中能登町も、他の地域と変わることなく、寒さを実感する時期です。当塾ももうそろそろしたら、ストーブの出番ですね。加湿器とストーブの出番を、いつにしようか悩む時期がやってきます。
この時期が来てしまうということは、高校受験・大学受験いずれにしても引き下がれない時期になったことですね。今回は、いろいろ焦りがちな勉強にお役立ていただける大事なポイントを紹介いたします。
- 時間がない時に役立つのは音読(声に出して読む)
- 口に出して勉強するということをためらう
- 時間がない受験生ほど音読は役立つ
- 残り時間で勉強に差をつける音読の仕方・三つの方法
- 読むという行為は日常や入学試験いずれも役立つ
時間がない時に役立つのは音読(声に出して読む)
中能登の塾・個人指導塾拓杜は、読解についてこだわる学習塾です。そのため、中学生や高校生の生徒たちに読み聞かせや解説をすることが多いです。その上で、生徒に感想を求めたり、指導のポイントを説明させたりします。そうすることで、通常で書く学習より時間が少なく結果につなげることができます。つまり、音をベースにする学習は短時間で要点を覚える学習であるということです。
口に出して勉強するということをためらう
しかし、たびたびブログにも書いていることですが、大きく声を出すということは最近では、受験に精通したプロの多くが述べているメリット多いことです。それでも、取り組む生徒は少ないです。それはなぜか?やはり気恥ずかしいということ、普段声を出して読むという行為が少ないからではないでしょうか?
声を出して読めば読むほど理解は深まりますし、スピードも上がる。音読で得られる効果は、教えてくれる先生たちを見てもわかります。塾であれ、学校であれ、学校の先生は何度も同じことを声に出して説明するから、理解もスピードも学生たちと段違いになっているのではないでしょうか?記憶も薄れませんので
時間がない受験生ほど音読は役立つ
おそらく勉強に取り組んでいる学生さんの中で、勉強するスタートが遅かったというケースも珍しくありません。該当する学生さんは、残り時間の少なさ・やるべき勉強の多さに四苦八苦しているかもしれません。しかし音読であれば、書いて行う学習より短時間に済ませることができるので、まだ諦めるには早いということをアドバイスできます。
残り時間で勉強に差をつける音読の仕方・三つの方法
少しでも音読してみようか?音読させてみようか?と思った方へ、
少しだけ音読する学習のポイントを3つ紹介いたします。意外と読みかたを意識しないで勉強する癖がついている方が多いです。勉強の流れ別に、意識を変えると同じ範囲の勉強であっても、毎回趣が変わってきます。
- 流れをつかむためにざっくり読む
勉強で挫折する子で多いことは、いきなり分かろう・解こうとすることです。問題を解く上の流れをつかんでいないのに、いきなり問題が理解できるわけではありません。まずは、ざっくりと読むことで解法の流れをつかみます。
- キーワードや公式の探し読み
勉強をしていく時に、太字や色分けされた重要な部分を目にすることは多いです。次は、そのキーワードや公式の類が、どこにあるか・使われているかを意識しながら読んでみましょう。そうすると、使い方のヒントやポイントみたいなものが見えてきます。
- 単元・形式などを絞って読む
ある程度は勉強の時短効果がある音読ですが、どうしても残り時間を逆算すると間に合わない可能性に出くわすことも考えられます。その時には、全部を終わらせるより、単元を絞り込んで何度も読み込むことがオススメです。得点源を確保する狙いがあるので、過去問や出題傾向を探り、出題率が高い単元を読み込むことは残り時間が少ない時に有効です。
読むという行為は日常や入学試験いずれも役立つ
今回は中能登の塾・個人指導塾拓杜が、普段の勉強や受験に役立つ「音読」について紹介しました。当塾にも高校受験・センター試験に取り組む生徒たちがいます。いまは、勉強に取り組みつつ、かいま見せる不安な表情に、受験のプレッシャーを感じます。心穏やかに勉強するということは、流石に難しいでしょう。それならば、少しでも効率良い勉強をさせてあげたい。そんな思いでアドバイスや情報発信を続けたいと思います。