塾ログ@オンライン塾講師たくとのブログ

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いまさらだけど出来てない「よみとく」

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ようやく夏の勉強合宿でたまった疲れが抜けてきたように感じます(笑)

中能登の塾・個人指導塾拓杜のこだわりである「大学見学ツアー」「勉強合宿」ツートップが終わったので、いよいよ座学メインでビシバシいく路線にシフトしていきます。高校生(通塾・受験対策組)たちには質問・ノート・学習記録の3部門に役立つアプリをそれぞれ用意しました。思い切ってというか、最近シンプルイズベストの指導に変えてきていたので高校生の動画教材を半分以上削減しました。その予算を全てアプリ系に費やしました。あとは現実問題である点数・成績をとりに行きます。

 

 

 

今回夏合宿に参加した提携塾の有志、スイッチオン塾、桜鳴塾のブログもご覧ください。

switch-on-juku.hatenablog.com

ohmeijuku.hatenablog.com

読むという習慣が出来ていない

勉強という動作は問題や教科書を読んで理解するという行為から始まります。一見すると、そんな当たり前のことをいまさら何言ってるの?と思われるかもしれません。しかし、現実問題出来ていないという中学生・高校生が意外に多いのです。もし、このブログを読んでいる保護者様、試しにお子様に身近にあるものを読んでもらってみてください。流ちょうに読めていると状態であれば、私の取り越し苦労ですが、たどたどしい、え?この漢字よめないの?と思われたなら、やっぱり読むことが日常から出来ていないことが伺えます。これは、黙読という行為が勉強のメインになっていて、デメリットになっていることが伺えます。

 

実際にあった教室でのワンシーン

中能登の塾・個人指導塾拓杜では、国語指導の一環として、生徒たちに提携塾のブログを読ませることがあります。読ませてみて、誤字脱字チェックしたり(笑)、ウチの塾との違いを話し合ったりしています。そうすると、読み方の声量や流ちょうさで日ごろから「音読」をしているかどうかが容易に判別できます。単純に声が小さいというケースもありますが、同時間帯であれば10人ほどでいっぱいの塾です。声を張り上げる必要がありません。単純に、この「読み方」であっているか不安だから声が小さくなります。日ごろから,声に出して覚えるということをしていれば、本番でもパッとひらめくことがあり、うろ覚えの知識を思い出そうと時間がかかることも減ります。

 

声に出して考えるから身につく

小さい時には小学校や幼稚園で、無心に声に出して本を読んでいたことは皆さんあると思います。迷いなく、間違えていることもあっていることも考えず、読むという行為に集中している声は思いのほか響きます。そしてイントネーションやアクセントで、言葉の意味が分かっているかどうかも周りには通じやすいです。それは中学生・高校生にも適用されます。

面倒だったり、恥ずかしかったりという要因で、音読すらないことで余計に学力へのマイナス効果は発動しています。そして、わからない言葉を想像する・状況を推測するということも年々、子供たちがしなくなっていることが多く感じています。

 

画像や動画というインパクトが考えなくてもよい状況に

小さい時から本を読んでいた姿しか思いつかない本の虫が私でした。特に昔の本は挿絵やイラスト、写真の類が少なく、書いてあることを想像するのみでした。そして年代に応じた文字数や内容だったため、考える段階も適度に難易度が上がってちょうどよかったように思います。

その認識は、お父様・お母さまたちにもあるのではないでしょうか?

しかし、いまは違います。なんでも動画や絵が満載のものばかりです。絵や動画を見せるだけ、言葉もなく「わからせる」ことが普通になっているかもしれません。そのため、子供たちは知っている・習っているけど言えない・答えられないことが増えてきています。また、絵や動画は考えなくても即座に「答え」を指し示してくれます。そのことが考えるプロセスを大幅に減らしています。

特に考える訓練が必要な小学生・中学生に、その兆候が感じられます。道具自体は良いものですが、使い方を慎重にする必要が大人にはあると思います。

 

読解講座で思ったこと

先日の勉強合宿で、国語の小説指導を担当しました。読んだ長文のテーマですが「友達との別れ・その原因となる住んでいる島の掟」にまつわるものでした。わりと今風でもドラマやアニメなどでも使われるシチュエーションです。おそらくドラマやアニメだったら、理解する子たちばかりだったと思います。しかし文字で状況を読み、場面を想像するとなると、かなり苦痛だったようです。

数学みたいな簡単な公式を覚えて、当てはめると答えが出るというものだったら集中してニコニコしている生徒たち。しかし文字を読んで、想像・考えることを指示した時の顔は、本当に同じ子たちかと思うべきものでした。

日本人である以上、文字や文章からは逃れられません。仮に英語覚えるからと言っても、文字や文章を考える条件は同じですよね。

 

声に出して読むという習慣を中高生だからやる

中能登の塾・個人指導塾拓杜では、改めて「読む」という勉強方法について、しっかり取り組みなおすことにしました。ちゃんと声に出して読む、読んだ本人が読んだ時の感想を大事にして、調べるのか、次に進むのか判断する。設問にチャレンジする。〇付けして、解答・解説も声に出して読む、それからノートに気になったことを書く。

そんな当たり前だけど、不足しがちな部分を見守っていきたいと思います。これからは高校受験対策・大学受験対策も後半戦に突入します。残り時間で確実な結果を手に入れるために、生徒たちと一緒に中能登の塾・個人指導塾拓杜は頑張ります。

勉強合宿終了!敢えて毒舌コメント

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あっという間に時間は過ぎて、今年も提携グループ・4gaku会との合同夏イベント「勉強合宿」は終わりました。今回は新顔ばかりで、バタバタ尽くしでした。正直、準備していたつもりの読解講座も思うような反応とはならず、自己反省中です。調理と学習サポートを同時進行していたため睡眠は2日間で7時間をきる私。結構ボロボロですが、こういう状態だから感じることを述べておきたいと思います。

 

勝手な自己評価!MVPはT君(桜鳴塾)

今回の合宿で、勉強に真摯に取り組んでいたこと・他塾や先生方とコミュニケーションや行動を積極的に行っていたのは誰か?に言及してみたいと思います。いちおう主催として述べるのであれば、桜鳴塾から参加したT君にMVPをあげたいと思います。

評価理由

・生活リズムを崩さず、バランスよく勉強や休憩を行っていたこと

・腕時計を意識して、時間を考えていた

・他塾(高校生)とも行動をして、合宿での環境に取り組んでいた

この三つを評価してあげたいと思います。読解講座を中座する事態であっても、彼自身は講座についてこれていたので、そのあとのカテキョ式個別指導でも十分な理解と姿勢を見せてくれていたことが大きいです。

 

次点はスイッチオン!あと少しが足りない

今回の最大派閥であったスイッチ・オン、とにかく元気で、今回の合宿を引っ張ってくれた主力であったことは間違いありません。お手伝いをしてくれたことはとても評価出来たのですが、ちょっとした配慮に欠ける言動・行動は少し気になりました。

 

私がよく生徒に話すことですが、「心理学では2分の1と、10分の5は違う」が理由です。数学的には約分すれば同じですが、二人のうち一人が何かしても片方は気づかないことであっても、10人中5人が何か言ったり、行動したりすれば、つられて同じ行動する子は増えてしまいます。影響があるグループだから、合宿中は目立ちました。

 

そういう意味では、人数多いグループであったこと。行動したことは少し気になるセリフや行動が、良かった評価を少し下げる結果としました。勉強合宿スタート時には「できるだけかたまって行動しないこと」をお願いしておりましたので、そういう部分での減点です。

初めてだから仕方ないというご意見もありますが、勉強合宿をする理由として自立と同じく、受験のための勉強があります。高校受験は誰しも、初めてのイベントになります。そこでは「初めてだから仕方ない」とは言えないのです。そのため、恨まれても心を鬼にして評価しました。

 

勉強合宿の目的は何だったか?

合宿終了時に、杉原先生が「合宿はこれで終わりです。楽しかった?」という質問に、返事はなくブスーとした顔がいくつかあったのが脳裏から離れません。BBQや脳トレ、おやつ休憩タイムなど気分転換の工夫はしておりますが、勉強合宿は普段できないことを、わざわざお金を払って、いつもと違う場所で、普段できない勉強をしに来たわけです。そこで、いつも通りの娯楽や行動を求めることは、私はどうかな?と思い、ウチの生徒たちにも帰路や帰宅後に厳しく話しました。

この注意で、イベントが楽しくないと吹聴されるより、結果が出ない・効果がない結果に終わる方が100倍怖いので、嫌われてでも僕は叱ります。だからウチのメンバーも、今回は評価できず、高校生になる準備や意識が弱いとバッサリ話しておきました。お客様気分で行動していることが見て取れました。

 

体感型イベントをする理由は感じることを強化

僕は持論ですが、「勉強のクセは生活に、生活のクセは点数に現れる」をしつこいほど言い続けます。なあなあで行動する生徒ほど、のぞんだ結果には遠く。普段から意識を高くもっている生徒ほど高みに至れることを20年の経験でつかんできたからです。しかし、この20年で私たちを囲む環境は変化し、便利な環境や道具がありすぎて経験しなくても一定の結果がだせるようになりました。そのため勉強しないから「わからない」以外にも「経験したことがない」からわからないというケースも増えてきました。読解講座で不快感をあらわにした生徒もいましたが、想像できないからいら立ちを感じていたことも間違いなく事実なんです。

 

それが個人指導塾拓杜で、勉強合宿や見学ツアーを多く行うようになった理由になります。だからイベントの結果がどうだったかが重要ではなく、この結果をもとに次に何をするかの方を重きとしています。

 

だろう認識でミス!15分が1時間

私が勉強合宿で今回やらかした一つは見込みで行動し、確認を怠ったことです。調理の仕上げや簡単なカットを指示したつもりが、予測時間の4倍以上で、、、予定したカリキュラムに遅れを発生させてしまいました。単純なことですが互いがイメージしているものを確認しないまま指示しても、ゴールはかけなれたものになります。これはすごく地味ですが、重要です。指導者も保護者も、生徒・お子様と経験・情報や感情を一定レベルで共有する必要があります。

 

そして目標や希望によって、寄り添って経験させるか、臨む高みに至れるように引っ張り上げる指導をするか、ある程度の覚悟と責任でもって、塾は生徒と向き合わなくてはいけないと今回も改めて痛感しました。

 

 大学受験生にも再認識!気持ちを新たに再スタート

この二日間はトータル睡眠が7時間だったので、ゆっくり眠ろうとは思いました。しかしN先生から連絡いただき、大学受験生にも気のゆるみとも思える勉強の仕方に甘さが感じられました。一人一人にメッセージを送り、早くも数名から反省の弁と受験に対する意気込みメッセージをもらいました。

塾長である私もまだまだ甘いです。だから合宿を行ったことで自己満足しかけた私は評価になりません。明日からは、気持ちを新たにスタートしていきたいと思います。毒舌気味の評価や意見、失礼しました。ここから気合いれてがんばります。

 

 

正念場の二日目!勉強合宿も課題続出

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志賀町シャディナカガワさん貸別荘で行われている勉強合宿も、いまラストスパートに入っています。勉強に勤しむもの、脳トレで頭をほぐしているもの、いろいろな光景が繰り広がられています。夕方にご褒美で行ったBBQで栄養補給しましたが、限界に近づいている気配が伺えます。個人指導塾拓杜でずっとこちらでやってきた私も、今年はメンバーが初めての子もいて、気づき・反省が多く見受けられました。

 

手痛い先制!家のルールで合宿のルールが、、、

ウチの初参加メンバーに少し。。。打ち解け目的も兼ねて、他塾の塾長さんにお願いして、そこの生徒さんと一緒に最寄りの入浴施設に連れて行ってもらったのですが、

「家で60分入っているので60分入っていいですか?」とリクエストしていたとか?

予定・段取りが定まる大人数行事で一人のんびりは大敵です。

そのため合宿所は、みんなで共同生活するのに、時間とか段取りよく行うものですが、、、うーむ、指導できてなかったな。こういうところに私の指導が甘かったこと、お待たせした杉原先生に感謝です。

お客様気分でいたようで、帰ってからの反省点を序盤で見つけました。「参加初めてで慣れてない」はみんなが動いているときに手伝わない理由にはならないです。

 

テンション上がりすぎで厳しい対処

積極的に手伝いをしてくれる他塾メンバーたちも、嬉しすぎたんでしょうか?テンション上がりすぎて、昨夜寝付けず、午前はボロボロでした。よりによって少し考えること、熟読、熟考してもらうつもりだった読解講座とぶつかり、指導担当の私の判断で予定を変更することにしました。いい子たちなのですが、何しに合宿に来たかということを考えてほしいので、心を鬼にしての決断です。顔色悪いし、考えることに支障がでて、後日のネット対応など考えたいと思います。

 

よりによって、ウチの初参加メンバーも一緒にTV番組みたいとか言い出し、、認識が、、、ふぅ。最初のときって、こんなもんかな~

 

午後から立て直し!勉強の巻き返し

スイッチオン塾の杉原先生が奮闘してくれました。生徒たちに、特別な場所にきた意味や取り組み方を熱意をもって対応に感謝です。午後から目に見えて、生徒たちが気持ちを入れ替えて勉強に集中できる環境になりました。読解講座も受講できる状態にあると判断した子のみ、一部開講しました。演習指導の準備をしてくれた桜鳴塾・野村先生とスイッチオン塾・杉原先生が奮闘してくれました。私はサポートと調理に専念しつつ、総合的にチェックするのみでした。私がしたことは大したことありませんが、先生お二方は夜遅くまで指導が続いていました。

 

当塾の生徒たちも、今回はお二人の指導に受講してもらい、今後への刺激になればなと思います。男女ともに自宅ではありえないほどの集中と学習時間を誇っています。

そのころ個人指導塾拓杜の大学受験生は?

今回はベテラン組は自宅で学習中です。いつもなら不安に思うところですが、大半のメンバーはN先生の上級数学コースの受講者です。N先生がしっかり高校3年生指導を毎日見てくれていて、私もLINEを通して進捗状況を把握していたので、安心して勉強合宿に専念することが出来ました。私にもネット指導生徒、通塾生徒が千本ノックのように添削依頼が(笑)わかりやすいメンバーです。触発されたな

 

形は違えど各自の学びは「気づき」から

今回は個人指導塾拓杜が勉強合宿二日目の様子と、塾生たちの状況を少し紹介しました。勉強という形は王道はありますが、絶対はないといえます。生徒ひとりひとりが何かに対して、ああでもない、こうでもないと思考を張り巡らせていくものです。そうするうちに、もしかして!?と出てくるものが「気づき」です。こういうプロセスが多い勉強こそ、真に力となってくれるものだと中能登の塾・個人指導塾拓杜は考えています。

 

通常学習・特別イベント、いずれにしても良いきっかけになることを心より願っております。

 

 

 

 

 

 

桜咲く結果目指せ!やる気スイッチ入れたメンバー集結

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夏休みも終盤に入り、個人指導塾拓杜、提携塾4GAKU会の有志による勉強合宿が今年も、シャディナカガワさんの貸別荘にて行われています。今年は異常な暑さが騒がれていますが、運よく過ごしやすい気候になっています。中3と拓杜の高校生たちが集まっています。

 

今回もパワフル!スイッチオンの生徒たち

昨年も元気で勉強に取り組んでいた、スイッチ・オン塾のメンバーたち。今年はメンバー一新ですが、相変わらずムードメーカーで存在感を発揮しています。人見知りすることなく、他塾であるウチの生徒たちとも脳トレしたり、一緒にお風呂に出かけたりと活躍してくれています。この勢いで明日の一番長い勉強タイムを乗り切ってくれると信じています。

 

懐かしい生徒と再会!桜鳴塾Tくん

主催である私としては、懐かしい生徒と再会です、以前、ネット経由で野村先生の塾に冬期講習したことがありました。そのときに中学一年生でまだ小学生ぽい生徒がいました。その時の生徒、Tくんが合宿参加メンバーとして来てくれました。今回は久々でしたが、大人びて、落ち着いた反応に成長を強く感じます。最後まで頑張ってくれ~!

 

中高まじった個人指導塾拓杜の面々

中学生ばかりだと落ち着きなく大変だと考える私。今年も高校生を交えて、勉強合宿参加です。ただこちらもメンバーかえて、私がドキドキしています。ごはんの仕度や風呂の準備でバタバタしながら、ベテランメンバーに私が甘えてたんだんと軽い自己反省しています。ベテランメンバーは高校3年生になったので、彼らは9月にある大事な模試の勉強に専念してもらっています。

 

初日から石川県総合模試対策!本気度もアップ!

いつもなら様子見で軽く勉強する初日ですが、いきなり野村先生・杉原先生の軽いジャブがさく裂。生徒たちはテストから合宿が始まりました。基礎的なこと、標準的なことを確実に身につける合宿にしたいと今回は考えております。明日は私が国語・英語の読解指導を行う予定です。本気度に合わせて、私も予定を変更して模試対策の国語・英語解説を行います。

 

日曜日のお昼にどんな顔になっているか?

初日の夜は、なんとなく浮ついた空気が感じられます。なかなか寝付けない生徒もいるようです。まだ余裕があるのかも、、、、。明日は本番モードの指導です。眠そう、あくびする子にはビシバシやるつもりです。そんな私もそろそろ眠って明日に備えます。ファイト!

 

本日の献立

具だくさんのカレー(スイッチオン式斬新トッピング)

質問力・説明力

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ドタバタしている間に、夏休みも三分の二が終わろうとしています。今週末は、いよいよ志賀町の貸別荘で行われる合同勉強合宿です。今年もここまで来たか!という感慨と、来年からは別の候補地の案もあるので、合宿自体に思いもひとしおです。当塾では生徒たちにホウレソンソウ(報告・連絡・相談)を徹底し、それができない場合には退塾という選択肢をとることもあります。今回は、塾の使命である点数アップ・志望高校や大学合格に対する中能登の塾・個人指導塾拓杜の考え方を紹介いたします。

 

塾にいる意味がない?時には非情になることも

当塾では生徒たちに繰り返し、月謝と塾へ来る意味を問うことがあります。家や図書館でも出来ることを、お金を払って塾にくるメリット・意味は、お金を払わねば得られない情報や環境が手に入ること、それをフル活用することにポイントを置くべきです。そのため、当塾では機能していない場合はサービス変更・退塾勧告には躊躇しません。最近でも、保護者様は一所懸命に努力されているのが心苦しいのですが、当塾の指示・指導にそぐわない契約を解除させていただくことにしました。

周りにとっても良いことはなく、何と言っても生徒さんそのもの、保護者さまに負担に見合わないことが当塾では耐えられません。非情かもしれませんが、そういう結論となりました。

 

分からないというものを誤解するともったいない

時折、生徒に注意することですが「わからない」ということを勘違いしている子がいます。だいぶ前に「わからないから指導をお願いしているのに、、なぜ叱ったんですか?」と、保護者様からのお叱りもいただきました(笑)

小学生ならともかく、中学生・高校生であれば、一定水準の「調べる力」を持っていないとおかしいです。先日は中学レベルの文法をGoogle検索したのに「わからない」というキレ方をした高校生もいて閉口しました(笑)検索で出てくる情報が多すぎて、その子の読解力では判別できなかったようです。

自分の状態を冷静に考えて、いくつかのツールや参考書・教科書を読んで、それでもわからないところを質問するということが、地味に重要です。

 

またそういう勉強をしている子の質問が、明らかに勉強不足の子の質問とは違います。プロの講師は、「生徒の質問力」を判断して指導に役立てています。

 

調べるほど具体的になるものが勉強

よく叱る生徒の特長として、「説明があいまい」「なにを知りたいのかわからない」という残念な共通項があります。勉強は調べれば、調べるほど、漠然としたものが削がれていきます。そうすることにより、質問されたときには不明の正体みたいなものがクリア―になっています。その状態であれば、教える方も密度が濃い・有用な情報やアドバイス提供ができます。そうでなければ、ばくぜんとした情報になるか、すごい長時間の解説をすることになり、調べることを怠る子が、その解説についてこれるかの方が心配になります。

特に個人指導塾拓杜では、8割以上の生徒と課外イベント、食事や宿泊を同行しています。行動パターンや性格を熟知しているので、手抜きは一目瞭然です。当塾で行ってる添削指導でも、手抜き質問はバッサリとダメ出しします。

 

目的があるから「説明力」と「質問力」は大事

誰にでもシツコク言い続けていることですが、至れり尽くせりという環境は、学生にはオススメできないという考えを私は持っています。何か物足りないから動くというスイッチが、勉強、特に受験には必要だと考えています。これさえ覚えておけばバッチリ?たった一度で理解できる?そんなわけない!という発想が持てる生徒は伸びます。

慎重に、自分の目的に対して取り組んでくれる可能性が高いです。

 

そして自分がどんな状態であるか、何を知りたいのか、与えられた条件下で効率よく達成する手段を考えられるようになると、勉強どころか大学や社会にいっても通用する人材になる自信しかありません(笑)これまで当塾を卒業して頑張ってくれているOBやOGたちがそうですから。

 

だから、いま携わっている子たちには表現力をしっかり身につけて「説明力」「質問力」として、自身のスキル・レベルアップに役立ててほしいと切に願います。

 

高校生コース進学メンバー対象に質問アプリ

大学受験にむけて勉強に励んでいる生徒がいます。まあ、おせじにも今年はバッチリとはいいがたいメンバーです。「ちゃんと質問しないと伝わらない」「約束守りなさい」「しっかり調べたうえで質問しなさい」と私や専門スタッフの声やメッセージが飛び交います。嬉しいのは、指摘されたことに向き合ってくれることです。

 

そういう生徒たちだからこそ、指導していない教科のサポートにも手を貸したくなります。受験生メンバーには毎月60分間無料でどの教科でも質問してもいいアプリを用意しました、この60分が曲者で、調べない楽な考えで用いると4回ほどしか使えません。しかし、しっかりと「説明力」「質問力」を携えた生徒であれば、10回以上の質問に用いることが出来る優れものです。

 

どんな風に質問・説明を磨いてくれるのか、それを楽しみに見守りたいと思います。

 

 

ネットも通塾も同じ!指導で伸びる・伸びないのポイント

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石川県に戻ってきてから、個人指導塾拓杜は通常営業を行っております。そのため朝からネット塾の指導や質問対応・出張対応と賑やかです。実は大阪に出かけている間も、パソコンを携帯し、動画添削指導や質問対応はずっとしておりました。そのためちゃんと約束通りの課題提出や質問があるお子様のペースは途切れないよう慎重な対応を心掛けています。お陰様で、意欲ある子はどんどんカリキュラムが進んでおります。個人指導塾拓杜のネット塾というスタイルは問い合わせや入塾希望が多いです。しかし、ネット塾で指導していても思うように進んでいない子も残念ながらいます。指導の見合わせや入塾をお断りする場合もゼロではありません。今回は、当塾が基準としている指導で伸びる・伸びないの違いについて紹介いたします。

 

便利だけど万能ではない~コミュニケーションが前提~

個人指導塾拓杜はネット経由での提携塾サポートやネット指導といった、ネット塾についてずっとサービス提供をしています。いまも複数の塾様の高校生指導を行ったり、自塾の遠方にいる生徒さんの指導が継続中です。総合サポートを得意としている当塾のサポートやアドバイスが評価いただくときも少なくありません。しかし、あまりかみ合わないケースも実際出ています。その場合に共通する条件が、連絡が不十分であったり、ドタキャンの類が多い場合です。そうなると継続した学習指導にならないため、勉強の力にならないこともあります。

 

答えを聞くのか?質問なのか?これが分かれ目①

当塾はコミュニケーションが取れる子を対象にネット指導を行っています。そのためネット機器を所持することに問題がない中学生・高校生が多いです。小学生指導の場合は、お父さん・お母さんを仲介者として画像提出など行ってもらっています。ここで大事になってくる勉強サポートの決め手は、丸投げになっていないか?ということです。時折、私が雷を落とすポイントですが、調べれば10分もかからないことを調べないで分かりませんと返してくる高校生もいます。

先日もプリント演習の要点が書いてあるプリントを見た方がずっと楽なのに、スマホのグーグル検索したけど分からないと、白紙に近い答案提出をするネット塾の男子高校生に厳重注意しました。要はめんどくさいから、いろいろ手抜きをしただけです。

答え教えるだけ指導は生徒が楽ですが、絶対に学力にはなりません。もっともっと楽をする度合いがひどくなります。自分なりに取り組んで、どうしても思いつかない・わからないというものを質問してこそ、点数や成績アップになります。便利屋扱いは意味がないという認識をお願いしております。

 

指摘されたことを直さないままか否か?分かれ目②

高校受験生・大学受験生に多いのは、気持ちだけが焦り、何を注意されたか訂正するように指示されたかを受け止めないで、時間や数だけこなそうと暴走するケースです。私がお世話になっているN先生の受け売りですが頑張っている「真面目な受験生の悲劇」と呼べる現象です。生徒的には頑張っているのですが、意味のある勉強にはならず、受験の結果も、、、、という絶対避けたい現象になります。そういう前例があるから、私は受験生や将来を真剣に考えるべき高校生には厳しいです。

時折、保護者様に問題となっているポイントが伝わらず申し訳ないと感じることもあります。一つだけ言えるとすれば、理想とされるゴールは競争率が高いということです。競争率が高いゴールで勝利を勝ち取るには質の高い勉強が必須です。

 

負荷が適正であれば長時間勉強でなくともOK

調べる学習や丁寧な学習というと、部活動や帰宅時間の遅さを理由に敬遠される方もいます。実際のところ、ちゃんと適した量のコントールが出来れば、睡眠を削る必要はありません。一日10時間以上という受験勉強アドバイスも多いですが、学校課題や教科書をしっかり理解できれば、6-8時間の勉強でも問題ないという意見が受験専門家には多いです。そのために、ある程度の調べる習慣や方法などは見つける必要はあります。負荷なしでの点数アップや難関大学・難関高校の合格は夢物語といえるでしょう。

 

調べるべきか聞くべきかのポイントは知識!

先日の大学見学ツアーで面白い出来事がありました。道頓堀を観光タイムで歩いていた時のこと、スポーツ選手と思しきイケメン外国人グループと遭遇しました。すると、ウチのJK(野村先生~やつです~)たちが写真を一緒に撮りたいと言い出しました。結果を述べると、写真を撮ることはかなわなかったのですが、経緯が面白かったです。

 

考え方・思考は双子か?と思うくらい似ている二人

A:なんて声かけてよいか調べることはできるけど、一歩踏み出せない

B:一歩踏み出せるけど、なんて声かけて良いかわからなくて立ち止まる

 

という違う経緯を進み、外国人グループが立ち去ってしまい終了となりました。

 

この二人は勉強でもそうなんです。

A:調べることは出来ていて知識は十分、それなのに実戦問題でのアウトプットが不足していて、取り組んでわからなかったものを質問しないので力がつかない。

 

B:わからない問題を解こうと意欲的なのに、必要な知識を自力で調べず、聞いて済まそうとするので、勉強の質が薄くなる。教える側が、違うことで時間をとってしまい本質的な指導にならない。

二人ともすごく良い子で応援していますが、お互いにないものを持っていて、お互いにあるものをもっていません。それにより、「もったいない現状」になっています。

 

基礎知識や単語・公式などは調べれば自力で見つけることは可能です。テストやワークの問題・模試の過去問題などはクセが強く、解き方やポイントを伝授してもらった方が効率が良くなります。お金を払って受けるサービスであれば、どちらが有効でしょうか?特に受験生や高校生の皆さんに考えてほしいです。

 

便利な道具やサービスは効率を高めるもの!努力が前提

今回は個人指導塾拓杜が生徒の伸びを判断する基準や行動について少しポイントを紹介いたしました。当塾に興味を持っていただける方も年々増えています。でも当塾に入るだけで、点数は上がらないです。指示やアドバイスをしたことを真剣に取り組んでくれると、点数アップや志望大学や高校の合格可能性が上がるというだけです。これからの時期は、私も受験専門家として厳しくなります。その予告として、ここに記します。

特に保護者の皆さまには、生徒と私の中継役やサポーターとしてお願いしたいこと・チェックしていただきたいことが多いです。お忙しいことも多いと思いますが、悔いのない受験や学校生活に結びつけるためとお考えできないでしょうか?何卒、よろしくお願いします。

 

 

石川県への帰路に物思う

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今年も無事に大学見学を終えて、石川に向けて帰路の途中です。少しはご褒美タイムも必要とアウトレットでお買い物タイムです。少々、疲れが出ている私はドリンク片手にダラダラしています。今回も、いろいろドタバタあり、叱りありでしたが、生徒以外にも私にも得ることが多い関西でした。特に脳トレ!リベンジを誓う結果になりました。

 

体感40度超え、汗が滴る中で大学見学

今回は浪人生、現役受験生、高校1,2年生、おまけにネット塾割合も多く、普段顔をあわさないメンバー同士での見学ツアーでした、そのため、いつもより統率は難しく、バタバタしました。それでも居場所通知アプリやLINEの活用で、主要な大学をめぐりました。生徒たちそれぞれが、大学を目の当たりにしたインパクト。自分たちのプランと現状との誤差に思うところあったと思います。それが個人指導塾拓杜の狙いです。計画というものは思うようにいかない。それでもリスクを軽減するために、出来る限りを想定し、情報収集せねばいけない。今回は、それを怠った数名に厳しく注意しました。

 

戸倉塾・クスタニ塾との脳トレ対戦

今回初のイベントとなった脳トレ対決は、クスタニ塾ホームグラウンドの川北会館にて行われました。クスタニ塾の皆さまの歓待がうれしく、生徒たちはかき氷や果物に舌鼓を打っていました。なんといっても、クスタニ塾・戸倉塾さんの生徒たちの人懐こさが石川県の小学生・中学生とは雰囲気違うよね?とウチの生徒たちから話が出たほどです。

そういう初めて会うグループの空気が感じられないアットホームな中、脳トレ大会は始まりました、今回は3塾で扱っている共通の教具「ブロックヘッド」と「ブロックス」によるものでした。

 

アーテック (Artec) アーテックブロック ブロックヘッド ローズピンク 64ピース 076773

アーテック (Artec) アーテックブロック ブロックヘッド ローズピンク 64ピース 076773

 

 

 

ブロックス BJV44

ブロックス BJV44

 

塾長同士の事前会議でもアイデア構想

今回は、私、谷加が脳トレ大会のしきりと司会を担当させていただきました。つたない司会で恥ずかしいことも多いですが、なんとか終始はでなトラブルなく乗り切ることが出来ました。クスタニ塾・戸倉塾さんともLINEで事前にみんなが楽しめることをポイントに打ち合わせを続けてきました。遠くからくる私たちを気遣って、クスタニ塾・戸倉塾さんには本当にご迷惑をかけたと思います。

 

ところ変われば同じ脳トレも別物

結論を述べてしまうと、今回はクスタニ塾さんの圧勝でした(笑)うちも何とか急遽、関西に来ていた小学生に頼み込んできてもらった助っ人が団体戦で華々しく勝利をもぎ取ってくれました。そのため面目躍如はできました。ありがとう!H君とお母さん

それ以降の団体戦は、いつもと違う空気での脳トレに圧倒されたウチの高校生たちが押されまくって、勝ちに至ることはかないませんでした。個人戦は、普段対戦しないメンバーとチャレンジを促し、時には保護者様、塾長を交えて楽しい脳トレイベントになったと思います。途中、悪乗りした司会の私により、各塾長さんにはご迷惑をおかけしました。

 

普段声を発しない脳トレを当たり前だった生徒たち

今回ですごい「気づき」があったのは、ほかの塾さんの脳トレ対決って、相手の戦略や妨害が口で出てることが意外でした。複数で対決するときにも元気な女の子が「自分のためだけに打ってたらアカンよ~」と言いながら、ほかの塾生たちにも特定の場所で打つように声掛けしてくるのが新鮮でした。うちは考えるゲームで無言が多かったのですが、相手からの選択肢をとるかとらないかもメンタルに影響するので面白いなと思いました。

警戒していたすごい子がいた!

実は個人指導塾拓杜の生徒たちは、クスタニ塾のフェイスブックで恐ろしい速さで対戦をしていた生徒の存在を知っていました。だから私も含め、すごくびくびくしていたのですが、その子は卒業していないと聞いていたので安心していたのですが、そのすごい子と互角の対決をしていた対戦相手がいることを当日になって知りました(笑)

クスタニ先生、それを先に言って~(笑)

団体戦のエース対決や個人戦でも注目していましたが、落ち着いて淡々と相手を封じる戦略には凄いスキルと経験値を感じました。複数タイプの対戦になるとけん制されすぎて結果でないのは強者の悲劇ですね。でも、私や私の塾生には、すごい参考になりました。

 

見学ツアーは施設と同じくらい人で学ぶことが多い

 毎年、見学ツアーを行っています。毎年、同じ関西ですが、引率する私が飽きないのはいろいろな出会いが多いことに尽きます。もちろん大学や住むところの設備は重要です。それ以外にも魅力的な人に多く出会える場所であることが、私の心には大きいです。まだまだ相談段階ですが、クスタニ塾・戸倉塾さんとも、脳トレ以外にも勉強など合同でやれること。協力できることはやっていきたいと思っています。そんなことを運転しながら考える関西見学ツアー2018でした。

大学見学と脳トレ大会目前

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今日は7月の末日です。いろいろ動き回っている間に塾が始まり、気づけば本日ラストの脳トレタイムです。今週末には、恒例行事となっている関西エリアの大学見学ツアーです。今年はメンバーが愉快なメンバーばかりなので、どうなるか想像がつきません。今回はお出かけイベントを前に、中能登の塾・個人指導塾拓杜の代表、谷加の心境やイベント前の内状をお話したいと思います。

 

まずは計画性!プランニングから入る

一度他塾の先生に「そこまでマメなことできん」と言われた当塾のこだわりが、プランニングです。普段の勉強以上に、目的地や立ち寄る場所、飲食の候補など綿密に調査して、グループ内でディスカッションしてもらいます。好みや、ご家庭の価値観なども異なるので一つ一つを決めるのに時間をかけます。ここで大事なのは、丸投げする子は連れて行かないし、連れて行っても自由行動に制限をかけます。普段と異なる環境で、保護者がいない遠く離れた地です。緊張感と注意を意識しないお子さんを連れていくのは私もお断りです。

 

調べるからこそ愛着と責任感がでてくる

毎年見受けられることですが、今年のメンバーたちも最初はめんどくさいな〜という空気は出していました。でも一旦プランニングのために調べ出し、話しあうようになると次第に顔つきが変わってきます。特に違いがわかるのは、訂正など指摘したときの反応です。乗り気でないときはあからさまに不服そうですが、本腰が入ってくると無言で再チャレンジしてくれます。それをグループで行うから、ちょっとした連帯感が生まれてきます。今回もやっと軽口や笑いがでるグループになりました。

 

リーダーは継承スタイル

ほぼ伝統になりつつある個人指導塾のスタイルは、イベントのリーダーは受け継がれるということです。リーダーに世話してもらった後輩が、いずれリーダとして全員が何かのイベントを指揮することになります。今回は、ずっと弟分キャラだったAが、リーダーとして四苦八苦しながら後輩男子を率いています。この後輩たちが、来年は他の誰かを率いる、、、そうやって塾のイベントは続けていくつもりです。

 

大阪の塾との合同イベント「脳トレ大会」

今日は大阪のクスタニ塾で、対抗戦の代表メンバーを決める決定戦が行われたそうです。どうしてもウチや他塾さんと勝負したいのに選抜からもれて涙を流した子もいるそうで、すごくプレッシャーを感じています笑。小学生・中学生ばかりの塾さんの中で、ウチの「高校生」たちが大人げないことをしでかすのでは?という不安もあります、、、、頼むぞ〜

 

あと4回寝たら関西へ!悔いない努力を

今回は中能登町の個人指導塾拓杜のイベント間近の詳細について、ご紹介しました。先日少しだけ軽い熱中症を感じましたが、そこから飲み物・食べ物・睡眠に気を使う毎日です。せっかく頑張ったメンバーたちの努力を無駄にしないように責任者として、全力で取り組みたいと思います。

 

やっぱりノートにいきつく

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今日は中学1年生たちが、夕方に夏休みの学校課題に精をだし、脳トレでテンション上げながら帰っていきました。夏の暑さを物とのもしないパワフルさにエネルギーをもらっています。勉強する時間すら楽しみに来てくれるとのことで、こちらも嬉しくなります。元気いっぱいの中学生たちですが、高校3年生がくると一気に静かになります(笑)高校生の必死さが伝わるのでしょうか?確かに、この夏休みと呼ばれる受験勉強地獄で結果を出さないと、秋以降の面談に響いてきます。私は今更ですが、生徒たちのノート向上に力を入れることにしました。

夏期講習で元気いっぱいの提携塾・スイッチオンや桜鳴塾のブログもご覧ください

switch-on-juku.hatenablog.com

 

ohmeijuku.hatenablog.com

質の高い勉強の考え方はごはんと同じ

いきなりの質問ですが、2-3カ月ご飯を食べずに生き延びて、受験やテスト前に山盛り以上のご飯をモリモリ食べて生活するということは可能ですか?

 

どう考えても無理ですよね

 

でも勉強で無理なことをしている子が割と多いです

 

普段は勉強しないのに、テストや試験直前になって過剰といえる量をこなそうとするという残念な子もいます。そんなので本当の学力になるとはいいがたいです。やはり、無茶しちゃう勉強方法は結果に繋がりません。

 

毎日適量で勉強を続けていくことが大事

勉強で情報を取り入れるという考え方は、健康のために規則正しい食事をすることと似ています。少しずつ、適度な問題や知識・解き方を吸収してモノにする方が、直前でバタバタ高額な教材やカリキュラムを利用するより、よっぽど効果が高いです。

 

そのためには、質の高いノートが必要になります。

 

汚い字でもOK!要は情報がまとまっているか

先日のTV「初耳学」で林先生が、学力と字がキレイは比例しないという意見を紹介されました。じっさいに、お世辞にもキレイといえない難関に合格した生徒さんたちの字が印象的でした。ここで私が塾生たちに言いたいのは「字が汚くてもOKなのは、その生徒なりに情報が整理されている場合と林先生が言ってたぞ!」ということです。

 

私が言っている君たちは情報の整理あやしいぞ~!(笑)

 

動画添削指導のプロ・N先生協力のノート指導

うちの高校生・上級コースで数学指導を見学していた時に、情報をまとめたノートの強さを再確認しました。正しくまとめてあるから、ひらめきがしやすいし、正確に図示してあるから生徒のヒントが浮かびやすいという印象が強く残りました。

そのためN先生から、「わかりやすいノート」についてレクチャーしていただきノート向上計画として取り組むことにしました。

 

ちょっとだけ紹介!300円でできる良質ノート

私はN先生から教えを受けた後、速攻でダイソーへ行ってきました。一人300円あればノート改革は可能です。学校のプリントなら、ほぼ貼れるA4ノート、理解度によって色分けするための蛍光ペン、あとは質問や疑問を書き込む付箋、この3点300円あれば実行できます。

 

あとは情報の部分や自力でといた部分を分けるレイアウトや、見開きを活用した情報整理をすることでビジュアル的にもすっきりしたノートが出来上がりました。試しにトライしてもらった七尾高校生・羽咋高校生も喜んで進めていました。(今回は私の自腹で数人に配りました~お前ら~期待してるからな~)

 

まとめ~夏で良問をしっかり身につける~

今回は中能登の塾・個人指導塾拓杜が始めたノート取り組みについて紹介しました。一つ一つの良問を、良質なまとめ方をしていけば、きっと点数アップに貢献してくれると私は考えます。生徒には夏に100問の問題をきっちりまとめるという約束をしました。夏休みも序盤です。まだまだ頑張ってもらいます。

拓杜の夏は課外イベント~でもバタバタ~

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最近はエアコンなしでは生きていけないほど、エアコン依存の日々を過ごしております。皆様、いかがお過ごしでしょうか?ありがたいことに生徒たちは元気よく、中能登町にある当塾へ通ってくれます。ネット塾の中高生たちもメンバー増となり、LINEを駆使する指導が増えました。教室長を新たに行っている小松市安宅のアドバンスゼミナールの仕事もありますが、良い意味・悪い意味の両方で、塾長がゆったりされてるので助かっています(笑)

今回は夏休みといえば恒例の拓杜イベントについて紹介します。ちょっとバタバタです。

小松市安宅の塾ご挨拶ブログはこちら

advanceseminar.xyz

 あと10日したら関西見学ツアー

お陰様で、ずっと続けている高校生対象の大学見学ツアーに今年もでかけます。今までと雰囲気が違い、今年に入った高校3年生や浪人メンバーもいる新パターンの見学ツアーです。ネット塾生も多く参加しているので、打ち合わせもこれまでにみたいに教室では行えません。当塾でネット指導に活用しているズームが活躍しています。まさか、こんな風に生徒同士がテレビ電話するとは思いませんでした。

 

プランニングの取り組みで学力がわかる

当塾の見学ツアーは、生徒にプランニングとディスカッションしてグループ毎のコースを決めてもらっています。今年も例外ではありません。プランニングというのは普段やらないことですので、こじつけかも知れませんが、受験やテスト時における生徒たちの思考法を垣間見ることができる貴重なシチュエーションです。本人たちが頑張っているつもり、努力しているつもりでも、何か得点や結果に結びつかない理由というものがあるはずです。こういう不慣れなときに、それぞれがどういうスタンスで取り組むかを見ると、いろいろな長所や短所が全員から見受けられます。今回も初参加の生徒数名が、点数がとれないか原因がよくわかりました。

 

なぜか脳トレ全国大会(いずれは)も同日程に

昨年の受験時期に仲良くなった大阪の学習塾・クスタニ塾と、そのお仲間である戸倉塾さんとの合同イベントである脳トレ全国大会(いずれは)を開催します。個人指導塾拓杜は連れていく人数が限られているのですが、両塾では代表選抜の大会まで行います。じっさいのところ、うちの生徒たちは大学見学よりも脳トレで無様な負け方をするのでは?というプレッシャーが大きいかもしれません。

 

大学見学ツアー後には勉強合宿in志賀町

いろいろプレッシャーが大きいのですが、今年も勉強合宿で読解講座を仕切らせていただきます。見学ツアーと同じくらい大事に続けている勉強合宿に、提携塾から賛同を頂くようになりました。意欲ある高校受験生たちの力になるように、主催塾として精いっぱいの指導を行って、意義ある勉強ができたと各塾の生徒さんに感じていただけたら幸いです。今年も志賀町にあるハートランドヒルズさんで、笑いあり、努力ありの勉強イベントにするつもりです。もちろん全員協力での自炊や清掃の自立行動もやっていただきます。

 

個人的に始めた試み「点数アップのためのノート作り」

 

最近、高校生の上級コースを見ていただいてるN先生やY先生と、勉強や指導について意見交換を数多くこなすようになりました。アイデアマンのH先生にも触発されて、自分でもアイデアや情報を実行に移すペースが速くなりました。その一環として、生徒たちのノートについて改めて目を向けることにしました。ちゃんとした勉強ノートは、点数アップや成績アップの宝箱や~(ちょっと古いか。。。)というくらい大事なものです。でも、現在の高校生たちのノートで、いちおうキレイだけど、これで記憶に残るの?って疑問に思うものが多くなっていました。

 

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効率よく数学が分かるためには、わかりやすくレイアウトを定めた書き方を指導して戴ているN先生の意見を参考に、「点数アップのためのノート作り」を実行することに決めました。さっそく100均で必要な材料も買い込んできました。あとは実践!

 

バタバタだけど最後までやり遂げてみる

今回は本当にざっくりですが、夏休みに中能登の塾・個人指導塾拓杜が取り組むことについて紹介しました。例年実施していることも多いですが、取り組むメンバーが変わるので、これで大丈夫ということはありません。私自身も、今回は経験者が少なく、初心者ばかりの県外イベントにバタバタで焦っています。今夜もリーダーたちと話し合ったのですが、私たち経験者がオタオタするとよいことはありません。

今までの経験と、メンバーたちの意欲を信じて最後まで突き進む夏休みでありたいと思います。

 

ちょっと待って!本当にその勉強でOK?

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今週は夏休みに向けた学習や、受験対策として後戻りが出来ない段階に入る高校受験生・大学受験生たちと多く、打ち合わせをしております。勉強時間や質問も通塾・ネット塾の両方からも多いのですが、やや不安も感じております。今回は勉強方法をより高めていただくアドバイスを紹介させていただきます。

 

勉強方法の提案・アドバイスについて関西の凄腕ネット塾・真花塾ブログもご覧ください

sanakajyuku.com

 

単調になっている受け答えが怖い

先週もちょっとしたことで、長く通塾しているメンバーを注意しました。高校生になってようやくノートがきれいに書けるようになりました。しかし、後ろから見ていると早すぎるんですよね。終了する時間が、、、、特に苦手とする英語なのに、、、、明らかに丸写ししている。時間がたつと「(勉強が)終わりました」と帰ろうとする。

私「ちょいまって」

生徒「え?」

「ここの英文読んでみ?」

「え?、、、、、」

しどろもどろになって読めない、訳もできない。ノートに書き込んであったことそのままの英文です。この生徒の性格上、次回に塾きて「ここが訳できませんでした」と聞いてくるタイプではなく、わからないことをわからないままにして帰ろうとする姿勢に叱りました。

 

あとがない時の対応がそれだと受験や社会で通用しない

当塾では難関大学・国立大学に特化したプロ講師による動画添削指導があります。力量や学習習慣に応じて、希望者が多い中、制限もかけています。まずはトライアルを受けてもらうのですが、トライアルで提出課題締め切りまで、まだ余裕があるのに不備がある状態で提出・トライアルを終わらせようとする生徒、私が指摘すると「次から気をつけます」という返答、、、トライアルの結果で「次」がないんだよ、、、、同じようなことが数回続いていて、これはダメだと通塾生から改めて勉強法や受け答えから話をすることにしました。これが受験本番だったら、、、それだけは防ぎたいです。

 

勉強法①まずは声に出して情報を吸収・おさらいする

私だけではなく、多くの先生方が懸念されていることですが、音読するという勉強が最近のお子さんは極端に不足しています。書いて覚えるという作業よりは短時間で負荷も少なく、なおかつ頭に残りやすく、理解度の目安にもなる音読を全教科に活用しないことはもったいないです。そのため、私は「読んだ?」という生徒質問に対するリターンをしつこいくらい行っています。すらすら読めるようになって、書くくらいでちょうどよいです。

音を大事にする勉強についてはコチラもご覧ください

juken.style

勉強方法②提出物こそ大事に扱う

勉強で大事なことは、課題を提出することが目的ではないということです。出したら終わりではなく、良い評価をされるためには提出前にチェックを欠かさず行うこと。自身がもてる情報と力量をフル活用したものであるかくらいはセルフチェックしたほうが理想的です。また返却されてきた結果も大事に見直しをして、今後へのプラスにしてほしいと考えています。

先日も英語の質問に対して、動画解説を送ったのですが、みていないまま「ありがとうございました」と返事だけ返している生徒がいて、「お金の無駄や」と忠告したばかりです。私が中高生・ネット塾生に導入している動画添削指導は、生徒それぞれに作られたオリジナルのものです。しっかり目を通して、取り入れてくれれば点数アップする自信があります。提出に関する課題こそ、丁寧に取り組んでみましょう。

 

勉強方法③受け答えの言葉はしっかりと!

提携グループ4GAKU会や動画添削をお願いしているN先生をはじめとするY先生、H先生とも話すことですが、上辺だけ取り繕う指導や質問対応では、勉強サポートの効果が薄いです。「どう」わからないのかを正しく知ることで、適切な指導が実現できます。そのため、生徒たちには「ホウレンソウ(報告・連絡・相談)」を徹底しています。特に、中能登の塾・個人指導塾拓杜ではホウレンソウをする子やご家庭にこそ、指導が有効であるケースが非常に多いです。

正直言いますと、めんどうくさがり、丸投げの姿勢は個人指導塾拓杜ではNGです、

私が難関大学・国立大学の指導に信頼しているN先生・Y先生も、同様の判断をされていて、生徒の質問・学習チェックも根本的な原因究明から行ってくれます。答えを教えることは簡単ですが、最終的な理想形は自力で中学生・高校生が問題に取り組めること、受験本番で本領発揮をしてくれることです。

 

勉強方法④高校生はスキマとスマホを大事に

 中能登の塾・個人指導塾拓杜では、小学生・中学生だけではなく、高校生指導も最近では鉄板サービスとして安定しております。これまでも有名私立や地元国立大学である金沢大学合格など達成してきましたが、やっぱり私も夢は大きく、全国でも有名な国立大学やこれまで縁がなかった関東エリアでの大学進学にも対応していきたいとN先生、Y先生の指導に頼ることにしました。高校生はネットにつながるスマホがあります。ゲームや娯楽動画以外にも使い方ひとつで、優れた情報端末や学習ツールになるのもスマホです。そういう部分を活用した勉強こそ、何かと忙しい高校生には時短にもなるのでオススメです。

スマホを活用した勉強のメリットについてはコチラも参考に

juken.style

勉強はシンプルでもOK!ひとつひとつを丁寧に

今回は中能登の塾・個人指導塾拓杜が、最近気になっていることについて紹介しました。この暑いさなか、せっかく取り組んでいる勉強を無駄にするのはよくありません。ひとつひとつを大事にして、効率的な学習に取り組んでみてください。当塾や4GAKU会グループ、指導講師陣がいつでも協力いたします。気軽にお申し付けください。

 

 

 

「じかん」と「おかね」のおはなし

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とつぜんの話になりますが、実家で間もなく18歳という愛猫が永眠しました。私が駆け出しの家庭教師だったころから、我が家で癒しの存在だった猫です。仕事がおわって実家に立ち寄ると、ちょこんと膝や肩の上にのっては私をもてなしてくれました。いまは寂しさと感謝の思いしかありません。なんとなく頭に浮かぶ「じかん」というもの、そして受験生のメンバーたちへ参考になればと、少し「おかね」のことを交えて夏休みにおける考え方のアドバイスをします。

 

 学費のアドバイスのことならFPがいる学習塾ブログもどうぞ!

ohmeijuku.hatenablog.com

 

もうすぐ夏期講習シーズン到来

先日の大雨で被害が叫ばれていますが、夏休みという時期は例外なくやってきます。ここ石川県の中能登でも、中高生を中心に夏期の勉強について問い合わせが多いです。もともと私は、一律型の夏期講習は行っておりません。問い合わせやリクエストいただいた家庭に合わせてカリキュラムを組んで、提案をするのみです。個人指導塾拓杜は交通アクセスに多少難がありますので、個々に対応するスタイルでご迷惑をおかけしております。

 

それぞれに料金が異なることで誤解も

ありがたいことに中能登町にある当塾のことを、いろいろなエリアに住まわれている方から紹介で問い合わせがあります。そうなると料金的なことで認識がずれる時があります。紹介者の情報の料金と、こちらが提示した金額が違うというパターンですね。私も一般消費者ですので、安いのが一番ですが、どうしても状況により同じというわけにもいかなくなります。それは、実は受験勉強を支えるご家庭にとっても重要なポイントになります。それは何かをスタートした「じかん」に起因します。

 

「じかん」と「おかね」の関係性

あるときに現在地から遠く離れた場所で、決まった日時までに確実にいかなければいかないとしたらどうしますか?

  • お金を全くかけない方法・・・歩く

これは体力や時間によほどの余裕がなければ難しいです。国外だったら、、、

  • リーズナブルに済ませたい・・・夜行バス

前日に準備することが出来れば、割と短時間で安く実行可能。対応外のエリア、国外だったら、、、

  • 当日に移動時間が取れる・・・新幹線や飛行機

高額だけど、長距離でも短時間での移動ができる。でも距離によっては指定時間内は無理な可能性大。

 

経済的に余裕があれば、残り時間が短くても「ある程度なら」対応可能です。

これを受験に置き換えると、条件はもっとシビアになります。取り組み始めた時間が遅いほど、要する金額が大きくなる。また、お金があっても無理なことは明確に存在するのです。「じかん」は本質的にお金では解決がむずかしいのです。

 

有名大合格実勢が多い受験のプロだからこそ言いたいこと

さきほどの「じかん」と「おかね」のたとえは、私がお世話になっているN先生の受け売りともいえるフレーズです。時間を大事にしないとお金に頼ることも増える。そうなると本人どころかご家庭も辛い。更にスタートが手遅れになると、塾や先生がいかにプロであっても、どんなに高額なレッスンを選んだとしても、実現が無理なことは発生する。だからこそ教えられるときに、厳しくとも的確な指導を!と、N先生は指導を行っています。夏休みは、そういう意味で対策が間に合うかもしれない最後の砦になります。だからこそ、夏期講習に力を入れるところは少なくありません。必ずしも、商売メインの理由ではないと言えるでしょう。

 

学校課題で難関大学!N先生のブログや受験アドバイスはコチラ↓

代表講師 ブログ | 動画添削ネット指導塾・鍛錬場

 

まだ「じかん」が取れる夏休みを大事に

今回は中能登の塾・個人指導塾拓杜、塾長谷加が勉強をする上での時間の意識について少しポイントを紹介しました。塾に通う通わないという論点とは関係なく、夏休みの時間は重要です。普段の学校とは違い、比較的、時間の都合がつくときにこそ必要なことは何かに目を向けてみてください。それぞれに合わせた提案やアドバイスで、個人指導塾拓杜は応援します。

点数アップにつなげるトリガーアクション

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中能登の塾・個人指導塾拓杜では教育相談・体験指導が多く行われています。さすがに小松の塾アドバンスゼミナールと兼務なこともあり、今期の受験生募集(高校生・中学生・ネット塾)を完全に終了することにしました。当塾への関心をいただき、誠にありがとうございます。一人で対応する塾のため、一人一人を丁寧にみるための決断です。了承よろしくお願いします。今回は、勉強をする時に気を付けるポイントについて紹介します。

勉強方法について提携塾・桜鳴塾でも紹介されております。詳しくはこちら

ohmeijuku.hatenablog.com

 練習することが目的の勉強だとダメ

高校生指導に熟練した講師陣の力を借りて、七尾高校・羽咋高校の生徒たちが現在、動画を用いた添削指導を受講しています。「動画」と聞くと、スタディサプリなどのような授業動画を連想する方も多いでしょう。

違います。

生徒それぞれの学習した解答画像を詳細にチェックして、解説とアドバイスをする授業動画を個別に送っています。生徒一人一人が行ったアウトプットに対して、こちらからもインプットできる情報を追加したうえでアウトプットで返しています。それを読み込むことにより、類似した問題が理解して解けるようになることを見越しています。

 

しかし、提出したことで満足し、見直しや復習を行わないようだと効果は薄いです。添削指導に限らず、勉強方法で効果が出ないのは練習がメインになっている学習が問題として挙げられます。

 

ケアレスミスをする子に多い

分かっているのにミスをするという子がいます。

自分ではわかっているつもりなのに、本番になると記憶が抜けて、いつも同じミスをしてしまう。そんな子に多いのは、練習をメインにした学習をしている可能性が高いです。提出したから終わり、見直せばよいのに、全部解いたから終わりという勉強を続けていると、本番でも容易にミスを出してしまう子が増えてきます。自分では頑張っているつもりなのに、トラブルが起きてしまうので、保護者様にとってもつらいです。

 

確実な点数アップを狙う方法「トリガーアクション

勉強での効率や本番強さを身につけていくには、勉強したことで新たな実践できる項目を意識していく方法が挙げられます。トリガーアクションという対処法がオススメです。トリガーアクションとは、〇〇をみたら~する。〇〇をしたら~するといった、何かの条件付けと行動を決める方法です。

 

例えば、先日の野村先生のブログで、数学のアドバイスをされていましたが、文章問題で数字を見つけたら〇をつける。作式で数字を用いたら×をつける。設問中の数字がすべて×がついていたらOKなどという使い方があります。

 

国語でも逆説の意味である「しかし」のあとには、筆者の本音が書かれていることが多いので、しかしを見たら△マークを付けるというトリガーアクションでは受験では鉄板ネタになっています。

 

成績アップするトリガーアクションの方法は様々

条件付けをして点数アップを狙うのであれば、トリガーアクションに特別な方法はありません。大事なポイントとしていることは、勉強を終わらせたら何もしなくてよいという発想を捨てることです。失敗したもの、歯が立たないものを冷静に分析して、次から何をすれば解決できるのか具体的な方法を見つけることが重要です。そのきっかけとなるのがトリガーアクションと言えるでしょう。

 

新しいことを覚えたら行動する項目も増やそう

今回は中能登の塾・個人指導塾拓杜が勉強するときのポイントについて少し紹介しました。勉強するということはしんどい・めんどくさいこともあります。それでも受験や志望高校・大学が存在する限り、勉強はしなくてはいけません。せっかく知識を増やすのであれば、その知識により「何ができるか」「どんなトリガーアクションがあるか」を考えてみてください。

添削指導がウケる理由~学校の授業と意外な共通点~

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先月より中高生・ネット塾生の指導に対して「動画による添削指導」というスタイルを中能登の塾・個人指導塾拓杜は取り入れることにしました。数学や古文スペシャリストの専門講師参加により、国語・英語を担当する私もまた、全く同じシステムの経験者だったのでサブ的に行っていた添削を足並みそろえたスタイルに変えました。そのことによる変化を少しご紹介します。意外なキーワードは「黒板」でした。

 

 先週末は数検を実施しました

数検の会場登録をしてある個人指導塾拓杜では、定期的に数検希望者をつのって実施しています。今回参加した生徒数名は、現在N先生に数学でお世話になっています。私は試験官でしたので後ろから見守っていましたが、「数学で図示することの重要性」を指摘され続けたメンバーの解答が目に見えてきれいになっていることがわかりました。結果は未だわかりませんが、具体性の上がっている答案に期待大です。

 

個人指導塾拓杜の添削指導

当塾ではじめた添削指導はシンプルです。生徒たちが学校で出された課題や、プリントについて解き方や考え方を徹底分析して解説します。ネット塾生や高校生達は、スマホやネット環境を利用して解説そのものを個別に作成して配信しています。リアルタイムでの指導ではないと不安に思われる方もいるでしょう。しかし最近では定番のLINEを連絡ツールとしているのでタイムリーに質問対応できています。生徒からすればオリジナルの動画を何度でも見直せるメリットはかなり大きいです。意外と直接教えていても生徒が質問できるタイプでなければメリットは少ないです。アウトプットから指導する立場が分析・考慮した情報満載の動画には自信があります。

生徒Rのコメント「黒板に書いた後みたい」

うちでの通塾歴も長い生徒Rに動画添削による数学指導の感想を聞いてみました。ちょうど、この日は初めて動画でほめられまくって逆に動揺していました(笑)

私「数学の指導、レベル高いし、ダメ出しもあると思うけど、どう?」

R「学校の授業で当てられて、黒板に書くときってありますよね?」

私「あるね」

R「あれと同じで、他人の問題とかの解説じゃなくて、自分の答えをずっと解説・分析されてる動画なんで聞かなきゃ!って気持ちになります。自分に合ってると思います。」

こんなやりとりをしました。N先生自体は、良かれとおもってビシバシ言ったご自分のセリフを気にかけてる方なんですけど、このセリフ聞いたらどう思うんだろう?って

素直に思いました(笑)

動画添削指導のメリットは何度でもチェックできる

最近では聞かなくなりましたが、昔の受験生には録音テープやボイスレコーダーは必需品でした。受講している授業や演習の授業を録音するためです。その音声を自宅に持ち帰り、復習や受験勉強に役立てる学生が少なくありませんでした。そうやって授業での情報を反芻し、ものにして難関大合格につなげていくことが主流でした。だからこそ、音を大事にする指導が不可欠である。

この情報はN先生の受け売りともいえるものなんですけど、痛感することばかりです。その理念を胸に、何度でも生徒に説明やアドバイスした添削指導をN先生は続けています。その実績として、十数年連続で東大生や一ツ橋大学生の合格生を出しているところがあるのだと思います。

 

そう考えると、音と動きで再確認する動画での添削指導は有効な指導方法とも言えるでしょう。

N先生やY先生のハイレベルな指導もまた、生徒たちの勉強をしっかりチェックして学習内容の証であるノートについて動画で解説・アドバイスをしてくれます。私自身も国語や英語の質問対応で行っていますが、難関大・国立大の指導という点では質や量では悔しいけど雲の上です。私自身、まだまだ勉強することが多いです。

 

シンプルかつ有効な動画添削指導を有効活用

今回は中能登の塾・個人指導塾拓杜が、動画による添削指導について少しご紹介しました。私の好きな言葉に「温故知新」があります。古くからある王道の指導方法でも、ちょっとした工夫やネットの有効活用で、効果の高い勉強サポートになります。今後も点数アップ。志望高校・大学の合格につなげていける指導ができる塾でありたいと思います。