石川県の高校入試も佳境ですね、いよいよ一回目の入試倍率がでました。
http://www.tvkanazawa.co.jp/info/exam210222.html
当塾もお陰様で、今期の入試も国公立大学を受ける数名の生徒の二次試験対策と、高校入試で終わりです。あと少し、悔いを残したくない思いでいっぱいです。
今日は、そんな心境や情報を綴ってまいります。
景気が気になるときの人気は実業高校
私が前職の家庭教師だった時に言われていたフレーズですが、久しぶりにコロナ禍のこともあってかな?と羽咋工業の倍率に驚きました。14名、17名オーバーの学科が出てきました。この高校は、定員割れてるからとスライドさせることは聞かないので、本当に厳しい勝負になります。
鳳学園を合格しているから勝負にいくのか、宝達か、他の高校へという動きが気になるところです。
倍率が高かった次の年の倍率は下がることが多い
前年度の倍率がすごく高かった羽咋高校ですが、今年はうってかわって倍率減です。23名の定員が空いている状況ですので、ここは少し移ってくるかもなという気がします。(あくまでも、私の考えです)
制服が変わったことで凄く注目を浴びて、倍率に変動が出た昨年。倍率が高いと避ける動きもあるので、今年は羽咋志望が少なかったかもしれません。ただ羽咋は、かほく、津幡方面の受験生も多いことから、金沢エリアの動き次第でまだまだ油断はできないです。
私立専願でもいいという家庭も増えてきた
私は提携塾との兼ね合いで、金沢など他のエリアの生徒を指導することも多いです。その中で耳にするのは、私立専願にするという声も少なくないという流れ。能登エリアでも、鵬学園は送迎もあるし、以前ほどの負担は少ないという認識はあるのかもしれないですね。
それと同様の考えとして、私立に合格しているからとチャレンジ受験する学校を変えないというご家庭も、昔よりは増えている印象です。
安定の七尾、田鶴浜
七尾高校、田鶴浜高校は、だいたい例年通りの動きですので、このままいくような気がします。14名オーバーの田鶴浜の衛生看護は、1,2点のケアレスミスが命取りだと肝に銘じてラストスパートが必須です。
七尾高校は、確実に300点を超える得点計画をしっかり練り上げて、その通りに本番で実行できる勉強が大事です。点数が高い子が合格するというより、ミスが多い子から消えていくという認識こそ、受験時には強く求められます。
定員割れだからと言っても油断はNG
能登エリアは、金沢エリアとかに比べて倍率が少なく、定員割れしているところも珍しくない場所です。鹿西や七尾東雲など、いまは気楽に感じる受験生たち。
でも油断は禁物であることは間違いありません。
高校入試はあくまでも、スタート。
入試の結果をもとにクラス分けもされるし、そのことで人間関係が変わるかも。
高校で始まる新しい勉強で、その先の進路が枝分かれしていきます。
高校入試は、きっかけでしかありません。これからの人生に少しだけ、影響ある分岐点です。どうせなら悔いのない、目いっぱいのラストスパートをしてみてください。
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