塾ログ@オンライン塾講師たくとのブログ

石川県にあるオンライン専門の学習塾ブログです。オフラインの経験も合わせて30年以上経験あるプロのオンライン家庭教師が、取り組んでいる日常とおすすめ最新情報を発信しております。

作文のコツ紹介、いつまで書き方わからないって言うの?

f:id:takutostudy:20211015183303j:plain

文章の書き方がわからない、作文が全然できない、そういうお悩みをもつお子様は多いでしょう。これは多くの学生がかかえる苦手の一つと言えます。

 

当塾でもあるある相談ですが、ある程度のテンプレがあることをご存知でしょうか?今回は当塾でもよく用いるアドバイスを2つ紹介します。小論文で今年も既に2名が合格している個人指導塾たくとが紹介します。

 

 

特別なネタは必要ない

「作文にかけるような経験がないから作文が書けない」

大昔にそう言って、意地でも国語のテストで作文を書こうとしない生徒がいました。抵抗する彼とトコトン話し合った結果、書こうとしない理由がこのセリフでした。

 

じっさいのところ、作文、小論文は理屈が通った文章になっているか、誤字脱字がないか、原稿用紙の使い方に問題がないかで採点が終わってしまいます。そのため、ネタの重要性はそんなにありません。

 

そう教えた途端、彼は作文で点数を稼ぐようになりました。

 

極端な話、事実でなくてもいい

作文はあくまでも、条件にあった文章を作る問題です。そのため、理屈にあっていれば事実でなくても全く問題ありません。

試験やテスト当日、事実を書こうとしてネタがない、書こうとする漢字や英単語に自信がなければ、知っている漢字や単語を用いて文章を作るだけで十分です。

極論をいえば、当日の答案に書かれていて読める意味が分かる言葉を利用して作ることをおすすめします。

 

条件さえクリアすれば、配点が高い作文は点取りの問題に変わります。

 

小論文は2つのポイントを意識する

作文はこれまでのポイントを意識するだけでもかなり変わってきます。

しかし、小論文には論理的に書くという目的と時事問題(ニュースや新聞で報道されていること)と、学校で学んだことを組み合わせた意見のミックスが必要です。

 

  • 時事問題

夜や週末のニュースまとめに目を通して、世界や住んでいる地域でどんな事件が起きているか把握しておく。特に環境や人権、エネルギーなどがおすすめ

  • 意見

単純に良い、悪い、賛成、反対といったくらいの意見でOK。そのかわり、学校で学んだことや、過去の実体験を理由にして賛成や反対が言えると理想的

 

まずは、上記の2つを意識して、これまでに出題された小論文の過去問に取り組んでみると良いでしょう。

 

書き方のテンプレは2種類(基本はネタバレ方式)

当塾でよくアドバイスする文章の書き方は、以前TVで紹介されていたもの、webライターが使うことが多いPREP法の2つです。

 

  • 意見なたもだ

以前「テストの花道」という番組で紹介されていた書き方です。

まず、自分の意見を大まかに書いて、理由と根拠、反対意見、反論、まとめ(意見を詳しく)書いていく方法です。

 

意見

なぜなら(理由)

たしかに(一般意見への意識)

もし、しかし(一般意見への反論、反例)

だから(結論)

 

書くときの冒頭の言葉をとって、「意見なたもだ」と覚えます。

 

  • PREP法

PREP法も、英語で書いてあるだけでほとんど同じです。

ポイント(POINT)いいたいこと、おおまかに

理由(REASON)

例(EXAMPLE)

ポイント(結論)いいたいことを詳しく

 

共通していること

わかりやすい文章は、最初にいいたいことが書いてあると作れるようになります。読む人も内容が入りやすく、評価に繋がります。

 

最初のうちはお手本を大事にする

文章の言い回しみたいなものは、プリントやワークの例を大事にすることを強くおすすめします。しっかりと声に出して、10回20回読むことで解答例がいかに整理された日本語であるかよく分かるでしょう。

 

それなのに赤でびっしり写して終わりだと、効果は半減します。同じ理由で、もしやテストの解答解説は大事に目を通して、音読してほしいです。

 

そうすることで説明するときの言い回し、説明している人が大事にしたいことなどが分かるようになってくるので他の教科でも良い影響が出てくるでしょう。

 

石川県高校入試直前の受験対策をはじめました!短期特訓受付中

いかがでしたか?

今回は個人指導塾たくとが、配点が高く得点すべき作文のコツを紹介しました。

当塾では、オンライン教室、オンラインレッスン(添削)を提供しているので、県内外の提携塾でもサービス提供する実績とノウハウがあります。

 

志望校についてお悩みがある方は、気軽にご相談ください。