塾ログ@オンライン塾講師たくとのブログ

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「当たり前」のレベルが2学期の勉強で差を分ける

created by みなみ先生

 

中能登町にある個人指導塾たくとです。8月31日のレッスンも先ほど修了しました。石川県は明日から始業式のところが多いので、今日が夏休み最終日でした。

 

2学期は受験生でなくても、勉強の難易度が上がり、きたる受験にむけて競争が始まる時期になります。今回は、そのポイントについて紹介していきます。

 

 

1学期の勉強は準備運動のようなもの

1学期は成績が良かったのに、2学期から勉強が分からなくなったという問い合わせやお悩みは、昔から言われている「あるある話」です。

 

純粋に夏休みの勉強をさぼって、学力が落ちている可能性もあります。しかし、そうでなくてもカリキュラム的に難易度があがることが要因として大きいです。

 

1学期は本格的に勉強をスタートするための基礎的な土台固めという認識で、いよいよ本番なんだなという気持ちを持つことを強くおすすめします。

 

2学期の中間テストが分岐点になる可能性大

のべ30年以上の指導経験を踏まえて、二学期の中間テストが悪いと、そこからズルズルと下り坂になるケースは、かなり多いです。そのため個人指導塾たくとでは、しつこいほどに生徒や保護者様に油断しないように言い続けるのが2学期です。

 

ここをキープできれば、成績は安定する一方、取りこぼすようなことになれば、2学期に習うことは受験でも主軸となる知識か単元になるため、できていないとダメージが大きくなります。

 

石川県は数学の平均点が高校入試で低い傾向にありますが、同じく2学期に習う単元は受験でも頻出されます。気を引き締めて取りかかって欲しいです。

 

差がつく2学期以降の勉強はフライングを意識する

私が塾で雷を落とすことが多いのは、受け身学習になっている時です。

 

  • テスト範囲が発表されたら頑張る
  • 宿題がでたら勉強をする
  • 何をするか指示がでたら取り組む

 

他人任せの起点をスイッチにしている以上、周りを引き離すような点数アップはのぞめないと考えてもいいでしょう。

 

誰に言われるまでもなく、何かを調べながら進められるもの先行するくらいがちょうどいいです。テストや課題なども、自分なりに先生の性格や進度を予測してやっていくくらいが理想的だし、受験生でも伸びている子ばかりが実践しています。

 

周りではなく自分が分かるための準備による成果

今年、私が関わっている高校3年の男子が、当塾でもまだ合格を出していない難関大学にチャレンジしようとしています。

 

中学3年時には、いま通っている高校は難しい状況だったのに、夏休みに取り組んだことで50番の成績アップ、そこで希望進路をワンランクアップ。

 

高校受験では難しい模試の過去問題にくらいついて、成績がよかったお友達が合格できなかった状況の中、自分だけ合格するという快挙を成し遂げます。

 

また大学受験も自分が分かるために何をすべきかにこだわり、学校課題のための勉強はすてて、自分がわかる方法にこだわった結果、2年かけて進学校の成績上位に食い込みました。

 

これは全て一人の生徒が妥協しないルートを選んだ結果です。

 

本当にいきたい学校がある学生の皆さん、こだわって取り組めていますか?

 

まとめ

今回は中能登町の個人指導塾たくとが二学期のポイントと重要性を紹介しました。

学年も進むにつれて難しくなるのはある意味自然な流れです。でも取り組み方ひとつで結果は変えられます。

 

自分が「分かる」ために取り組むべき基準、当たり前の状態について見直してみてください。そこに成績アップのヒントが隠れているかもしれません。ではまた~