塾ログ@オンライン塾講師たくとのブログ

石川県にあるオンライン専門の学習塾ブログです。オフラインの経験も合わせて30年以上経験あるプロのオンライン家庭教師が、取り組んでいる日常とおすすめ最新情報を発信しております。

冬になったら受験勉強ではなくスタートはいま!

 

中能登町の個人指導塾たくとです。夏休みも終わり、すべての生徒が通常生活に戻っています。わたしは、いろいろある処理に追われる毎日です。
しかし、なんとか状況は片づきつつあり、あと少しといったところでしょうか。

さて、やっと普通の日に戻ったと言いたいところですが、受験生たちはむしろここから本番!今回は受験勉強で意識すべきことを紹介します。七尾高校羽咋高校をはじめとする普通高校を受験する子にはお役立ていただければ幸いです。

 

 

家族の「勉強するようになりました」がスタートライン

昨日、生徒のお迎えにきたお母さんがお子さんのことを教えてくれました。大人しい子なのですが、じわじわと口数や態度など変化を見せてくれるようになりました。極めつけが点数にも変化がでており、目標としている高校に向けて本格始動になったようです。

ここで重要なのは、私や親御さんが促さなくても!というところです。夏に提携塾の子たちと勉強する機会があり、なんらかのスイッチがはいったのかもしれません(^_^)

言われてするのではなく、自分でのぞむから量や時間に応じて学力は伸びやすいです。

 

まずは受験や模試の過去問を通して相手を知ろう

私が毎年言い続けていることですが、受験生の秋は過去問学習のシーズンといっても言い過ぎではないでしょう。

入試は普段の定期テストとは別物です。出題のされかたや難易度はなれているものとは違うので、かるく考えていると初日で途方に暮れたという声を耳にします。それならばコンビニでポスターを見かけると思いますが、校外模試をうけることがおすすめです。

受験傾向を意識して、少し難しくなっている問題にチャレンジしておけば、本番で戸惑うことが軽減できます。また、本番で緊張しやすいという子にはピッタリのリハーサルになるでしょう。

出題された単元や方法で、手がでないところを意識して勉強につなげてみてください。

伸びてきた子ほど質問がうまくなる

これは塾や家庭教師あるあるですが、勉強でレベルが上がってくると「そこを聞くか!」という良い質問が出来るようになります。

単なる役目済ましのような質問は問題外で、塾でも注意されないために「質問のための質問」する子には注意をする事が多いです。

質問のための質問とは、正直とってつけた中身のない質問を指します
教科書にそのまま書いてあって、読むだけで答えになる質問や、どうしてこんなのやらないとだめなんですか?など受験勉強以前のいまさら質問も困る一例です。

「こうしようと思うんですが、ここからわかりません」
「ここが難しくて、何からするべきですか」
という言葉がでるようになったら期待がもてて、うれしくなります。

かならずしも丸ごと通す必要はなし

模試や入試の過去問を購入すると、いきなりぶっつけで丸ごと一回分を終わらせるというお子さまがいますが、それはおすすめしていないです。

それよりも大問ごとにきっちりつぶすと良いでしょう。ある年の大問1をやってしっかり見直しややり方をマスターして、別の年の大問1をするということを繰り返すほうが得られるものがおおいです。

それである程度といてから、大問2に移り、同じようなことを進めてみることを受験生の子には強くおすすめします。この時期に過去問をしても習っていない範囲があるのも当然で、習っている範囲をきっちり得点した方がよいからです。

そのため進め方としては、大問ごとのチャレンジはノートでやり、ある程度おわったら最後に直書きでチャレンジしてみると良いでしょう。

 

台風に負けず夜長の時間をじっくりと

いかがでしたか?今回は秋からはじめる高校受験の勉強について、個人指導塾たくとが紹介しました。好きなことだけやるのではなく、弱点を見つけながらつぶしていく勉強こそ受験に役立ちます。

 

当塾はそういう発想を持てるよう、お子様に接していきたいと思います。ではまた~