6月に入り、このはてなブログも3年目に突入したようです。以前は別のアカウントで続けていて、ブログをやめて提携塾と足並みをそろえて再スタートして、このブログを細々やってきました。今回の継続は、間にwebライターになったことを挟んでいるためSEOやちょっとしたネットスキルも使えるようになったなと自己満足です(笑)
当塾では、文系に強い塾として売り込みをかけてきました。おかげさまで英語や国語に関するリクエストやお問い合わせも多く感謝しかありません。地元の国立大学。関西の難関・国立大と少しずつ合格者を出す夢は実現できています。しかし、昨今の国立大・文理一体型のカリキュラムへ移行する雰囲気、脳トレに取り組むようになって数的思考力の強化、なんといっても関東の難関大・国立大合格者を出したいという夢実現には熟練した数学の専門家が必要と考えるようになりました。
そしてネットを通じてのつながりや運により、主要都市で活躍されている先生方から、今後は理系教科の指導を担当してくださる体制が整いました。先月末は勉強セミナーなど、いろいろ準備でバタバタもありましたが、得られることも多くありました。
その一つがアウトプットの見直しです。今回はアウトプットについて少し述べたいと思います。
- 先日あった不快なこと
- セミナー時で学んだ「アウトプット」
- 添削指導を強化
- 理解度や思考がわかることが大事
- 問題が「解ける」「教えられる」は別物
- 期待がもてる熟練講師の起用
- 結果や点数につなげるアウトプット
先日あった不快なこと
昨夜、夜中にスマホにメッセージが届き、その内容にイラッとしました。私がネットで活用してた画像が許可なく使用しているというものでした。しかし、私は直接ご本人に目的を述べたうえで許可を得ていたので、その「ご本人」から「夜中」にということで正直、憤慨しました。
セミナー時で学んだ「アウトプット」
そのいらいら事件があったのですが、勉強会で「アウトプット」に関することを再確認して、私や夜中にメッセージを送った方とのアウトプット認識の違いがあったんだろうなと自己解決することが出来ました。アウトプットとは、得た情報を、どういう形で発現するかがポイントです。
例えば、英語では、単語テストや授業内のワークで必要表現や文法など個別に学ぶ機会は多く、小分けに出題形式が特定されているプリントだと得点が高く、出題傾向が読めない実力テストだと点数が低いケースはあるあるです。これがアウトプットによる結果の一例です。
おそらく画像も「どんな風に使っても困らないのでどうぞ」という言葉の認識で、私とお相手による違いがあったんでしょうね。
添削指導を強化
私は生徒とつながりを持つことが好きです。そのためメールやLINEなどで、ちょっとしたことでもやりとりをすることが少なくありません。その折に質問・課題などをLINE経由で添削することが頻繁にあります。そのスタイルを、もっと強化というかメインの指導スタイルに組み入れるべきだと考えるようになりました。
特に学校課題のこなし方を見ていると、解答頼みで頭を働かせない学習していることで成績が伸びない悩みを伺うことも多いです。原因は一目瞭然ですが、本人が自覚していないと意味がありません。
特に、普通科の高校だと課題が多いということも生徒に負担となっていることも否めず、塾だけの考えを押し付けることもかわいそうです。
そのため、勉強会で得たことでもありますが、生徒たちにとってメリット多い方法として添削を工夫を加えて導入することにしました。いまのところモニター数名の感想は上々です。
理解度や思考がわかることが大事
通塾メンバーに雷を落とすときに多い理由が、「私への丸投げ」です。自分で調べない、練習しない、考えることを最初から放棄している状態でヘルプがくると、つらい時間のスタートです。その20分後には、あんなこと言わなければよかったと後悔する生徒が、「たまに」います。
別にできなくてもいいのですが、自分がどういう状態で、どういうことをして、その上で理解できないと伝えることは重要です。そのうえで、正しい状況を理解して効果的な情報提供やアドバイスにつなげることができるからです。
問題が「解ける」「教えられる」は別物
指導する側、特に塾という商売をしている以上、効率よく結果につなげるスキルは必要不可欠です。私が、勉強会や大学見学など大事にする理由はそこにあります。生徒が質問する問題が解けても、いまの生徒にわかる情報・ボキャブラリーで説明できているかどうかは講師として最低限気を付けるべきです。
さらに学校行事が多く、大学・短大・専門学校という場を知らない生徒たちにモチベーションを維持してもらうには、どうしたらよいか?
そこまでやるかという手間をかけてこそ、「教えられる」のではないかと私は考えます。
期待がもてる熟練講師の起用
今回、理系教科をお願いした方は、大学受験を考える高校生には嬉しい存在と言えるでしょう。大学受験というものに熟知し、東大や有名大合格の立役者となっている方です。今年の高校3年生は、文化部や一人っ子が多く、競争意識や負けん気が弱いことが不安でした。ここまで細かく教えてくれて、なおかつ力が付きそうと思える先生の指導に意欲的になっている国立大志望メンバーを見て、うれしく思っています。
結果や点数につなげるアウトプット
毎年言い続けることですが、受験は特殊な環境です。
不慣れな場所
見知らぬ顔ばかり
散在する試験管から絶えず監視
張り詰めた空気
こういうシチュエーションに対抗するためには、実際にやってみる形の勉強が必要です。中能登の塾・個人指導塾拓杜ではイベントやカリキュラムを工夫して、生徒一人一人の指導にあたりたいと考えています。よろしくお願いします。