オンライン併用の学習塾たくとです。
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今日は冷たい空気が大陸から来ているようで、やや気温もそこまで暑くありません。ただ蒸し蒸しした空気が嫌ですね。そんなとき、私はあえて熱い緑茶やお風呂を楽しむようにしています。皆様はいかがでしょうか?
エアコンの温度設定には慎重にいきたいですね(^^)
昔の生徒に、せっかく夏休みに大きな大会出場が決まったのに夏風邪で残念な結果に終わった子がいます。原因は暑いからと、パンツ一つでクーラー下にいたことが原因でした…
さて、今回は夏休みの学習についてアドバイスをします。
- 夏休みに勉強習慣の定着と言うけれど
- 夏休みはスモールステップのクエストをこなして自信をつける
- 思い込みの力を馬鹿にしてはいけない
- 子どもの病院嫌いというのも思い込みが原因だったりする
- 本来は楽しいはずの「まなび」をクエスト型でプロデュース
夏休みに勉強習慣の定着と言うけれど
私自身、よく生徒に生活習慣を大事にしよう、勉強する習慣をつけようという言葉を用いますし、同じような言葉を用いる方は多いかもしれません。
しかし、実は行動心理学や多くの専門家の研究によると、本当に習慣づけがなされるまでには2ヶ月近い日数が必要になるという意見が多いです。そうしてみると、どうでしょうか?
平均して40日という日数は、勉強を習慣として定着させるには足りない可能性があります。ここを踏まえて、根拠なく「夏休み」終われば秋から大丈夫!という考えは捨てた方が良いでしょう。
夏休みはスモールステップのクエストをこなして自信をつける
先に結論を述べてしまうと、夏休みは子どもたちに自信をつけることが最優先です。勉強が苦手な子、言っても言っても行動しない子の原因として、やってもできないだろう、どうせ無理だろうという諦めが強いケースが多いです。
だからこそ、夏休みは様々なクリアすべきクエストという形で、「まなび」に取り組んでみるのも面白いです。
クエスト例
- いつも通りの時間に起きる
- 宿題を三ページする
- 読書をする
- ゲームを一時間がまんする
- 買い物を手伝う
こういうクリアしやすいものからがおすすめです。達成したら、思い切り喜んでいるところを見せることが重要。
下手に褒めようとしても、わざとらしさが目立つので、笑顔が一番の評価です。
思い込みの力を馬鹿にしてはいけない
達成したときに、思い切り喜んであげることで、子どもの自己肯定は強くなり自信につながりやすくなります。
上記の繰り返しをすることで、子ども自身も単純なレベルでは物足りなくなります。また、一つだけの項目クリアではなく、組み合わせてのクリアや何らかの工夫をしたことにも大げさに驚いて笑顔を見せることもおすすめです。
その繰り返しは、工夫することが大事だし、周りにも自分にもよいという固定観念の土台になります。
よい考えや習慣は安定するまでに時間がかかりますが、人の思いは考えや行動を確実に変える力となります。
子どもの病院嫌いというのも思い込みが原因だったりする
一時期、話題になっていたものとして「子ども歯医者嫌いはアニメのせい」という考えがありました。
虫歯の子どもを無理矢理、歯医者に連れて行く。
怖そうな先生が現れ、子どもが泣き叫ぶ。
治療台からもの凄い音と悲鳴が…
お父さんお母さんの子ども時代にアニメで見たことがあるのでは?
それを幼少期にみていたことで、無意識に病院イコール痛い、怖いと植え付けられている子どもがいるのでは?という話題でした。あながち、的外れでない気がします。
本来は楽しいはずの「まなび」をクエスト型でプロデュース
いかがでしたか?
今回は、夏休みの学習に対する考え方を紹介しました。
苦手意識をもっている子どもに「勉強しなさい」と言い続ける夏休みは逆効果かもしれないです。ちょっとした工夫を大事にして、考える時間が楽しくなるようにしませんか?
個人指導塾たくとでは、重荷にならず適度な負荷、続けられる勉強を大事にした取り組みを続けています。何かありましたら、気楽にお声がけください。