中能登町にある個人指導塾拓杜です。いよいよ中間テストシーズンが始まり、まずは最初にくる高校生たちが、騒々しくなってきました。いい兆候です(^o^)
さて今回は、前回の現代文ネタから読むことについて、もう少し紹介したいと思います。youtube好きなら是非!
ライターの仕事に追われる日々(嬉しい悲鳴)
私は日中はウェブライターをしております。そのため、最近は特に、記事作成、他のライターの方の校正チェック、動画のシナリオ作り、HP作成と行った仕事をしております。そのため、youtube動画を見ることも、おそらく通常の人よりは多いと思います。
動画って娯楽要素も大きいですが、動画付き辞典や辞書の役目も大きいです。私は古いパソコンやスマホを使えるようにして、昔からオンライン指導の真似事をやっていました。それも全て、ネット検索と動画のたまものです。
だから、youtubeも使いかた次第で、勉強にもすごく役立つものです。
読解力を上げるには又吉の動画がおすすめ
私が個人的におすすめしたい動画は、又吉のインスタントフィクションです。
もう今では芸人というより、作家としての認知度が高い人として知らぬ人はいないはず。
その作家「又吉」の思考を垣間見ることができる、動画です。
なんでもない短文のフレーズから、多くを読み解き、つなげていくさまは勉強にかかせない思考ルーティンの理想的な状態と私は感じています。
これをしたら絶対正解というものではないですが、一つのことに思考を巡らすということを身につけると、勉強ではメリットになります。
「読む」というポイントは3つ
・勉強したけどわからなかった
・公式はわかるけど、問題が解けない
・国語の文章が何言ってるかわからない
上記は保護者だけではなく、塾や学校の先生など多くの大人が耳にするフレーズではないでしょうか?
ちゃんと目にしているはずなのに?
実はそれは、読むという段階を進んでないからという理由も付きます。
読むというステップには
①読み方がわかる(音として読める)
②意味や図が指し示すものがわかる(知識を当てはめて読める)
③場面や空気がわかる(不足している情報を当てはめて読める)
上記の3つがバランスよく機能している必要があります。
①だけや②だけという読み方になっている生徒は多いはずです。
③の読み方まで至れるようになると、難しいと感じていた問題が変わってくるはずです。
空想や妄想をあてはめて考える
言い方は悪いですが笑、国語や英語の長文を指導するときに
「空想や妄想をあてはめなさい」
といいながら、私は説明が多いです。
ただ読み進めるのではなく、なんらかの情報や自分なりの一般常識と照らし合わせて確認しながら読んでいきます。
ただ読み飛ばすということはせず、今だと○○は当たり前だけど、文章の時代だと○○はないから、すごく特別なことを主人公はしていて感激しているといったことを考えてもらうようにを繰り返し。
そうするといつもの流し読みではなくなってきます。
点の取り方も変わり、どう読み解くといいのかそれぞれの誤差というのもわかってくるようになることも多いです。
他人の考えも参考にしよう
いかがでしたか?今回は読解のポイントを少し紹介しました。
なかなか読む感覚を磨くのは、難しいことかもしれません。
そういうときには、他の人の考え方を見てみるのも面白いです。
以前、林先生の初耳学で、林先生は「本を読むことは偉人の考えを自分の中にいれること」というようなことをコメントしていました。それと同じではないでしょうか。
まずは動画からやってみませんか?