塾ログ@オンライン塾講師たくとのブログ

石川県にあるオンライン専門の学習塾ブログです。オフラインの経験も合わせて30年以上経験あるプロのオンライン家庭教師が、取り組んでいる日常とおすすめ最新情報を発信しております。

できあいの環境だけでは不十分かも~高校入試の結果にふれて~

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石川県にある個人指導塾たくとです。ずっとオンライン漬けの日々になっておりますが、おかげさまでオフラインの塾でも問い合わせや面談が少しずつ入るようになりました。ここから、また再スタートです。

 

今回は入試も一通り終わったので、簡単な感想を述べたいと思います。

 

 

能登エリアは倍率が全体的に低下

もともと能登エリアは定員われ気味でしたが、倍率を底上げしていたかほくエリアが以前ほど、七尾や羽咋を選択しなくなったような気がします。私立専願という動きも出てきたため、一定の高校しか定員オーバーにならなくなりました。

そのため結果に涙したのは、進学校と呼ばれる高校ばかりです。

 

安心してはいけない実業高校

今年は能登エリアは定員われしていたので、よっぽどのことがない限り、当日欠席者でなければ合格している可能性が高いです。そのため、一気に油断しているとしたら非常に恐ろしいです。高校にいっても、少なくとも中学生の時よりも難しく、おぼえることが増える高校生活が待っています。この春休みを大事に使ってほしいです。

 

入試傾向は平均点下がる可能性大

石川県高校入試は、英語に特徴が強く出たようで点数が振るわなかったという声が身のまわりで多いです。大学入試でも、共通テストで数学の難化が叫ばれたことも記憶に新しいです。高校入試の集計も出るでしょうが、下がっていると思われます。

 

既存の勉強方法から卒業する必要あり

いままで違う入試に戸惑った人は多いでしょう。しかし、これから受験する人はもっともっと、こういう形式になると考える方が自然です。
過去問だけを解きこなし、パターンだけを身に着ける勉強だと厳しいでしょう。
いろいろな情報を組み合わせ、身に着けているルールや公式を組み合わせた問題の解き方・考え方を身に着けることを強くおすすめします。

 

今後どうすればよいか

ただ問題を解くのではなく、先を予測したり。違う方法で遠回しに解いてみたり、解ける方法が一つで満足しない方が良いでしょう。例えば選択問題で答えがAだった場合、ほかにあるBやCが、どんな問題であれば正解になるか、問題を作るという方法も効果的です。

 

今回は個人指導塾たくとが、入試を振り返って感想を述べてみました。当塾は4月より、これまで以上に思考力をはぐくむカリキュラムを開始します。
当面は小中学生対象ですが、いずれは高校生向けのものも考えていく予定です。時期が来れば、改めてご紹介します。