石川県にあるオンライン塾も兼ねる学習塾たくとです。
8月に突入して、夏休みの勉強シーズンも本腰に入ったところでしょうか。
当塾の学生も、前半の学校補習をおえて、当塾での夏期講習でそれぞれの補強に入っているところです。
ここ数年実施できていませんが、オンライン以外にも課外イベントに定評がある当塾は情報を集めることをしつこく促しています。今回は、受験を制する者は情報に強いというポイントを紹介していきます。
先月より当塾の4コマイラストを担当してくれているオンライン講師兼クリエイターのみなみ先生がMCのポッドキャストラジオも良かったら聴いてみてください。
2020年の教育改正で変化が続く
ここ最近の教育改正は勉強そのものというより、出題の仕方、情報の受け止め方というものを強くこだわっている状態です。
それは、いま30~40代の保護者、50代以上の方であっても、想像している勉強とは違うものと言えるでしょう。
簡単にいうと、ただワークや宿題をこなすだけ、特に分からないからと答えを写して終わる作業を勉強と考えていたら、かなり周りに差をつけられてしまう事態になります。
まずはギャップを埋めるために、高校入試の過去問、大学入試の過去問に目を通してみることをおすすめします。よくを言えば、5年以上前の過去問と昨年の過去問を目を通して比べてみると、読む量が多いこと、出題の言い回しがややこしくなっていることに気づくはずです。
大学受験組は点数や偏差値だけで決めるべきではない
コロナ関連の問題がなければ、当塾が毎年夏休みにオープンキャンパスに参加しています。
- 大学いく、いかないの時点で迷っている学生
- 複数の大学から絞り込めずに悩んでいる学生
- 将来そのものに具体的な指標が見いだせない学生
など
そういう高校生たちに、偏差値や点数ではなく、多くの学生が目指そうとする大学とはどんな環境なのか、もしいくとしたら4年間はどういったものになるのか、その目で環境を見てもらう方が断然はやいです。
私が関わってきた高校生の6割近くが関西エリアに進学することが多く、その理由として関西エリアの大学見学を複数回こなしたことを理由に挙げています。あのキャンパスに行きたい、ああいう学生ライフを過ごしたいは想像以上にエネルギーを生み出してくれるので、強いインパクトと情報は大切です。
いきたい学校に関しては誰よりも詳しいを目指す
受験生に関しては、私がしつこく「誰よりも詳しく」を言い続けています。
おそらくお父さん、お母さん以上に恵まれた環境にいる学生ばかりです。
手元にはスマホがあり無料で使える学習アプリもあり、大手予備校に関しては無料で会員登録できる過去問題データベースまで利用できる。各学校の偏差値や入試のレベルや傾向まで、ネット環境から無料で手に入ります。
ちょっとしたスキマ時間に、ちょっと指を動かすだけで情報が手に入るとしたら?
例えば出題される単元や形式さえ分かっていれば、あれもこれもとするよりも絞り込んで学習することができます。効率よくレベルアップをお望みでしたら、まずはターゲットに関する情報を先ず調べてみましょう。
結果として情報が役に立たなくても得るものがある
私は生徒に受験や体験イベントで、情報を集めさせる機会を意識して作ります。
そのために、生徒たちは各自で相談してミーティングの時間を設定し、段取りというものを考えるようになることがほとんどです。
また最初はうまく話せなくても、先輩から学び、次の機会には後輩たちに自分たちが率先してお手本を示す、、このサイクルが続いています(最近は開催していないのやや不安)
ミーティングで話す中でもある程度の情報が事前に必要なので、前準備の必要性を理解し、また情報の検索の仕方なども学ぶようになることがほとんどです。
情報に強い人材の有用性は、大人の方こそ理解できるのではないでしょうか?
だからこそ、その都度しらべた情報が使えなかったとしても、その情報を入手した経緯で身についたものがきっとあるはずです。
まとめ
今回はざっくりとしたアドバイスでしたが、情報集めの重要性について少し紹介しました。モチベーションを上げて受験生が夏休みを頑張るには、具体的な目標と正確な情報が求められます。
また答えのような情報も便利ですが、苦労して身についたもの、仕入れた情報には愛着がわきます。それもまた意欲ある勉強にきっと役立つはずです。
もしご家庭にネット環境があり、情報を仕入れられる端末があるのでしたら、ぜひ取り組んでみてください。オンライン学習の活用や取り組み方など、ちょっとしたご相談など気軽にお声がけください。