塾ログ@オンライン塾講師たくとのブログ

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高校受験国語攻略!読解力を磨いて未来をつかめ

読解は人生の訓練?

中学3年生のみなさん。高校受験が目前に迫って、特に国語の文章問題で頭を悩ませている人も多いんじゃないでしょうか。実は、すっかりおじさんである私も、かつては同じ悩みを抱えていました。でも、今振り返ってみると、国語の文章問題って生活そのものを縮図にしたようなものだと感じるんです。

国語の文章問題を解くことは、ただのテスト対策ではなく、今後に必要なスキルを身につける訓練でもあります。そのスキルとは、「状況を冷静に分析する力」「重要な情報を見抜く力」「感情をコントロールする力」です。今回は、そんな国語の文章問題の面白さと、どうすればもっと上手く解けるのかを紹介します。

読書と読解は違うもの

まず、覚えておいてほしいのは「読書」と「読解」はまったく別のものだということです。読書は自由に楽しむものですが、読解はもっと冷静な分析が求められます。ただ楽しむだけではなく、文章を「どういう意味なのか」「どんな意図で書かれているのか」を深く考えることが必要なんです。

例えば、日常生活でも感情に流されず冷静に判断することが必要な場面が多くありますよね。国語の文章問題を解くことで、そんな冷静さを磨く訓練ができるんです。少し面倒に感じるかもしれませんが、この訓練は将来、役に立つ場面がたくさんありますよ。

文章問題を解くコツ

さて、具体的にどうやって文章問題を解けばいいか。そのポイントを紹介しましょう。

まず大切なのは、「誰が、いつ、どこで、何を、なぜ」といった基本的な情報をしっかり押さえることです。これは文章の骨組みを理解するための最初のステップ。これを意識するだけでも、文章全体の流れが見えてきます。

次に注目すべきなのが「接続詞」です。「しかし」や「だから」といった接続詞は、文章の流れを変える大事なポイントを表しています。ドラマや映画でも、ある出来事が急に方向を変えることってありますよね。同じように、文章の中でも転機となる部分を見逃さないことが大切です。

それから「キーワード」を見つけることも大事です。文章の中で繰り返し使われている言葉や強調されている部分に注目しましょう。筆者が本当に伝えたいことが浮かび上がってきます。この「重要な情報を見抜く力」は、将来のどんな仕事でも役立ちますよ。

論説文と小説文の違い

国語の文章問題には、大きく分けて論説文と小説文があります。この2つでは少し違うアプローチが必要です。

論説文では、筆者の主張や理由を論理的に理解することが求められます。論理的に考える力を養うためにも、筆者がどうしてその主張をしているのか、その根拠を探ることが大切です。一方、小説文は登場人物の感情や心の動きを理解することがポイントです。

 

自分の感情を使って想像し、登場人物に共感することが求められます。まるで人間関係の中で他人の気持ちを理解する訓練をしているようなものですね。

語彙力と文法の重要性

文章を理解するためには、語彙力と文法の知識も不可欠です。語彙が豊かであれば、自分の考えを相手にわかりやすく伝えられるし、他人の言いたいこともより深く理解できます。これもまた、日常生活や将来のコミュニケーションにおいてとても重要なことです。

語彙や文法の基礎をしっかりと身につけることは、まるで工具箱にたくさんのツールを揃えているようなもの。工具が多ければ、それだけ多くの問題を解決できるようになるように、豊富な語彙はより多くの感情や考えを表現する力となります。

未来の自分に向けて

みなさんが今取り組んでいる国語の文章問題は、確かに大変です。でも、それは単に高校受験のためだけではなく、これからを豊かにするための練習でもあるんです。私も文章問題に苦しんだ時期がありましたが、その経験が今となって役立っていると強く感じています。

だからこそ、めげずに続けてほしいんです。文章問題を解くことは、様々な場面で役立つスキルを身につけることでもあります。自分の未来を信じて、努力を続けていけば、きっと素晴らしい未来が待っているはずです。

高校受験は確かに大きな挑戦ですが、その挑戦を通じてみなさんは成長しています。その努力が報われる日が来ると信じて、国語の勉強にも取り組んでいきましょう!