中能登町の個人指導塾たくとです。先日終了した中間テストの成績も、返却されてきて、ここ最近の頑張りの明暗が分かれてきました。提携塾スイッチオンの杉原先生も話していますが、コツコツが着実な実力を養います。
当塾でも、せめてテスト前だけでも継続、繰り返す学習ができた子は点数に反映することが顕著です。(なかにはお母さんが驚きすぎて事実確認あったほどの自己ベストも)
今回は、英語が欠点(赤点)続きで初めて平均点超えを果たした男の子について紹介します。
出会いは提携塾からの依頼
私は中能登町だけの指導だと仕事的にも限界があるので、オンライン講師をしたり、提携塾で県内外の生徒を掛け持ちして教えたりすることが多いです。
今回紹介する高校2年生の男子も、そんな提携塾からの依頼で英語を担当することになりました。私の指導スタイルで一斉に教えることはあまりなく、個別にレッスンや学習指示を行っています。
学習習慣がなく、反復が足りない
柔道をしているという彼は、受け答えは真面目で、敬語も間違えることがない礼儀正しさと成績は、正直驚くほどでした。おそらく、小学生から中学、中学生から高校生といったステージの変化に合わせて変えるべき勉強方法のチェンジをしないまま、進んできたように感じました。
当塾もで多いですが、中高生なのに、小学生ならまだいいけど、、、という幼い勉強方法になっているケースは珍しくありません。
簡単に言うと
- 調べない
- 練習しない
- 続けない
3拍子がそろっている状態です。
課題より約束を守ってもらう
私が彼を担当して初めて迎えるテストは、とにかくレッスンまでに指示した宿題をできる限りすること、レッスンまでに提出すること、わからないことは何を調べてわからないのか、どこまでわかるのか報告することを、とにかく約束しました。
当たり前といえば、当たり前なのですが、これをなあなあにする子も残念ながらいます。それでも、今回は高校生であること、礼儀正しいことを信じて、試みることにしました。
狙いはバッチリで、指導が始まってから彼との約束は途切れたことがありません。
約束が続くことで質問が生まれる
最初のうちは、宿題を終わらせることで精一杯だった彼も、数をこなすことに変化が生まれました。
- 指示をしなくても先に進む
- 応用を諦めない
- 自分なりの予測をする
目に見えて変わったのは、質問が増えたことです。指示した課題に終わらず、学校の問題でも気になることは聞いてくれるようになったので、指導の中身も自ずとクオリティが高まったと私自身も認識できるまでになりました。
英語が楽しい
最近、何気なく聞いた学校の授業についても、「楽しい」と答えてくれるようになりました。少し前までは、わからないことだらけで、授業中にあてられないように祈るばかり不安だったのが、逆に楽しみにまでなったとのことで驚きです。
そんな変化が顕著な状態で、テストを迎えるのですから、こちらも熱が入ります。
学校の先生に疑われました笑
テスト後の初レッスン日
彼は高校に入学して、私とのレッスンが始まる高校2年の途中まで英語は欠点(赤点)しかありませんでした。
それが今回の成績は、平均点を超え、クラスの上位層にくいこむ結果だったそうです。
そのため、周りもざわついたとか。
「学校の先生に(カンニング)疑われました(笑)」
そう報告する彼の顔は、本当に満面の笑みで、何かをつかんだ表情でした。
これからも、おそらくこの成績を維持できるだろうなという、予感がします。
まとめ
いかがでしたか?
今回は提携塾スイッチオンのブログをみて、私も同感すること、同様のエピソードについて触れてみました。
成績アップは、継続した努力に導かれるものだと私は信じています。今後も、当塾ではそのお手伝いをしていくつもりです。