塾ログ@オンライン塾講師たくとのブログ

石川県にあるオンライン専門の学習塾ブログです。オフラインの経験も合わせて30年以上経験あるプロのオンライン家庭教師が、取り組んでいる日常とおすすめ最新情報を発信しております。

マトリックスを活用して受験勉強を効率化〜ドラゴン桜2のあの方法を紹介〜

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11月に入り、中学3年生も高校3年生も緊張感が漂うようになりました。中能登の個人指導塾拓杜では、塾長である私、谷加の檄が飛ぶようになりました。これからは残り少ない時間を有効にして、勉強に取り組む必要があります。今回が、残りの時間で何をすれば良いか?に着目し、あの有名漫画の方法をご紹介します。

 

 

 

やっているつもりで伸びない受験生が多い

 私が数学の添削指導をして頂いているN先生の常套句ともいえる「頑張っている受験生の悲劇」というものがあります。その受験生なりに頑張っているけど、その時間や労力は実際の問題を解くポイントからはずれていて、点数や合格に結びつかない。だけど、本人はかたくなに信じて、その非効率な勉強に取り組む、、、その結果は、、、、、。

これは大げさな言い分ではなく、受験に携わる仕事をしている方であれば、「あるあるケース」と言えます。

私たちに必要なことは、いま生徒たちが頑張っている労力を正しいことに向けることです。そのためにオススメの方法が「受験マトリックス」です。

 

 

受験やビジネス界からも熱い視線「受験マトリックス」

ドラマや韓流でも取り上げられた受験漫画「ドラゴン桜」は、私がブログでよく触れるネタです。こりかたまっている概念をなくして、純粋に点を取ることに向き合う姿勢は見習うべきことが多いです。

どんなに言葉できれいに並べても、受験は点を取って意味があるものです。合格させないと後悔するものです。だからこそ、効率よくポイントに踏み込んでいくドラゴン桜のやり方は興味深い。

 

今回取り上げるのは、ドラゴン桜2で出てくる「受験マトリックス」です。模試やテストなどの結果を分析し、優先順位を決めてピンポイントに潰していくスタイルはビジネスでも役立つと活用する人が多いです。

 

詳しい説明や活用法はコチラ↓↓

mitanorifusa.com

 

拓杜の生徒たちも実践中の「受験マトリックス」

受験勉強に取り組む生徒が多い個人指導塾拓杜でも、点数に伸び悩む生徒がいます。

そのため、漠然と時間とエネルギーを浪費させないために、表を作成して勉強させています。↓

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表自体もシンプルですし、付箋をつかって勉強によって項目をスライドさせていくだけです。全てができるという項目に入ったら、別の模試やチェックテストの結果をもとにマトリックスを改めて作成していけば、新しい取り組みに入れます。

 

受験マトリックスを使うとどうなるか?

じっさいに当塾で「受験マトリックス」を使って勉強する生徒の声を聞くと

  • 分析や仕分けしないで勉強していた
  • 苦手を苦手と認識していなかった
  • 時間の使い方が違うはずのことなる問題点を同レベルで考えていた

いままでの不調の原因を、具体的にポイントをおさえることが出来たという感想が多いです。

ただ、がむしゃらに勉強時間だけが過ぎる勉強をしているより、成果の方も短時間で現れるのは間違いありません。

また、苦手やわかっていない項目には共通点があり、一つがクリアされると、自然と他も解決される場合も多いです。

最近伸び悩んでいるという学生・保護者の皆さま、よかったら試してみませんか?

気合や勢いだけではなく具体性を

今回は中能登の塾・個人指導塾拓杜が受験生にオススメの方法「受験マトリックス」についてご紹介しました。

心穏やかに取り組めない学習が受験勉強です。個人指導塾拓杜は、お子様の勉強を効率よいものにするサポートにこだわりを持っています。受験までのお手伝いやアドバイスを当塾にお任せください。

ご質問・ご相談お待ちしております・

 

 

最近の大学受験は小学生をなめてはNG

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先日、数検の話を中学生・高校生と話をしていました。国語力が確かで、ちょっとした計算力や算数の力があれば高校受験や大学受験にも対応できると。

 

この話に関しては、懐疑的でしたが、上記の小学生向けの思考力問題と大学生の問題をみて、当塾の中学生は少なからぬインパクトを覚えたようです。今回は復習に身が入らない学生さん、中学や高校など、受験になって頑張ればいいと漠然と考えておられる保護者様へ、思考力と勉強についてポイントを紹介いたします。

 

 

大学受験に必要なことは小学生でも習っている

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この問題は大学受験に出題されることも多い問題の一つです。類題も多く出されているので、学校の課題や演習でも目にする高校生は多いはずです。小学生の思考力問題と似てはいませんか?ここで意識して欲しいのは、この問題は小学生の一つ上である中学生ではなく、高校生の問題として出題されていることです。

 

念のため問題の解き方を解説

この問題を解くポイントはいかに、書いていなくてもわかるルールを引き出して、当てはめることができるか、つまり『論理的』に考える力が必要になります。

今回は、試合を一回やるごとに、「1つの負け」が生まれるということを意識することが大事です。

つまり、全試合における負けの数を数えれば、それが試合数となります。さらに、トーナメント戦では、「1チーム1回」しか負けることができないという風に考えることも欠かせません。

すると、優勝する1チームを除くと、必ず全チームが1回だけ負けることになりませんか?

あとは全てを当てはめると、試合の数=負けの数=(全チーム数)-1=48試合となります。


このように、考えて当てはめて、解いていくことが成果へのカギと言えるのです。

 

復習を大事にすることを塾では徹底

ご家庭や他塾様、おそらく学校でも復習をしたがらない生徒は多いです。小学生の勉強を身につけていないまま、中学生・高校生になるケースが目立ちます。要は復習をして、本来は身につけるべき勉強から始めれば、多くの場合、受験勉強として機能します。わからない原因さえ消していけば、自ずと問題が解けるようになり連動して、他の勉強にも繋がっていくからです。

当塾では、毎年地元の高校受験で、「あいつは無理だろう!」と周りが断定している生徒を毎年合格させています。その方法はいたって簡単です。

できていなければ、できるところから始めて勉強させる

この一点です。

 

障害となるのは「恥ずかしい」と「めんどくさい」

当塾は、この復習重視ですから、できていなければ高校生だろうと中学生だろうと、とことん掘り下げてプリント演習で復習をさせます。これが当たり前ですので、

「あの塾(個人指導塾拓杜)に行ったら、勉強しないとだめな空気があるby Y(当時中3)」と生徒が喜んで自習に来たいとリクエストしてくれるようになります。ウチでは自習は当然のものではなく、勉強や約束を守っている生徒へのご褒美ととして与えられる権利になっています。

 

この復習とご褒美スタイルは地味に大事です。多くの方が身に覚えあるように、復習を嫌がる学生は少なくありません。いまの学校で提出や実施を求められない勉強をすることは手間がかかりますし、恥ずかしいと思われるケースもあります。

 

いつまでも変わらない原因こそ取り組むべきこと

いまの勉強で大変なのに、復習なんてやってられないというご意見をよく耳にします。しかし、大事なことを見落としていると私は相手が保護者様であってもお話しするようにしています。

今できない原因を直さない限り、いつまでたっても状況は変わらないし、その時だけ楽な方法で解決すると、もっと都合がよい方法を求めるだけですよ。」と

 

ちゃんと覚悟をきめて、取り組んでいただければ、遅れを取り戻すことは想像より早いことが多いです。それは、さすがに勉強がわからない・嫌だった当時よりも生徒たちが精神的にも学力的にもレベルアップしているからです。あの時は歯が立たなかったのに、なぜ簡単にできるの?と自問している生徒も珍しくありません。

 

こうしてわからないピースをうめる受験勉強や通常学習すれば、点数アップは十分期待できます。

 

塾で教えることは知識より知恵

今回は個人指導塾拓杜が、勉強のポイント、特に復習にたいする考え方をご紹介しました。勉強は知識と知恵の連動が必要です。それぞれが機能しないと、点数アップや志望校合格は優しくありません。知識は生徒たちの調べる・練習するの繰り返しで、頑張っただけ増やすことができます。

あとは知識をいかに活かして、結果へとつなげるか!このノウハウを当塾では、意識して指導していきます。

 

現在の受験勉強にお困りの保護者様、学生のみなさん、お困りのことあれば、気軽にご相談ください。

正しい情報を提供するつとめ

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先週末は、用事で奥能登に出かけていました。せっかくなので秋の風景も目に焼き付けて気分転換もついでに(^^♪ そのあと期間限定で話題になっている千枚田のイルミネーションにも足を運び、自然とLEDが生み出した幻想的な世界を味わってきました。その時のことについて触れて、これからの受験について生徒や保護者様にとって私たちはどうあるべきか考えてみたいと思います。

 

能登の先端部分でイベント

私が出かけた輪島市にある千枚田は、能登半島の奥にあります。小学校などでもバス遠足などで度々訪れている場所です。大人になって、家庭教師としても能登一帯を駆け回っていた頃、なんどか現実逃避に来たこともあります。

時間に追われているときの、雄大な自然というのが、心にゆとりをもつことをおしえてくれます。その何度か足を運んだことのあるイルミネーションには、特別な関心がありました。

 

イベント地の付近に飲食店がない

先に食事を済ませてから、ライトアップされた景色を見る予定でしたが、予定は大幅に難航しました。その理由は近場に飲食店がなく、立ち寄る場所を探し続けなければいけなかったことです。何度も付近を右往左往して、最終的にはダメ元で駆け込んだ民宿営業時間だった「曽々木食堂」が特別に料理を提供してくれました。

 

ふんだんに海の幸が入った丼と、無理をいって作っていただいた刺身の盛り合わせは最高でした。また伺いたいと思います。

石川県輪島市の宿泊は、民宿曽々木荘 ←曽々木食堂さんの民宿です

 

ネットの情報でも正しくない

普段はたいていのことはネットで分かると考える私でしたが、ネットの情報にも振り回されていました。曜日や時間帯をチェックして開いているはずのお店が閉まっている。夜でも開業しているはずのお店から、「昼しかやっていません」と断られることが続きました。

 

私たちの後に、他県ナンバーの車が同じように続いては停車しており、同じ情報での結果だなと推測できました。

 

ネットや雑誌の情報で受験生や保護者は苦労する

これからは、不安と自信が交互に襲ってくるシーズンです。ネットや雑誌で憶測レベルの情報や勉強方法も増えていきます。「~だそうだ」レベルの情報に詳しい方が本当に多くなります。会うたびに異なる情報に直面する中学生・高校生が多い状況も念頭におくべきでしょう。

そんな状態のお子様に、落ち着いて勉強しなさい!という指示は、正直、お子様には苦しいと思います。言われることがバラバラですから

 

指導者の一人として意識していること

中能登の塾・個人指導塾拓杜として、通塾生・ネット塾生いれて10人ほどの受験生が今年はいます。私は、これまでの生徒とのコミュニケーションでつかんだ本人たちの思考や嗜好、学習傾向などを分析してアドバイスしています。

その分析で出てくる結果は人それぞれです。だから同じアドバイスや勉強法で、みんなが同じ点数アップなんて無理だと私は思います。

生徒たち一人ひとりと向き合って、考えながら、タイムリーに効率よい学習を提案し続けていきたいと考えております。

 

 

状況別に使い分ける読みかたで点数アップ

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中能登町も、他の地域と変わることなく、寒さを実感する時期です。当塾ももうそろそろしたら、ストーブの出番ですね。加湿器とストーブの出番を、いつにしようか悩む時期がやってきます。

この時期が来てしまうということは、高校受験・大学受験いずれにしても引き下がれない時期になったことですね。今回は、いろいろ焦りがちな勉強にお役立ていただける大事なポイントを紹介いたします。

 

 

時間がない時に役立つのは音読(声に出して読む)

中能登の塾・個人指導塾拓杜は、読解についてこだわる学習塾です。そのため、中学生や高校生の生徒たちに読み聞かせや解説をすることが多いです。その上で、生徒に感想を求めたり、指導のポイントを説明させたりします。そうすることで、通常で書く学習より時間が少なく結果につなげることができます。つまり、音をベースにする学習は短時間で要点を覚える学習であるということです。

 


口に出して勉強するということをためらう

しかし、たびたびブログにも書いていることですが、大きく声を出すということは最近では、受験に精通したプロの多くが述べているメリット多いことです。それでも、取り組む生徒は少ないです。それはなぜか?やはり気恥ずかしいということ、普段声を出して読むという行為が少ないからではないでしょうか?

 

声を出して読めば読むほど理解は深まりますし、スピードも上がる。音読で得られる効果は、教えてくれる先生たちを見てもわかります。塾であれ、学校であれ、学校の先生は何度も同じことを声に出して説明するから、理解もスピードも学生たちと段違いになっているのではないでしょうか?記憶も薄れませんので

 

時間がない受験生ほど音読は役立つ

おそらく勉強に取り組んでいる学生さんの中で、勉強するスタートが遅かったというケースも珍しくありません。該当する学生さんは、残り時間の少なさ・やるべき勉強の多さに四苦八苦しているかもしれません。しかし音読であれば、書いて行う学習より短時間に済ませることができるので、まだ諦めるには早いということをアドバイスできます。

 

残り時間で勉強に差をつける音読の仕方・三つの方法

少しでも音読してみようか?音読させてみようか?と思った方へ、

 

少しだけ音読する学習のポイントを3つ紹介いたします。意外と読みかたを意識しないで勉強する癖がついている方が多いです。勉強の流れ別に、意識を変えると同じ範囲の勉強であっても、毎回趣が変わってきます。

 

  •   流れをつかむためにざっくり読む

勉強で挫折する子で多いことは、いきなり分かろう・解こうとすることです。問題を解く上の流れをつかんでいないのに、いきなり問題が理解できるわけではありません。まずは、ざっくりと読むことで解法の流れをつかみます。

 

 

  • キーワードや公式の探し読み

勉強をしていく時に、太字や色分けされた重要な部分を目にすることは多いです。次は、そのキーワードや公式の類が、どこにあるか・使われているかを意識しながら読んでみましょう。そうすると、使い方のヒントやポイントみたいなものが見えてきます。

 

 

  • 単元・形式などを絞って読む

ある程度は勉強の時短効果がある音読ですが、どうしても残り時間を逆算すると間に合わない可能性に出くわすことも考えられます。その時には、全部を終わらせるより、単元を絞り込んで何度も読み込むことがオススメです。得点源を確保する狙いがあるので、過去問や出題傾向を探り、出題率が高い単元を読み込むことは残り時間が少ない時に有効です。

 

読むという行為は日常や入学試験いずれも役立つ

今回は中能登の塾・個人指導塾拓杜が、普段の勉強や受験に役立つ「音読」について紹介しました。当塾にも高校受験・センター試験に取り組む生徒たちがいます。いまは、勉強に取り組みつつ、かいま見せる不安な表情に、受験のプレッシャーを感じます。心穏やかに勉強するということは、流石に難しいでしょう。それならば、少しでも効率良い勉強をさせてあげたい。そんな思いでアドバイスや情報発信を続けたいと思います。

 

今日は海みらい図書館

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連続した台風でダメージが大きい日本列島ですが、皆様はいかがお過ごしでしょうか?連休最終日の月曜ですが、石川県は天気も良く、絶好の秋晴れといっても良いと思います。私は月曜日は、通塾組が少なく、夜の時間まで図書館学習に来ております。前回は玉川図書館でしたが、今回は同じ金沢市にある海みらい図書館が現在の滞在場所です。

 

またもカフェ学習からスタート

だいたいの図書館は10時スタートですので、毎回7:00にはオープンしているタリーズが最初の目的になります。今回はホットサンドとコーヒーで軽い朝食をとりました。ライターの仕事が少し残っていたので、それを済ませてから、図書館へ移動する予定で家を出てきました。コーヒーの香りに包まれながら、さまざまな仕事や勉強に取り組んでいるお隣さんたちに仲間意識を感じながら、記事関連の仕事を終えました。さあ、勉強タイム

 

海みらい図書館へ!学生たちの集団が!

ある程度の覚悟はしてきたのですが、開館時間30分前に来た段階で、学生たちが多く開館を待っていました。開館時間が間近になるにつれて、数はどんどん増えていきます。もう100人こえるのじゃないか?と不安になった時に、図書館の入り口が開きます。私は割と先頭付近にいたのですが、勉強の意欲に燃える学生さんたちに気が引けて、先を譲りました。大人ですから、どんな場所でも勉強はできる(^_^)

 

いつもと同じ時間帯でも環境が変わると別物

中能登の塾・個人指導塾の目標は「塾で勉強を全て終えることは絶対ムリ!自宅や塾、外どこでも勉強出来る自立を促す」ことです。特定の道具や環境じゃなければ勉強や努力できない人ほど、本番では実力を出せないかもしれません。

 

むしろ、居心地わるい、そういうキャラじゃないのにとブツクサ言いながらでも、どこでも一定の成果が出せる方が大事です。難易度が高い学校や進路を望んでいる人ほど、そういう適応力が必要と考えています。私自身、その気持ちを強く持つために、いろいろなところへ出かけ情報収集し、感じたものを大事にして情報発信するようにしています。

 

今回の図書館学習も最近多いですが、受験生の雰囲気を醸し出してアドバイスするには重要な時間です。わたし自身が足を運んで経験し、述べるからこそ、生徒や保護者の方に説得する力が付きます。

 

だらだらするより圧縮した時間感覚をもつ

偉そうなことを言っておりますが、私は生徒とご飯食べたり、何かを見に行くことは大好きです。だから、そういう娯楽タイムも大事にしています。その一環として脳トレタイムや勉強合宿もあるのは間違いありません。そういう場で大事なことは、テキパキ行動しないと勉強成果もなく、他のイベントをする時間すら持てないということです。

 

私が考える塾という場所は、そういうテキパキさを進路に関する情報と共に身につけてもらう場所です。そこで学んだことを、自学やこれからのステージで生かせてもらえたら!という気持ちが強いです。矛盾しているかもしれませんが、塾は自分1人で勉強できることをしにくる場所ではないという位置付けがわたしには強いです。自分1人や忙しいご家庭では実行しにくいことを、保護者様に代わって受け持つ姿勢で個人指導塾拓杜を続けていくつもりです。

 

少しずつ規模拡大中の個人指導塾拓杜

また最近では、桜鳴塾やスイッチオン、県外では鍛錬場や真花塾、脳トレEQジムのFLCなど、当塾と提携あるいは様々な合同イベントに協力応援してくれる塾様・企業様が増えてきました。対応できるお子様やエリアを少しずつ広げ頑張っていきたいと思います。

 

来春には新しいエリアでのご報告もできると思います。その節はよろしくお願い申し上げます。

苦労したことは結果で返ってくる!脳トレ上位入賞続出

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もう秋にどっぷり漬かりつつある気候ですが、変に蒸し暑かったり、夜は寒いくらいだったりと体温調節も難しくなりつつありますが、皆様、いかがお過ごしでしょうか?

 

私は先週木曜日からずっと風邪気味で、昨日も頭痛と鼻水を我慢して、マスクをしながら頑張る中3生たちと付き合ってきました。 クスリを投与しながらも、してあげられるだけのことはしたつもりですので、あとは生徒たちを信じて結果報告を待ちたいと思います( ̄^ ̄)

2018石川県総合模試第3回~金沢市田上塾~ - リピーター(兄弟姉妹)が多い金沢市田上の塾・スイッチ・オン~塾長日誌~

 

提携塾の杉原先生も風邪を召していたようですが、お見舞い申し上げます。いま、ノート学習など新しいことに乗り出した中能登の塾・個人指導塾拓杜ですが、嬉しいニュースがありました。

 

ノート学習についてこちらもどうぞ

ameblo.jp

 

脳トレEQジムの8月ポイントで上位に4名入賞

個人指導塾拓杜をご存知の方なら、今さらネタですが、当塾は脳トレを通した思考力・メンタルトレーニングに力を入れています。今年の夏は、負けてしまいましたが、大学見学ツアーと並行して大阪で脳トレイベントも開催しました。そのときに、夏場は練習や復習をかねて、よく脳トレを行いました。そのため集計ポイントもいつも以上で、EQジム主催のランキング評価で生徒が4名上位に入りました。

 

夏の脳トレ大会の様子↓コチラ(クスタニ塾撮影)

第2回脳トレ塾対抗全国大会を開催しました! - YouTube

 

一瞬呆然としてから喜びに沸く教室

正直、私も毎月届く、評価ポイントに目を通す感覚で、いつもより厚みが増している封筒を開きました。この時点で、私も呆然としてしまいました(笑)

 

その後、該当する生徒たちに渡していくのですが、中1のKちゃん、小学生のNちゃんに渡した時が面白かったです。なかなか信用しない!(笑)

 

証拠となるレベル認定証や副賞をみせて、ようやく理解してもらいました。

 

脳トレに関しては下克上の個人指導塾拓杜

脳トレは頭が柔らかい小学生の方がメリットは確かにあると思います。しかし、脳トレの対戦では、小学生なりの恐怖はあることは間違いないでしょう。小学2年生が高校2年生とバトルすることが、当塾では珍しくありません。小さな子供目線では、高校生は大人に近い存在と言ってもいいかもです。そのプレッシャーに負けずに、高校生を打ち負かす姿は評価すべきものです。

 

ま、ウチの高校生メンバーは大阪で小中学生にぎゃふんとやられましたけど、、、(笑)

 

苦労したことが身になると嬉しい

勉強のサブトレーニングとして行っている脳トレですが、各メンバーなりに頭を悩まして継続しているカリキュラムです。忙しい時も、落ち込んでるときも取り組んできた脳トレです。実際に、イライラして集中できなかった中学生がダメと言われた志望校に合格しました。その陰には脳トレで培った集中力とストレス耐性があります。ゲーム的に「やった」という結果だけでは、効果が出ないですが、手間をかけて一生懸命取り組んできました。

 

そのことで評価を受けた生徒たちは嬉しいでしょうし、石川県でずっと続けている当塾としても、本当にうれしいです。

積み重ねたものを活用して受験・テスト対策へ

これからの時期は定期テスト、模試、実力テストが中学生・高校生には続きます。当塾でも高校3年生が月曜から金曜までにぎわう季節になり、中学3年生たちも重い腰をあげて受験勉強に取り組んでくれるようになりました。

個人指導塾拓杜は心を鍛える課外イベントも多く行ってきました。いろいろな経験で身につけたものすべて使って、志望する高校・大学につなげていきたいと思います。

 

 

受験生がこういう勉強しだすと怖い

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さて高校生たちは定期テストのシーズンで、中学生たちは学校祭準備でワイワイする時期になっています。私自身は、現代文を強化する補助カリキュラムのようなことを続けています。文章には起点となる表現や、筆者や登場人物の真意をさぐるポイントみたいなものを読解トレーニングとして継続中です。高校生たちの中で現代文が苦手な子でも、少しずつ理解が増したような気がします。それでも何人か注意しなくてはいけないときもあります。今回は気を付けるべき学習ポイントについて紹介いたします。

 

 

自分しか見えなくなってくる

受験生特有の忙しさというと、「学校のこともしなくてはいけない」「自分のこともしなくてはいけない」「人間関係が~」と言い出したら、きりがありません。つまり、落ち着ける環境ではなくなっているということでしょう。

そのため、受験のための勉強が少しずつポイントがずれて、何をしているのかわからなくなります。

冷静に客観的に判断しないといけない勉強が、お世辞にも良いとは言えない自己流でねじれがちです。

 

先日注意したポイントA「丸投げ質問」

長文がわかりませんでした!解説してくださいという質問&リクエストがありました。しかし、解答用紙をみると違和感があるんです。解いた痕跡がなく、いやに答案がきれいという状況に、、、それで、「自分でどこまで解いたとか、自分なりにしらべたものとかも見せてくれ」と聞き返すと、無言になります。問い詰めてみると、自分で見直しや調べ学習しないで、解説を聞こうとしたと、、、、それじゃ予備知識ないから聞いてもわかった気になるだけで、実用的ではないとたしなめました。

 

先日注意したポイントB「忙しいの誤用」

ネット指導している生徒にも、やや「丸投げ疑惑」の質問がありました。ポイントAよりは学習している感はあるのですが、確かめ学習の丁寧さに怪しさが、、、同様に「どう分からないか予備知識ないから説明しにくい、解答解説を見てもわからないのか、単語の意味調べたけど分からないのか、どう考えてかわかってからの方が説明しやすい」とコメントして、リターンを求めたのです。「わかりました」と、やや不服そうな反応、しかしそこから待てどリターンがない

 

急ぎなのかと思い急遽時間とって、リアルタイム説明しようと連絡すると「いま忙しいので、、、、」と断りのコメントが来る。

 

そもそも、説明リクエストしてきたのは君だよね?という気持ちになります。

 

丁寧さが欠けた状態での勉強は効果薄い

以上のようなケースは、わりと珍しくありません。しかし、こういう反応が多い受験生が増えると、「今年は大丈夫かな?」と不安に思うポイントでもあります。

 

分かろうとする努力を省いて、高得点ということは難しいです。それぞれに負荷がある学習をしてこそ、受験勉強は機能します、そのためには「わからないこと」に謙虚に向き合うしかありません。そのうえで、丁寧に勉強するしか解決方法はありません。

 

高校受験はまだ短期間でも方法がありますが、難易度的に大学受験は甘いものじゃありません。だから高校3年生には、しつこく指示し、時には雷をおとします。理解してくれればいいのですが、昔ほどキツクはいえないご時世でもあります。

 

見える化して対応する取り組み

個人指導塾拓杜では、定期的に学習時間や質問の仕方、勉強方法など定期的に生徒それぞれに情報発信しています。受験やイベントごとにグループLINEを作成し、そこにオリジナル情報をアップするスタイルです。

 

同年代で模倣すべきは模倣し、反省すべき点は反省しやすいように、情報共有できるアプリをフル活用しています。現状では

  • クリアS(ノートアプリ)
  • マナボ(質問アプリ)
  • StudyPlus(学習管理)

を主に活用しています。こういう取り組み方をしている高校生の背中を見て、いまの小学生・中学生が勉強というものを違う角度で考えてくれたら嬉しいなという思いもあります。

 

今回は勉強のポイントについて、少し紹介させていただきました。忙しい時・辛い時こそ、丁寧に勉強をしてほしいと思います。受験生の皆さん、応援しています。

目的をもって意識する勉強で受験を乗り切ろう

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昨日は通塾メンバーをメインに、金沢で課外学習イベントを行ってきました。高校3年生たちをつれて、どのような勉強を今すべきか、他の大学受験生たちが勉強する空間を疑似体験してほしくて出かけてきました。そのあと、私が少しだけお手伝いさせてもらっている生徒さんにも会いたくて、提携塾の金沢市問屋町にある桜鳴塾に行ってきました。本当は内心煮えくり返ってるかもしれませんが(笑)いつも神対応してくれる野村先生に感謝です。今回は昨日の状況について紹介いたします。

野村先生blogはコチラ

ohmeijuku.hatenablog.com

 

祝日でもいつも通りに起床!勉強空間へ

連休が多かった今月、高校生たちの勉強に「プラスアルファ」が欲しくて、急に図書館勉強を思い立ちました。以前にもブログに書きましたが、金沢の図書館での雰囲気・空気を味わうとメンバーたちに好転があるのでは?という期待が生まれたからです。祝日だからとダラダラさせたくないので、朝7時過ぎに全員を拾い、中能登町から金沢へ旅立ちました。

 

まずは頭起こし!金沢市の大型書店でカフェ学習

図書館自体は10時からオープンでしたので、まずは最初の目的地を金沢市にある大型書店beansにしました。県庁付近にある建物が特徴的な書店です。朝7時かオープンしていて、タリーズコーヒーもあるのでドリンク片手に勉強する体験をしてもらいました。よく資格勉強する大人の方もいるので珍しくありません。まずは人が少ない時間帯だから、行いました。七尾・羽咋では環境的にない場所での勉強は新鮮で集中できたようです。注意点としては込み合う時間帯には迷惑なので実行できない可能性もあります。

 

メインの玉川図書館へ到着~条件付き自学スタート~

私が大学受験生にオススメなのは、玉川図書館2Fにある学習室です。こちらのブログに学習室など環境が紹介されています。勉強しに来た学生たちの熱気や圧が力強く感じられます。

最初はカフェでリラックスできる勉強をしてきたメンバーには、いっきにキツイ状況に追い込まれたと思います。ただ、この日、めちゃめちゃ蚊が多くて、すごくカユイ思いもしました~1匹がでかい。夏の反動ですね。

ただ自学するのでは、ダラダラする可能性もあり、条件付けもしました。質問アプリ「マナボ」の登場です。

 

自習環境でも使えるアプリ「マナボ」を実体験

たびたびブログでも紹介していますが、当塾は高校生のネット環境に即した勉強ツールにもこだわっています。教科や場所を選ばない質問アプリ「マナボ」を使って、自習する空間を最適な勉強スポットにしてみることにしました。いい加減な答え教えて質問は許さず勉強のサポートに使うことを厳命して、一人60分相当の使用を指示しました。

 

達成率は50%!男子の問題点も明確に

結論を言うと、女子は質問アプリを何とか勉強に取り入れなくては?と、自分を冷静に分析して質問が適度にでる勉強に切替、質問をいつも以上に行う勉強が達成できました。しかし、男子は締め切りが近づいて慌てて質問をしようとする始末。そんな状態では得るものもないし、集合時間におくれると更なる迷惑行為にも、、、、時間はたっぷりあったはずの勉強時間の計画性で明暗が分かれました。

 

意識する行動でないと記憶に残らない

集合場所で男子を待つ間、女子たちと話していると今日の勉強がどうだったか?という感想や反省がどんどん出てきます。しかもめちゃくちゃ具体的です。質問アプリでの質問の仕方なども見ると、「考えて」取り組んだことが推測できます。しかし男子たちが待ち合わせ場所に来ない、大幅に遅刻した理由がなんと「指示した場所」を忘れてしまって道に迷ったとのこと。。。その場所というのは、彼らがお昼ご飯を食べていた、すぐそばの入り口の突き当り、、、その入り口がわからなかったとのことです。

 

気がそぞろの勉強や行動は身につかない

男子たちも別にさぼっていたという感覚はないと思います。むしろ普段以上に勉強はしたと思います。しかし、取り組み方や意識で女子たちとは損する部分が出てくるのは言うまでもないです。もちろん予定を遅らせ、計画通りに行動していた子たちを待たせる結果になったので叱りました。

勉強も同じです。指示されたこと・やるべきことは間違いなく、意識して丁寧に取り組むからこそ力になります。ただ、てきとうに流すと単なる作業です。今夜も改めて説明しましたが、全員、受験勉強に適さないと理解してくれました。

 

野村先生率いる桜鳴塾にスペシャルサンクス!

図書館学習の〆は食事をして(今回も私の自腹~)、メンバー全員が面識ある野村先生のところへ表敬訪問しました。前述したとおり、神対応してくれましたが、テスト対策で忙しい野村先生がたの心遣いは本当にありがたいです。生徒全員、ありがたいといっていました。「また」懲りずにお願いします(笑)

 

今回は当塾のイベントの一つ、図書館学習について紹介しました。誰もが通る勉強という試練ですが、少しでも効率よく意味あるものになるように、中能登の塾・個人指導塾拓杜はめいっぱい取り組んでいきます。高校受験生・まもなく大学受験生のご相談・お問い合わせも受け付け中です。よろしくお願いします。

 

無料体験からオススメします。

 

図書館学習イベント開催

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中能登のある個人指導塾の取り組みとして、丁寧な勉強方法の定着と、今までの自分自身にない経験を増やすということを心掛けております。そのため夏は大学見学や勉強合宿、年末でも受験生に向けた合宿を行っております。そして、春秋に行うことが多いイベントについても紹介させていただきます。

 

これまでのイベントについてはコチラもご覧ください

 

yadorigibbs.hateblo.jp

yadorigibbs.hateblo.jp

 

 慣れていない場所を知るトレーニング

いまの中学生・高校生に携わっていて多いことは、「まずやってみる」ということに抵抗を見せることが多いです。「なぜ自分がしなくてはいけないの?ほかは?」や「お手本は?」と、完成形の見本を見せないと踏み出そうとしない子もいます。

 

最近のご時世で忙しく、そういう経験する場所へ出かける時間が取れない保護者様も多いです。個人指導塾拓杜は、保護者様の代理として社会経験を積んでもらうようにしています。今年の夏イベントもそうですが、体は大きくても若葉マークの子供たちは中学生・高校生関係なくオタオタです。でも経験済ませれば、本番に強い逸材として期待が(^^♪

 

緊張した空気の中で勉強する

連休中に高校3年生をメインに、金沢市にある図書館で勉強体験してきます。普段は近場の図書館や塾、自宅で勉強している生徒たちばかりですが、生活環境が異なる同年代と同じ場所で勉強させることも重要ではないでしょうか。

受験本番のセンター試験や私立や国立大学の記述試験が、まさしく、そういう場所になります。全国のいろいろな場所から、その進学先を希望する子たちが集結します。緊張しないわけがない。だからこそ、その場所が快適であるなし関係なく経験させたいと私は実行予定です。

 

図書館で感じる空気~ピリピリ・いろいろな姿勢~

だいたい私が生徒を連れていく予定は玉川図書館か海みらい図書館だと思います。それぞれ、中学生や高校生、一般の方など何かの学習にすごく集中しているのを肌で実感することは間違いないです。

 

昔、単独で勉強合宿を行っていたとき、宿泊先の事情で金沢のビジネスホテル泊で図書館学習を実施しました。その時の玉川図書館では、大学受験間近の高校生たちが必死の形相で受験勉強に取り組んでいました。その圧に圧倒された女子生徒が違う場所へ撤退したというエピソードもあります。

そんな女子生徒の数名が、いま金沢大学にも通っていることが不思議です(笑)

 

センター試験を意識した時間配分などプランニング

よく課外イベントで私が言うことですが、時間はいっぱいあるように思える時は意外と時間は足りないんです。その理由は「何をしてよいのかわからない」ことと、「意識をした勉強不足で目安となる所要時間がわからない」というものが挙げられます。その結果、決めることに時間を要するタイムロスが発生するという結果が

 

だから本番並みに緊張する場所で、質の高い勉強をやってみるということが狙いです。そうすれば個別の具体的なプランニングとして受験に生かせると信じています。

 

頑張ったものの勉強が報われるように

今回も帰りにはどこかで食事してくるつもりです。受験スパート前の景気づけ?それとも、これからしごくけどごめんね!と謝罪先渡しかもしれません(笑)

 

最近、提携塾内でも女子に人気沸騰の野村先生のところにも寄るかも~(笑)

頑張る取り組みをサポートしてもらった先生と生徒間で絆が生まれるのは嬉しいです。おそらく金沢市問屋町、車のナビにセットかな(^^♪

 

まとめ

今回は中能登の塾・個人指導塾拓杜の秋イベント図書館学習について紹介しました。秋は心を定める大切な時期です。その時期が有意義なものになるよう、精いっぱい勉強サポートしていきます。高校受験に対しても、直前対策始めました!ご検討ください。

 

 

www.yadorigibbs.net

 

 

 

 



あと一歩の油断で努力の成果が消えてしまう

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動画添削指導という手法を、ネット塾・高校生指導に取り入れるようになってから中能登の塾・個人指導塾拓杜は、勉強に対する姿勢が変わったように思います。私自身が違うスタイルをとっていたこともあるのですが、一問一問を大事に解き進めるという指導で「じっくり調べる」「じっくり考える」「じっくり見直す」という、「じっくり」が凄く大事なものだと改めて認識しています。受験時期になると焦りは出るのですが、そういう時にこそ「雑さ」を捨て、「丁寧に」勉強することを促す塾になりました。

 

 難関大・国立大学指導の理系指導が発端

私は文系畑出身の塾長ですから、どちらかというと理系指導の具体性はありませんでした。文系学習で生徒負担を減らし、塾ツールを用いて理系学習をしてもらうという手法が定番でしたが、今年は国立大学・難関大学を挙げる生徒が多く、思い切って直で教えてもらえるサービスや先生はいないかを探したことがきっかけでした。タイミングよくフェイスブックで知り合った塾長関係で、N先生(数学)・Y先生(古文)というエキスパートと仕事が出来るようになりました。

大手予備校・塾などで活躍されている両先生の指導スタイルやクオリティは、がむしゃらに続けてきた私の指導とは違うもので、鳥肌がたったことを覚えています。(ダジャレに、どう反応してよいかまよったことはふせておこう)

 

例年よりも模試での判定スコアがアップ

当初のころは雑な勉強で、厳しいチェックが入り、人見知りが強い女の子が震えながら添削を受けていました(笑)いまでは、わりと平気で、今度は気が抜けて油断していると先日は注意を受けていました(おい!笑)

 

しかし、数学が苦手でダメだった子があきらめ半分で書いていた国立大学志望を記載した模試判定でも好成績の結果が返ってきました。ネット塾の女の子も、予想以上の判定に喜びの声を上げていました。

私自身も長年やっているという自負はありますが、流石!と思わずにいられない結果です。高校の数学が解けるレベルではなく、1から10ではなく、0から100レベルで指導できるクオリティは脱帽です。

 

WhatではなくHowの指導こそトップレベル

私もようやく道具を選ばない指導が出来るようにはなりましたが、お二人の指導は道具を選びません。それなのに、国立大学・難関大学レベルの指導やアドバイスが出来てしまいます。それも、使っている教材が高校の宿題やワークであったとしてもです。

何を使うか(教材)のWhatではなく、どう取り組むかのHowにこだわった指導は、私も参考にさせていただいております。どうせなら、私が指導している基礎・標準コースも同じ形式にしよう即、実行に移しました。

もともと使っているシステムこそ同じでしたが、使い方ひとつで、こうも違うかと日々新鮮な発見が多いです。

 

ていねいに解く勉強・・・出来ているようで出来ていない生徒多し

  • しっかりと例題を読む
  • 問題に取り組む
  • 図示して考える
  • 見直しして課題を提出する
  • 解答・解説を読み込む
  • 何も見ないで出来るか試す

上記の学習は、昔から知られている「あるある」どころか、「あたりまえでしょ」な勉強方法です。しかし、これが出来ていない中学生・高校生は本当に増えました。すぐ解答をみて、〇付けをして終わりという作業が「勉強」となっているケースが多いです。

近年、勉強が出来ないとされるお子様の多くが、この部類に入っています。だから、場所を変えて人の目がある場所でチェックされると、上記の項目が通常より増えた状況で勉強することが出来ます。そのため時間に比例して点数が増えやすいです。

ようするに、ちょっとした手抜きで勉強そのものが悪影響を受けていたともいえますね。

 

個人指導塾拓杜における高校生たちの変化

結論を言ってしまうと、負荷がかかった生徒は激増しました。勉強という観点では「質の悪い自己流」に慣れた状態で、正しい勉強へと矯正する羽目になり大分苦戦している様子が伺えました。それでも7-8割出来ていたのに、雑さのせいで生まれる残り2-3割の手抜きで点数や成績に悪影響が生まれていたことが発覚した生徒もいます。

 

この意識だけで、勉強のクオリティは大幅に変わりました。指導時に提出してもらうノートやプリント・質問の仕方で改善されたことは目に見えています。そのため模試や定期テストも、安定してきています。上級コースをうけるメンバーでこだわっている丁寧な学習姿勢は、下級生にも影響を与えてくれる効果付きです。

 

中学生たちの変化

通塾環境と、小中高一貫型の学習塾であるため、当塾は中学生・高校生が混在して勉強するときがあります。夏休みは小学生が混ざるときもあります。それだけ混ざっても、私語雑談で迷惑になることはない約束事があるので、お互いに静かな勉強タイムがキープできています。

今年入塾した中1メンバーたちは、勉強方法を改善した状態での高校生を目にしながら塾で勉強し始めた子もいます。そのため、ちょっと意識を変えた方法だけで、苦手な国語で点数が伸びて成績上位という子もいます。

 

勉強は特別な方法というより、適度な負荷、丁寧に解く、この勉強スタイルで十分です。プラス個人指導塾拓杜では、社会勉強を意識した体験型イベントを実施しています。この組み合わせを今後とも続けていきます。

 

あと一歩の油断で努力の成果が消えてしまう

私が最近しつこいほど述べるようになった言葉です。

以前、N先生から、8割がた丁寧に解いていた生徒のあと一問に対する取り組の雑さで指摘を受けました。

「(3)が分かりませんでした。解答を見て書きました」

だけだと、「どこまでわかってどこからがわからないのか、どこでつまづいているのか、それが私には全くわからないから、指導のしようがない」ということなんですよ。

 

高校生・受験生は、自分ができないことをさらけ出すことを極端に避ける傾向にあるんです。自分ができないことは恥ずかしいことだと思うのでしょう。

でもそうじゃない。

「自分ができないことを指導者にさらけ出すことが出来ないことこそ、恥ずべきこと」なんですよ。

私たちは、生徒に安心してさらけ出してもらえるように指導すべきなんです。と

 

私自身、わかっていたつもりのことですが、改めて人から言われると、冷水を浴びせられた気分になりました。何といっても、受験というステージを意識して塾に入ってくれたご家庭の期待を背負っています。何を生徒に意識させて、どう私たちが指導するか、それをもっともっとこだわりたいと、最近は強く意識しています。

 

実戦重視の高校受験直前対策コース開始

高校生には何度か面談をして、当面の方向性を定めました。あとは中学生です。

 

丁寧な勉強スタイルは崩しませんが、過去問題を分析して、確実に得点できるものを増やす狙いで高校受験対策コースも開始しました。120分の学習スタイルで、週2回入試問題や類似問題を解きこなして、確実に身につけてもらうことが狙いです。小さな塾ですので、大人数は無理ですが、七尾・羽咋・鹿西を目指す受験生の勉強サポートを少しだけお手伝いさせてください。よろしくお願いします。

 

 

計画倒れにならない学習計画のポイント

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個人指導塾拓杜では、高校生の指導一環として学習記録や日報といった記録を重視した指導を多く行っています。指導カリキュラムみたいなものはありますが、生徒に率先して学習計画を作成させることは考えておりません。勉強の管理は重要だけれど、学習計画には力をいれない当塾の考え方について紹介いたします。高校・大学への受験で忙しい中学生・高校生の参考になれば幸いです。

 

 

真面目な受験生の悲劇は避けたい

これからの受験シーズンを控えていて、一番怖いのは「真面目な受験生の悲劇」と呼ばれる状態です。「頑張っているのに点数があがらない」「睡眠や娯楽を削ったのに受験に失敗」そういう結果の数々こそ、「真面目な受験生の悲劇」と言えます。

 

こういう状況に陥る原因は、効率が悪い勉強習慣や方法、強烈な思い込みによるものが多いです。

 

例えば、数多く問題を解くことに没頭し、間違いや認識不足を指摘されているのに直さない、数だけこなすことに慢心して、長時間の勉強時間を費やし、量をこなした受験生がいたとします。結果はどうなるでしょう?正直、良くはない想像を抱いた方が多いでしょう。私も、「多分、落ちる」という予測をします。

 

鍛えるべきところ・直すべきところをクリアしてこそ、点数アップ・志望校合格は期待できます。そういう指導に中能登の塾・個人指導塾拓杜は力を注いでいます。

 

メンタルに影響する学習計画

第三者の声を過剰に気にする自覚がある受験生には、学習記録(勉強したことの記録)はOKですが、学習の予定や計画はオススメしません。決めたことを「こなすこと」にばかり頭がいってしまい、理解や復習をおろそかにする傾向が強いからです。

そういう観点で、当塾では学習の偏りを指摘することはありますが、予定や計画をごり押しすることは極力おこなわないように意識しています。

難関大・国立大学向けの数学を担当しているN先生に対しても、「学習日報」という約束事を設けています。数分程度で終わるアンケート形式の報告を毎日出してもらっています。

これだけ聞くと「めんどくさい」と思われがちですが、これが当たり前になると、寝る前や起きた時のハミガキのように、違和感なく続けている子が多いです。

むしろ、継続する子じゃないと難易度が高い所へのレベル到達は難しいです。

 

なぜ事後の学習記録や日報が良いか?

当塾がスタディプラスや「学習日報」を推奨している理由は、学習バランスを見極めるのに役立つからです。例えば食事とかが良い例です。

ここ三日間、お肉ばかり食べている、これじゃ体に良くないからお魚にしよう!

一汁三菜の食事を続けた方が体に良い、間食ばかりしていて体形が崩れたから当面控えよう!など〜

あるあるトークですよね。

これを勉強で実行できるということが、スタディプラスや「学習日報」を中能登の塾・個人指導塾拓杜がこだわる理由です。偏りある学習は、長期的にも良いことは少ないです。

まだやっていない勉強ではなく、やったことを分析して次につなげる学習やアドバイスを促していく方がメリットが多いと、当塾は考えます。

 

テスト分析においても学習記録は役立つ

学習記録を一定期間続けると、いろいろ見えてくるものは想像以上に多いです。単純に、特定の教科ばかりしているので時間が足りていない教科の点数が悪いということを認識する生徒は多いです。さらに、勉強時間は多いけど、点数アップに至れない生徒の勉強詳細をチェックすると効率が悪い勉強をしていると明確な原因究明にもなっています。

高校指導においては、学年ごとの勉強時間を、定期的にLINEで情報発信して意識改革も促しています。

勉強習慣の新たな補強として、学習記録はいかがでしょうか?

 

痕跡を残す勉強をして結果を残そう

今回は、中能登の塾・個人指導塾拓杜の学習管理についてポイントを紹介しました。何事も一定期間続けるまでは、定着するときにトラブルは起きます。しかし、習慣として定着し丁寧な姿勢で勉強を続ければ、結果に反映することは間違いないです。

スタディプラスも個人が無料で利用できるスマホアプリですし、手ごろなメモ帳に記録を綴るだけでも十分です。これからの受験勉強にお役立てください。

 

 

頑張り屋さんの席

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台風21号が去ったかと思えば、北海道では大地震が起こり、、、地球は本当に深刻な常態に陥っているように感じます。大雨の時は近所で軽い土砂崩れが起きた中能登の当塾ですが、台風は風の流れ道が良かったようで無傷でした。しかし大阪の塾・クスタニ塾さんからの連絡や画像は息をのむことばかりでした。当塾ではクスタニ塾さんをはじめとする被害にあわれた塾様のサポートが出来ればなと考えております。

 

さて、現実的な対処が必要な大人たちと違って、子供たちには未来が良いものであるように将来にむけて頑張ってもらいたいと考えております。今回は、中能登の塾・個人指導塾拓杜にある敷居が高い席について紹介させていただきます。それにはMちゃんという今年の春、卒業した生徒に関連します。

 

 

JKたちが戸惑う奥の席

今年入ったばかりの中学生や、男子生徒たちならば気にしないのですが、個人指導塾拓杜の教室内には、奥にある壁に対するような感じで座る席があります。当塾は、各席ごとに向きをかえて、人の気配は感じるけど、視線上に私以外の動きが入らないように配置を決めております。そのため、どの席にも座るのは自由です。それでも奥の席には「Mさんほどの頑張りが未だできていない」と避けるJKたちがいます(笑)

 

昨年の受験生「頑張り度MVP」といえばMちゃん

昨年度のブログで何度か登場したMちゃんですが、私の母校と部活も同じの大事な後輩でもあります。高校3年の進級時に入塾してくれたあと、体を壊すことが何度もありましたが、私の指導やMちゃん自身の目標に対して、まっすぐ真剣に取り組んでくれた女の子です。

私も時折、後輩にあたるMちゃんの取り組み方・意識というものを他の生徒に話して聞かせたものでした。あまり無理はさせないように配慮したつもりですが、自分からドンドン質問を投げかけてくれて、任意での勉強合宿にも立候補してくれました。

卒業して半年になろうというのですが、いま高3のメンバーには印象がいまも根強く残っています。

 

我慢すること・頑張ることって何のため?

私がよくいう話ですが、特に大学受験の場合、進学しなくても世の中へ出ることは可能です。勉強が嫌なら、働いて早く社会人になってしまえばいいのです。しかし世の中には、ひと手間かけて勉強しなければ、なれない職種があります。大学という仕組みがなければ、今生では経験できない場所や環境に出会えないこともあります。

つまり、無理やりさせられるわけではなく、自分が望んでいく場所が大学や同等の進学先というわけです。いま辛く感じていることも、そこに到達するためのものと思えば、丁寧さや意欲も変わってくるものです。

いまの高3たちメンバーは、残念なことに未だ自分に甘いです。それを自覚もしています。だからこそ、すごく頑張りを自他ともにみとめる度合いでみせてくれていたMちゃんと同じ場所に気後れしちゃうようです。

 

数をこなす・終わらせることは質の悪い頑張り

個人指導塾拓杜として、4GAKU会の受験アドバイザーとして私がしつこく言い続けるのは「負荷がかかる」学習です。自身の状態と向き合って、出来ていないところをつぶす学習をしなくては成果には現れません。

いろんな問題を数多く解きますといっても、理解もしないでドンドン次にいくことは無意味です。宿題や課題を終わらせていますといっても、見直しや解きなおし、反復練習をしないままでは、せっかく新しく習ったことも生かせません。一問一問と冷静に向き合って、解答・解説・指導やアドバイスをじっくり見て、そのうえで解きなおしや反復する、最低限でもそれくらいの学習が当たり前にできないと、難関と呼ばれる場所や競争率が高い場所へは、とうてい無理というしかありません。

そういう意味もあり、先日のブログでも問題集ばかりを変えたがるケースはNGというお話をいたしました。

 

頑張る勉強の特徴は「痕跡が見える」

個人指導塾拓杜の指導では、いま難関・上級コースの数学を担当していただいているN先生の影響もあり、「丁寧なノート」をこれまで以上に取り組んでいます。ただ書いたものを提出するのではなく、何を参考にしたのか、どう取り組んだのか、どうわからないのかが、指示したとおりに行うとわかるようになっています。国語・英語担当の私も数学を参考に英語ノートや質問方式を改良いたしました。

そうすると、教える方も自然に変化するんですね。教える中身が、、、、

生徒ひとりひとりが、どんな順番で勉強して、どこでコケて、そのあとの見直しで何を発見したかが手に取るようにわかります。そのうえで質問が来るわけですから、生徒にとって本当に有益なアドバイスになる情報提供がリアルタイム、LINEの返信、ネット指導いずれの状況でも難しくありません。

現受験生たちもジワジワとクオリティが上がってきています。しんどいだろうなという自信は指導者ながらあります(笑)しかし、続けている子は本当に伸びてきています。そろそろ「Mちゃん席」に座らせる予定です。

 

あとは指示通りの勉強を続けるか否か

今回は個人指導塾拓杜の「座らずの席(笑)」について、少し紹介いたしました。私は毎年毎年、自分の指導の良し悪しを振り返ります。そして次世代の子に改善したものを織り込んで指導を続けます。今年も、思いつく限りのことを進行中です。

あとは生徒たちがどこまで自分の夢・目標に真摯であるかです。最終的に勉強するかどうか、学んだことを本番でやるかは本人たちなのは言うまでもありません。

どんなにつらくても、ここを乗り切って、目標へたどり着いてみせる!昨年までの先輩たちが見せてくれたように、その頑張る姿勢を見せてくれるか、期待して見守るつもりです。

 

チャラにはできないのが勉強

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ネット塾がメインの月曜日、9月に入ってスタートとも呼べる一日。

いろいろ準備に取り掛かっています。高校受験の準備であったり、大学受験メンバーへのカリキュラム作成であったり、ここからは勉強そのものもキツクなりますが、メンタル的にも、いろいろ負担がかかる時期です。今回は9月からの塾の取り組みについて紹介いたします。

 

 

指導曜日・提出日の再確認

9月以降はどうしても高校受験・大学受験の指導比重が高くなります。そのため綿密に計画や作戦を練りながらプリントやワークを用意しています。しかし、困るのは脱線ともいうべき身の丈に合わない教材や学習法に走ってしまうことです。それを避ける第一歩として、指導日・課題提出日の確認と現状把握をしてもらうようにしています。課題提出による理解状況・指導日の確認と学習内容のチェック、繰り返しチェックして問題ないようであれば、難易度も上げていくことが個人指導塾拓杜のスタイルです。

 

隣の芝生は青く見える時期

この時期はメンタル的に一番焦る時期かもしれません。コツコツやってきた子であれば、じわじわ模試などの結果で変化が出てきます。当塾でも金沢大学でE判定が続いていた子が、気づいたらC判定になっていました。ただ学習が安定しない子だと、学習が安定して継続するようになっての結果なので、まだまだ結果にあらわれません。そのときに、周りの高校生がやっているワークや問題集に目移りしやすいです。そういう時に、「いったんストップ」を私は投げかけることが多いです。

 

問題集を選ぶポイント~そのワークをするから点数上がるじゃない~

私は毎年あるあるネタですが、仮にご家族やご親戚が厚意で買ってくださったものでも、本人に合わない・時期ではないものにはNGを出します。正直、それで快く思われない時期があることも自覚しております(笑)たぶん、いまもですね。

 

本人や保護者様が選ぶのは、合格した先人たちのデータを基にした人気ランキング上位のものばかりです。たしかに質も良く、勉強に役立つ可能性はあります。しかし、

考えていただきたいのは、

「これまでつづけていたものは?」

「その問題集を使える力量に達しているか?」

この二点を真剣に考えていただきたいと思っています。

 

受験勉強・点数アップは道具ではなく方法重視

私が長年こだわっていて自信を持って言えることが、やり遂げないまま新しいものに手を出しても成果は薄いということです。この時期は正直、そういう誘惑が多いのです。少し時間があって、頑張れば点数が出せそう、そのためには新しい教材を買えばどうにかなると思うことが大きな罠です。

しっかりと続けていることをやり遂げる。解いている一問一問の解き方や知識を大事に受け止める。終わらせるのではなく、わかることを目的にセルフジャッジする。こういう勉強が出来る子こそ、間違いなく点数アップして、志望するところに合格します。

 

質問アプリ「マナボ」を取り入れた表現力アップにも着手

先日もブログで書きましたが、中能登の塾・個人指導塾拓杜では動画タイプのネット教材を大幅に削減しました。その代わり、導入したものが質問アプリ「マナボ」です。どちらかというとメイン教科である国語・数学・英語は私を含めた講師で個別対応の指導を行っておりますが、「マナボ」は、その他教科の学習が偏りないように取り入れたサポート目的のツールです。

 

一問当たりの平均回答が13分ほどらしいのですが、当塾では丸投げ質問(何もしらべない状態でのわからない)をNGとしました。ある程度調べて、その上で分からない質問であれば、質問も具体的で答えてくださるチューター陣も5分前後で回答できる時短となると判断しました。ぶっちゃけ塾としても節約になりますし(笑)

 

じっさいに塾でも質問の仕方や状況を把握すると、思ったような結果が時間に現れています。事前に学習をしている子には理解度を早めるシステムであり、丸投げする子には理解はできるけど、ほかの子より6倍過剰に時間がかかってしまうというデータも出ています。当塾では、この差を埋めることで、学力・点数アップにつなげていける自信があります。そのため表現力ある質問として「質問力」という言葉を多く、生徒に投げかけるようにしています。

 

積み上げてこそ意味ある勉強をしてもらう

今回は中能登の塾・個人指導塾拓杜での取り組みを少し紹介しました。勉強は積み重ねただけ成果が表れます。イベントの忙しさや新しいものに手を出すからと、何かをしなくてもよいということはありません。チャラにはできないのが勉強です。そのことを真剣に受け止めて頑張っている中学生・高校生を支援し、社会で役立つ人材に育成したいと当塾は考えております。

 

レベル1のままチャレンジャー

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金曜日は、もともと人数が少ない日ですが、夏休みという期間も手伝って時間がまばらでした。あまりにもよいとは言えない勉強をして、先日ガッツリ叱られた生徒がやってきました。少しは反省したのかなと思い、様子を見守っていました。今回は、その時の模様とアドバイスについて紹介いたします。

 

動きがない背中

なんとなく塾への入出時の挨拶、姿勢をみていると、叱られないように意識をしていることは分かります。でも勉強はというと、再三にわたって指摘されている雑で効率が悪く、記憶に残らない方法に固執していることが分かります。調べ物をせず、途中式やメモ書きする様子のない背中からうかがえます。よくストレートネックや猫背などの姿勢についても話題になりますが、当事者にとっては、それが楽なのだそうです。勉強も同じです。自己流という名の効率が悪い勉強法を矯正することが、塾の仕事の一つです。

はっきり言って、この子がやめようとしない勉強の仕方は、進学や難関目指す子には一理もない勉強法でした。

 

答え聞いているの?それとも方法?

先日叱られた場合は、次回に何が何でも埋め合わせに質問しようとする生徒です。今日は質問がくる確信がありました。

そして背中を見る限り、「改善がない」質問だと予測がつきました。

「せんせい〜」ほらきた!

「このやつがわかりません」

「どれが、どう分からないか詳しく教えてくれないと、こっちも答え聞かれているようで説明できん。」

「この問題です。」問題を指さすのみで、結局あいまい。

「後ろからずっと見てたけど、問題をぼーと見てるだけで、なんも調べてないのに、わかりませんって聞くの?」

ここまで来ると、うつむいて沈黙です。

 

いつまでレベル1の冒険者続けるの?

ドラクエにたとえて、最近は受験生に説明します。

「例えば、冒険出て初めて出会ったモンスターのスライムに負けたとしよう。

僕や数学指導のN先生は、戦い方として「こん棒」を渡す。そして、その戦い方で勝てたら、同レベルの相手も同じように勝てると認識する。それが指導です。だから、教わった方も習ったことをマスターするまで練習しなくちゃいけない。その上で新たなモンスターが出たら、また新たな武器やスキルを身につけていけばいいと考えています。同じように、勉強もいつまでも同じレベル続けてちゃ得るものはありません。」と。。。

 

彼は、それがずっとレベル1で続いています。

 

なんか身につけて塾から去りなさい

同じ例え話を彼にしました。そして続けます。

「ここ最近、ずっとこんな状態だから、お前を評価できんし、お前自身が伸びないんや。いい加減に気づけ!」と、まだ続けます

「せっかく教えても、すぐ忘れるというか覚えようともしていない。こん棒渡してもあるけど、次のバトルでもういらないと自己判断して素手で冒険へ、モンスターにフルボッコくらうのと同じ。どんな敵でもずっとレベル1のチャレンジャー状態。それが悔しいし、腹が立つ。」

いつもと違う切り口でしたので、少しは彼に響いたかも知れません。響いてもらわないと、塾に来ている意味がなくなります。

 

中途はんぱな質問ではダメ

今回は塾の様子や、オススメできない行動について紹介いたしました。彼からすると、私は何でも否定する人間に映るかもしれません。

 

実際私は彼を否定することが多いです。でも、それは目的が決まっているクセにほど遠い行動をしているからに他なりません。

 

調べない・練習しない・安易な質問=勉強と捉えることは非常に危険です。だから個人指導塾拓杜では楽するための質問には答えません。答えてしまうと、たいてい、同じ質問を繰り返すことが多いです。考えない状態で正しい方法を聞いても、理解につながらないです。まずは調べて、自分の状態と向き合ってから質問につなげましょう。そう返すようにしています。

 

そうすれば塾の勉強は効果を発揮します。そう信じて、ビシバシ指導を続けます。