中能登町にある学習塾、個人指導塾たくとです。おかげさまで、夏期講習もなんとか後半を迎え、通塾、オンラインの生徒たちそれぞれが頑張っています。受験生たちは、ここから志望するとこに合格するまで絶え間ない努力が必要です。
今回は勉強の仕方について、少しポイントを紹介します。特に勉強が偏っていて伸び悩んでいるご家庭の参考としておすすめです。
ノートまとめしていても意味ない?
この時期に多いですが、時間だけをアピールする勉強しているのに、実力テストの点数が微妙だった。受験しようとしている検定試験で散々な結果に、、ということがあります。
あきらかにサボっている子なら、学習時間の確保、勉強習慣の定着が最優先です。ここで困ったことになるのは、勉強していたはずなのに、苦手な勉強をノートに書いたのに分からないままというケースです。いちおう時間をとってノートまとめなどしているわけですから、才能やセンスみたいなもの?と思ってしまいます。
しかし、そうではない可能性も高いです。
塾で作成した学習チェック表
先日、当塾で該当する受験生に上記の学習チェック表を作成し配布しました。その目的は、本人が「やっている」と思っている行動の内訳を把握するためです。
注意や何らかの指摘をした直後なら出来ているけど、少し時間が経つとリセットされてしまうお子さんはいます。すごく神妙な顔をしているので、ご家庭でもちゃんと勉強していると感じる光景は多いです。
しかし、点数が、、、というケース。今年も当塾に数名見受けられます。そこで、このチェック表を記載してもらうことで、本人とご家庭で、塾で状況が見受けられるようにしました。
学習チェック表の使い方
学習チェック表は社会人の仕事管理で重宝されているガントチャートを参考に作成しました。
勉強という行為を単一のものと捉えず、
チェック項目
- 学校の課題
- 塾課題
- 調べる
- インプット
- アウトプット
- 音読
- ノートまとめ
と項目をわけて、その日に取り組んだことを記入してもらっています。写真を送ってもらうことになっています。まだ始めたばかりなので情報は少ないですが、それなりに指示した生徒の偏りが見えます。
学習チェック表の実例(生徒例)
学習チェック表は勢いで取り組むのではなく、イベントや優先順位などを考えて行うように指示しています。そのため、チェック表の下部にはto doを書き込むことが可能です。
実際に生徒の一人のものですが、指示通りには取り組んでいます。しかしアウトプットや音読系を避けていること、問題を解いたり、指導を受けたりしてもノートまとめが少ないので忘れることが多いです。
また、「やった」という結果は分かるのですが、取り組み具合の判別が難しいので指示を追加します。
こういうやりとりを繰り返して、弱いところを刺激して強化することを最近のスタイルにしています。
【まとめ】
今回は個人指導塾たくとで用いている学習チェック表について、使い方や目的を紹介しました。適当にやることも、丁寧にやることも勉強と呼称することは可能です。しかし、本当に鍛えるべきところを鍛えて、点数に反映してほしいと当塾は考えています。今後もこのスタイルで、生徒たちをサポートしていくつもりです。