中能登町の個人指導塾拓杜です。
当塾では、ロイロノートという手書きアプリを用いて学習指導や学習管理をおこなっております。
ロイロノートについては以下をご覧ください
【ロイロノート・スクール】1人1台GIGAスクールに最適な授業支援クラウド
その学習指導の取り組みの一つが、学習記録のレコーディングです。
ただ毎日、勉強したものの画像を送ってもらうだけですが、それだけでも点数がのびそう、この子はまだまだだなとか、雰囲気が感じられます。
その集大成として、難関校や大学に合格できると私は信じています。
今日はその一端を少しご紹介します。
できる子のノートには失敗がみえる
私は生徒に効率良い学習アドバイスとして、
「写して終わり」という学習をするな!と厳命しています。
見てわかったこと、気づいたこと、何で間違えたかを自分の言葉で書く
それが大事だとしつこく言い続ける日々です。
不思議なもので、点が取れないお子様ほど、分かったふりをして書かない。
点が取れるお子様ほど、自分なりに要点を書き残そうとします。
つまり、俗に言うできる子ほど、自分のミスやできていなかった事例を
しっかり書き残している場合が当塾では多いです。
なぜノートで点数に違いが生まれるか?それは後日にわかる
ただ写して終わり、それが、どんなに良い参考書や学校の板書であっても
記憶に残らないことが少なくはないでしょう。
逆に自分で頭を悩ましたり、その日の勉強を振り返って、
恥ずかしかった、悔しかった、嬉しかったを言葉にしたためたら
記憶は色濃く、長く残っている場合が多いです。
それが明確であれば、テストや大事な試験など本番時でも大きく役立ってくれます。
ノートに正しい言い訳ができればOK
私が大好きな漫画「ドラゴン桜」がありますが、その中の一節で
前作のメインキャラが試験に失敗したときに、言い訳はみっともない
とする態度に桜木先生は「言い訳はするべき」とコメントしています。
ただ調子が悪かった→英語が悪かった→つぎがんばる
こんな感じで、その場を良しとしても次はどうなるでしょう?
まず、期待できないと思います。
逆に
英語は得意だから勉強しなかった→知らない単語がいっぱいでた→訳をする問題が全く取れなかった→赤点→次からは油断しないでテスト前は一通り勉強する
だったらどうでしょう?
なんとなく、することが見えているので期待ができます。
だから、ノートには丸やバツ、説明写しだけではなく、自分の言葉でまとめておくことが思っているより、効果的といえるのです。
うまく書こうとしないで、まず結果を書く
どうかけばよいか分からない
作文が得意ではないのに、、、
とブツクサ言う生徒は当塾にも多くいました(いまも)
その中には、今年の春、国立大学に合格した生徒が2名います。
私がよくいうセリフですが、「日本中が泣いた」とか「石川県民が震撼した」みたいなレベルのは不要。ありのままを書けばいいとプッシュします。
単純に結果を先に書く
↓
実際に間違えた問題とそのままの解答
↓
正しい答えを書いて、間違えた理由
(理由、知識不足、ケアレスミス、全く解法がうかばなかったなど)
↓
どうすれば解決できるか、解く手順など書く
こういう順で書き溜めるだけで、だいぶ勉強が具体的になります。
ネタバレ好きなのが人間?
いまでは芸人と言うより、アーティストや起業家に近い
キングコングの西野 亮廣さんがyoutubeで言っていました。
人間ってネタバレが好き
原作見て内容しっている映画に人が殺到
旅行も何があるか知っているところに行きたくなるなど
何があるか、分かっている方が行動しやすいし意欲もわく
私はそういうものなのかなと感じています。
勉強も、都合悪いことひた隠すより、明確にしたほうが
対処は思いのほかしやすいよと、お子様たちに伝えたいです。
まとめ
いかがでしたか?
今回は勉強のまとめ方について、少し要点めいたこと紹介しました。
先に結果を書いてから、実際の問題やミスしたこと、その対処方法を書くというノートを意識してみましょう。
そして、ある程度書き貯まるまで続けることが大事になります。
そうすれば、結果に見えてくると強くおすすめします。