中能登町にある個人指導塾拓杜でも、夏休みの講習は折返し地点を過ぎました。お盆も通常通りの稼働を行っております。ネット指導の生徒や通塾生達、それぞれが額に汗しながら課題や各自の取り組みを続行中です。今回は、この時期に注意やアドバイスが多いポイントについて紹介します。
月末や2学期頭の休み明けテストに備えよう
来週には多くの高校で学校祭の準備兼、後期の補習が始まります。中学生たちも月末にテストがある学校が多いです。いまこそ、勉強の見直しや精査が必要になるときです。宿題として解いたもの、自学のために取り組んだもの、受験勉強として解いた過去問題など、理解度を冷静に見つめ直してください。
わかる「だろう」という安易な願望で仕分けしないことが大事なポイントです。客観的に出来る・出来ないを考えて、冷静に「できる」ためにすべきことを考えてみてください。
質問の仕方で状況がわかる
いまも指導で夏休みあけのテスト対策が始まりましたが、質問で各生徒の理解度は容易にわかります。課題が終わっていても黄色信号、赤信号の子は多いです。
私が高校生や受験生に指摘することが多い行動が、「丸投げ質問」です。何も書いてない問題だけを「わかりません、解説してください」と終わらせているものです。
正直、この質問が嫌いです。塾や家庭教師のあるあるネタで、わからないには原因が多々あります。知識がないからわからない、途中までわかるがわからない、完全にわすれてしまいわからないなど、状況に合わせて指示をかえるのが指導や質問対応です。
知識がない場合にしても、毎回まわりに必要知識、予備知識までも用意してもらう勉強に慣れてしまうと、自身のレベルアップやスピードアップにはつながりません。だから、生徒たちには「考えがみえる」状態にしなさいと指示をしております。
できる・のびる子たちは自分たちの状況をしっかり伝えて質問をしてくれます。
数こなしだけで満足しても結果にでない
質問を避けるのに、異常なほど数をこなしたがる生徒も正直こころよく思えません。
夏休み前くらいから、1学期の成績などで保護者様とお話することが多いですが、不安な事がある保護者様からも電話がかかってきます。その中でも多いのが、点数の伸び悩みです。
早急に対策を考えたいという保護者のお考えはごもっともで、
教材をかえる
先生を変える
塾を変える
など、以上のような選択肢が生まれてきます。私は極力、保護者様の意見を尊重しますが、「やったのに」伸びないというご意見にはアドバイスすることが多いです。どんなに数をこなしても、ポイントを外すと効果が出ないということをご理解いただくことを大事にしております。
わからない根本を正しくつきとめる
当塾では「なぜ伸びないか?」の原因究明と、「点数がのびる」と思うポイントの確認には慎重に対応させていただきます。そのため、当塾生に関するデータは塾での勉強時間、自習の仕方、課題の提出、こなしたプリント枚数、学習教科、質問回数、ノートの状況など毎回細かくデータとして入力しています。
そうすることで生徒の状況を客観的に冷静に分析しています。その中でも、多いのが一見数多く勉強しているけど、伸びないというケースです。
生徒自身や保護者様も、すごく勉強していて、すごくプリントを塾や学校でしているのに伸びないというのが代表的です。すごく努力している感はあるのですが、見直しをしない、見直しで出てきた知らない用語を調べない、理解度が怪しいの反復練習をしないという「ないないづくし」で終わったことにしている痕跡が目立ちます。
だいたい、こういうケースには、何度も指摘や注意をするのですが、改善する前でに時間がかかります。
まとめ・今秋から具体的に記述・作文を鍛える講座スタート
今回は夏休み後半の勉強方法について、少しポイント・考え方を紹介しました。漠然とした理解度のまま先へ進む、数をこなす勉強はオススメできません。具体的に分かるという意識を大事にしてください。
中能登の塾・個人指導塾たくとは、ライターとしても仕事をしている塾長が具体的にポイントをまとめるコツや、作文をかく方法を身につける記述対策・作文講座をスタートします。
記述問題や作文が苦手な小学生・中学生、受験に小論文が必要な高校生にも対応できる中身となっています。気軽にお問い合わせください(^o^)