理想的です。そのために、今年もイベントを一つ入れて締めくくる準備を始めました。
 
年末は勉強合宿を例年送ってきました。今年もお世話になっているハートランドヒルズさんに予約を入れました。これまでだと買い出しや調理実習も行ってきました。しかし、受験生ばかりの今季は少し変化をつけます。今年は受験生をメインにして、勉強のみに特化して行うつもりです。予定では2泊3日でトータル15時間以上の学習を考えています。
 
受験生たちには、密度の濃い学習と規則正しい生活リズムを心がけてほしいと願っています。勉強合宿は、そういう目的に利用してもらえると嬉しいです。
 
その勉強合宿までの3カ月をじっくり鍛えていきたいと思います。
 
下は合宿でお世話になっている別荘のレンタルをされているハートランドヒルズさんの動画です。この新しい別荘の近くに合宿先があります。

塾長が健康管理にうるさい理由

塾長が今行きたいところはどこでしょう?
 
 

身体を壊してから岩盤浴や温泉が大好きになりました。健康な時には気にならないのですが、今更ながらありがたみがわかります。 今も通院している病院の先生には頭が上がりません。

 
「指導者であれば、自分が感染源になっていたかもしれないということを考えなくてはいけない。」とお叱りを受けました。
 
その時までは、誰よりも仕事をたくさん持って、休みないことを誇りに思っていたくらいです。 その言葉で、初めて「生き死に」ということを考えたくらいです。内臓がベテラン医が見たことないと驚くほど荒れており、あと少し遅かったら本当に危なかったそうです。
 
だから、今は塾にきてくれる子達にも健康管理は厳しいくらい促すようにしています。今は親御さんがフォローしてくれているから、続けていられるのが現状だと気付いていないからです。  私が薦めているのもあり、皆が一人暮らしする進路に向かっています。だから楽しいことばかりでなく、リスクにも目を向けないといけません。どうしようもない状態になって気づくよりは、いま挫折しかけてもフォローしてくれる人がいる間に「気付き」があれば嬉しいと思います。 だから不備があれば、叱咤します。
 
だけど、私が未熟で上手く伝わらず、激しく怒った、追い詰めた部分だけが強調され失敗に終わる時もあります(ーー;) 秋は物思いにふける時期とも言われます。確かに実感します。べつに凹んでいるわけではないですが、今まで縁があった生徒たちを思い出すことがあります

 

 
みんな、元気でやってるかな〜。
社会生活、受験頑張ってるかな?身体には気をつけていてほしい。
 
 
私が今行きたいところは温泉です。この時期は富山にあるおがわ温泉が良いです。
こういう動画見つけました。楽しい雰囲気伝わります^ ^
 
 
私が胃腸に効くと実感した温泉地で、二ヶ月入院した闘病生活のあと、迷惑かけたお礼がわりに家族と行った思い出の地でもあります。やっぱり猿が、温泉入ってるのかな。宿に飾ってある冬景色の中に入浴している動物たちの写真は風情があります。

十人十色の発想から、必勝戦術を

今日は提携している学習塾グループの定期ミーティングに出かけていました。 出発前にバタバタしていたら少し遅刻してしまいました。

 
 いつも同じお店でミーティングさせていただいているためか、店員さんに何も言わずとも、コチラですと案内してもらいました。

今じゃ顔パス(笑)
 

Flickrミーティング後、ランチ前のタスクチェック。 by kenta hirai 
 
大体は、皆さん塾前の空き時間になるとお昼くらいしか空いていないので、ランチミーティングのスタイルになることが多いです^ ^。
 
 今回は間も無く行われる中間テストに向けて、これまでの事例から気をつけた方が良いことや、こういう指導が役に立ったなどの情報交換が行われました。 
 
4gaku会グループという、フランチャイズではない学習塾同士が一つのグループとして指導技術を磨いています。時には、グループの塾に出張に出かけて特別講習を行ったりしています。例えば、私は国語や英語が専門なので、読解演習を担当することが多いです。
 
 
 
来年度からは、イベントを含めたアウトプットも行っていく方向で話が定まりました。 たとえ地域の小さな塾であっても、力になれるようにレベルアップしたくなる、そんな集まりが毎月あります。

誰が為に鶴は折られたか


FlickrMaking Wishes by y_phog
千羽鶴(せんばづる)は、最も有名な折り紙である折り鶴を1000羽作り、糸などで綴じて束ねたもの。長寿のシンボルでもある折り鶴を1000羽折ることで、病気快癒・長寿がかなうという俗信があり、入院者への贈り物などとしてよく用いられる via 千羽鶴 - Wikipedia
このシルバーウィークで七尾にある高校では勉強合宿が行われました。大学受験控える三年生たちのためのイベントで、センター試験期間のプチ体験というところでしょうか。

能登地域はセンター試験会場がなく、殆どの高校が金沢でお泊まりイベントになります。そのため、お泊まりイベントは参加した方が良い気がします。大勢が同じ場所で宿泊し、緊張に襲われる中で枕が違う場所で寝る。そんな状況の中、センター期間はホテルで寝泊まりし、自分のペースを整えないといけません。しかし、シングル部屋が慣れておらず、避ける生徒も塾イベントで見かけます。だからこそ、少しずつ慣れるようにした方が良いでしょう。

同じく勉強合宿を行っている塾としては、どういう雰囲気なのかは気になります。 何と言っても、200人強の受験生が参加する合宿は想像しただけでパワフルな感じがします。当塾はマックス20-30ですからね。

当塾からも七尾高校の勉強合宿に参加していた子がいたので、根掘り葉掘り話が聞けました。 大勢がいる場所で一斉に自習というのは、普段以上のエネルギーがもらえたそうです^ ^

ただ、睡魔に襲われる時は少なからずあったそうです。そこで学校の先生がとった行動がユニークで、一本取られた気がしました。 

眠りに落ちかけている生徒たちに折り紙を配ったとのことです。「千羽鶴にするから鶴を折りなさい」と付け足して 

折り紙を折ることは、指を動かす事で脳を刺激する良い運動です。軽い睡魔対策には効果があると思います。折るものが鶴というのがインパクトあります。

受験の合格祈願で、千羽鶴がおられるのは目にしたことがあります。大体は、後輩や周辺の人たちが折ることが多いわけで(*^_^*) 

本人の本人たちによる本人たちのための千羽鶴。いったい、どれくらいの鶴になったのでしょうか?

折り始めたキッカケを考えると、多くても微妙です(笑) しかし、この連休期間の合宿はメンタル的にも役立つ大きな経験だったし、自信をつけて塾に来た生徒の顔を見ると得るものがあったようです。

お疲れ様でした。

しばし休んで、また頑張りましょう!

60日作戦を開始。気温だけでなく懐がやや寒く

高校3年生組の焦りもヒシヒシと感じるように。

 

そのため、この時期恒例の60日作戦を決行することにしました。

 

冬になるまでの区切りを作り、各自に合わせたノルマを決定して期間内にやり遂げるようにする作戦です。

 

言ってみれば、何処の塾でもやりそうなことだけれど、普段している負荷の学習プラスαのプランであり、こういう時期にしか出さない私からの助け舟なので、生徒たちも殆どが頑張ってくれます。

 

今回は、大手予備校が発行する実戦問題を数社やってもらうことにしました。受験に詳しい人なら当然のことですが、実戦問題集は業者ごとに色分けされており、それぞれの予備校に出題や解答解説にクセみたいなものがあります。

 

そのため毎回、生徒の性格と弱いところを鍛えるのに適した業者を吟味して渡すようにしています。そして、毎回こだわっているのは私から提案したものは、私が自腹でぷれぜんとしていることです。

 

生徒にガンガンぶつかって受験まで激を飛ばすので、私自身も同じ土俵に立つための儀式が自腹でプレゼントになってます(苦笑)

 

人数いると、結構な出費なので、私も必死です(笑)

 

当分はお小遣いないので、ネットで記事をガンガン書きたいと思います。

 

レイブラッドベリのSF小説

はじめに 


 
はてなブログ今週のお題「人生に影響を与えた1冊」とのことですが私は迷うことなく華氏451という本を選びたいです。 大学時代に、この本を卒業研究として半年間かけて原文を翻訳したことがあります。その時に、課題を四苦八苦したことから人生について考えさせられました。
 
 華氏451という作品
舞台は、情報が全てテレビやラジオによる画像や音声などの感覚的なものばかりの社会。そこでは本の所持が禁止されており、発見された場合はただちに「ファイアマン」(fireman ― 本来は『消防士』の意味)と呼ばれる機関が出動して焼却し、所有者は逮捕されることになっていた。(表向きの)理由は、本によって有害な情報が善良な市民にもたらされ、社会の秩序と安寧が損なわれることを防ぐためだとされていた。密告が奨励され、市民が相互監視する社会が形成され、表面上は穏やかな社会が築かれていた。だがその結果、人々は思考力と記憶力を失い、わずか数年前のできごとさえ曖昧な形でしか覚えることができない愚民になっていた via 華氏451度 - Wikipedia
 
華氏451に対する私の印象 
 
私は小さい頃から本さえ読ませておけば問題ないと周りから考えられていた本好きでしたので、本が規制されるストーリーというのが新鮮でした。今でこそ、図書館戦争という作品もありますが、異国の地での雰囲気と胡散臭い空気が漂う印象が格別です。後半から加速していく状況変化もSF小説として、今の作品にないくらい驚きに満ちたものだと私は自信をもってオススメもできます。ラストも非常に衝撃的なものになります。子供心にも本が読めず、テレビだけだと人間が堕落していく様が想像出来たのも強い印象に残ります。 
 
当時の私と本との立ち位置 
 
 大学時代の私は、翻訳する研究ゼミに参加していて、いろんな作品をゼミで翻訳していました。フォレストガンプの訳にしびれ、今も有名な戸田奈津子さんに憧れていました。いろいろな作品に相応しい日本語をつけられるような翻訳家になりたいというのが夢でした。翻訳の通信講座も続けていましたが、語学や雑学知識を人並み以上というレベルには達していませんでした。そういう夢を持ち、通信講座を受けている状況に満足していた気がします。今から考えると、思い切り安易な発想をしていました。だから大学4年生になり、半年間かけて下訳も本格的な翻訳も1人で行う翻訳課題が最終課題だと知った時は素直に喜びました。 実際には、お金も時間も費やすものが想像以上でした。
 
華氏451のために使ったお金 
 
大学時代は、ファミリーレストランを中心として食べ物屋でバイトばかりしていました。バイトで稼いだお金は主に生活費に充てていました。しかし、この時に少しのローンとアルバイトで貯めたお金で、ゼミのために大きな買い物をしました。今ではお目にかかることが減りましたが、当時では文章作成といえばワープロでした。だから思い切って、華氏451を訳するために購入した時のドキドキを思い出します。あの時は30万近く払った記憶があるので、今思うと必要だったのか疑問に思います。 
Flickrおばあちゃんのワープロ by hazu3 
 
この翻訳にかけた時間 
 
この時期はひたすら、ワープロのキーボードを叩く、ファミレスでバイト、大学を繰り返していました。4年生だったので、講義もなく、バイト割合が多かったのも事実です。だから、バイトで9時間、睡眠5時間、遊びと翻訳が半々の生活が続いていた気がします。今思うと、自分がしたいことを模索していました。 

翻訳では食べていけない 

実は、華氏451を翻訳している時にお世話になりっぱなしの教授に言われたことがあります。「翻訳家として食べていくのはやめたほうが良いよ!」と。この言葉の意味と重みは、今なら十分分かるのですが、当時の私には受け入れがたい言葉でした。翻訳ゼミの教授からでしたので、勝手に裏切られた気分になっていました。しばらくは将来の選択肢が浮かばず、無気力で不安しかありませんでした。教授から散々言われた、サイドワークとして食べていく程度なら頑張れば翻訳家になれる。ただ本業としてやっていくのには、いろいろなものが絡んでくることも、時間とともに理解できました。 物事のキツイ面を見ようとしなかったのは私自身だと、それに取り組もうとしなかったんだと痛感しています。
 
時間と共に自信が芽生える 
 
このゼミの課題は、この年は達成した人が挑戦者の半分以下だった記憶があります。私は、運良く達成できました。多くの人が締め切りに間に合わないと、途中で消えて行きました。私も何度も諦めようとしましたが、徹夜作業を続けて締め切りまでに提出することができました。同時に、少し遅めの就職活動でも受験支援産業に入ることが決まり、人生のスタートを切ることが出来ました。ゼミ課題をやり遂げた自信が、就職活動に踏み切る勇気をくれたと思います。 
 
 世界に一冊の本 
 
私の部屋には華氏451の本があります。市販されているものとは違い、ハードカバーも色も異なっています。本のタイトルは華氏451なのですが、実はタイトルの横には、「原作 レイブラッドベリ 訳○○○○」○○○○には、私の名前が入っています。この本は、ゼミの教授が課題修了のご褒美として製本してくれた私の大学時代における最初で最後の作品です。これを、卒業式の時に手渡された時の感激は今でも昨日のことのように覚えています。 
 
だから、この本は私にとって大切な一冊です。

価値観と意識を指導するには

この時期は、勉強にも意識が向きやすい時期です。生徒たちやご家庭でも、誰々が塾に行っているとか、いないとかが話題になるそうです。

 
生徒たちによると、子供同士で塾ではなにをするかが問われ、塾に通っている人同士の探り合いがあるようです。
 
私は塾ブログで情報を発信しているつもりですので、どんな塾かは、ブログがあるくらいのことを教えて良いよ〜くらいの立ち位置でいます。殆どのことが、ブログ兼ホームページに記載してあるからです。ただ、各自に指導しているトレーニング内容は、教えないように指示してあります。
 
これは、生徒たちが親御さんからのお金で、情報を買っていることを自覚してほしいと伝え、納得してもらっています。有料で仕入れた情報やツールを、無料で周りに教えてしまったとしたら、非常にもったいないです。
 
だから、「せっかくの情報をボランティアで配るの?」と笑いのネタにして情報をコントロールしています。
 
 
提供する情報やツールも、個々に合わせてのものなので、情報の一部だけで誤解を招かないようにも心がけています。

つかの間の贅沢ランチ

近所にカンヌ国際映画祭でもVIPを相手に料理をふるったことがあるシェフがお店を開きました。

 
それを民家で営業しているのが面白いと思いました。
 
私も将来に塾をひらくことを見越して、今の家を中古で購入した過去があります。
 
 
それで勝手に親近感を抱いて、初めてトライすることにしました。
 
夢喰庵と書いて「ばくあん」さんというそうです。オープン当初はテレビなどでも映っていたので、少し間を置いてました^ ^
 
住んでいる家から車で2、3分なのでメチャ近いです!
 
正直、気軽に入るお店というより、メニュー的にもお値段的にも、少し畏まった利用が良いのかもしれないです。
 
でも、使われている食材やメニューの組み合わせも、初体験ばかり。んー、すごい!
 
今後のお祝いとかに選択肢が一つ増えました^ ^