塾ログ@オンライン塾講師たくとのブログ

石川県にあるオンライン専門の学習塾ブログです。オフラインの経験も合わせて30年以上経験あるプロのオンライン家庭教師が、取り組んでいる日常とおすすめ最新情報を発信しております。

石川県高校入試、点数UPの読解力コツはおせっかいなくらいの前準備

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石川県中能登町の個人指導塾たくとです。学習塾にあるあるですが、定期テスト対策に加えて、中学受験、高校受験、大学受験と、石川県以外にもオンライン生を抱える当塾も、なかなか賑わっています。iPadSkype、zoomがない暮らしはもう想像できません(笑)

私は国語の指導を担当することが多く、今回は読解のこだわり、気を付けていることを少しご紹介します。

 

 

 

 

すべての基本は国語の読解力に通ずる

やっぱり、なんといっても情報を読む解くという行為は、通常の勉強はもちろんのこと、高校入試でも必要になります、石川県高校入試は、もともと他県のレベルより高めの難度であるので、正しく読まないと失点につながる問題が多数出題されます。

そのため、国語という教科でなくとも、国語の読みとる力不足で数学や英語で苦労するという話も多いです。受験勉強ではなくとも、普段の学習で教科書がさしている意味が分からずに、用語や公式が理解できずに、定期テストで苦戦しているというケースも非常に多く相談を受けています。

 

読むという行為が、本当に大切であるのは言うまでもありません。


読解が苦手⇒本を買って読ませる!は、ちょっと待って!

もしかしたら、うちの子供が読解力が強くないかもしれない、それならば本をたくさん読ませれば、点数あがるんでしょ?というお声もいただきますが、少し慎重になる必要があります。

これまで読書するという習慣なかった子に、「本読め」という指示は寝耳に水で、極端な反発を生む可能性もあるからです。また、「それなら勉強はあきらめる」という極論に発展したケースもあります(私が雷おとして、強制的に解決したのは内緒)

 

本を読む、活字を理解するというのは無意識にできていても、長年続けている人と、そうではない人では「当たり前にできること」に大きな違いがあります。まずは、その違いを埋めていくことが大事です。


読解に求められるのは出題者の意図や考え方を読み取る力

私がよく生徒たちに話をすることですが、「空気が読めることが地味に大事」というものがあります。例えば、だらだらしていて態度が悪い生徒に「やる気がないなら帰れ」という言葉を発したとしましょう。

 

ここでの選択肢は

・帰る

・反省して勉強する

という二択なのですが、「帰る」という選択をする子供がいたらどうでしょう?正解(大人や出題者が求めているもの)は「反省して勉強する」ですが、書いてない(言ってない)という理由で、真逆の行動に突き進む、、、、

 

これが勉強で起きていることが、本当に、本当に多いです、(大事なことなので、二回言いました


どう読んでいいか分からない時に役立つ、シンプルな読解ルール

じゃあ、どう読めばいいか教えてよ!という声ももちろんありますよね(^^♪

本屋さんに行くと、勉強に必要な読解に関する書籍は多いです。

 

個人的には

 

受験国語の読解テクニック 親ナビつき (シグマベスト)

受験国語の読解テクニック 親ナビつき (シグマベスト)

  • 作者:竹中 秀幸
  • 発売日: 2014/10/03
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

 をオススメします。中学受験向けのものですが、中学生にも大いに役立つ一冊だと思います。

 

あとは読むときにやってほしいシンプルルール

よい教材などもあると嬉しいですが、普通の宿題や学校からもらえるワーク、プリントでも、ちょっとしたルールを意識するだけでも、正解を絞り込めることや、要点を抑えることはダントツに早くなります。

 

その中でも最低限やってほしいことは

・設問を先に読んで、聞いていることや選択肢を頭に置いてから、長文を読む

・設問に書いてあったことと、同じ言葉よりは同じ意味の言葉を探す

・記入した後は、ちゃんと聞かれていることの答えになっているか確認

 

上記の三つです。これを徹底的に身につけるために、当塾では添削を行っていると言ってもいいくらいです。


読解力伸ばすために必要なものは?意外と、おせっかいな気持ち


冒頭の方でも触れましたが、国語の読む力は他の教科でも絶対に必要なスキルです。その中でも、設問で与えられているルールや情報を正しくつかみ、やるべきお題に気づくということが大きなポイントになります。

 

それをわかっていないと、ただ読み飛ばして正しい情報を得ていない、ルールを自己解釈して撃沈ということがあります。それを上手にさけるというコツこそ、「おせっかいの気持ち」かもしれません。

 

おせっかいと言えば、言われてないことをすることですが、模試や入試の問題では、設問に取り掛かる前の、事前準備が必要なことが英語や数学で多いです。

 

「~しなさい」と書かれてないけど、計算できるものはしておく。

「あとで出てきそうな数の情報」はマークつけたり、まとめておく。といった、いつもの学校授業ならやってることで、わざわざ書いてないことは、「わざと」書いてないのかな?と思えるくらいになれば言うことなしです。

 

解くために必要な情報や手順が補えるようになれば、ある程度の問題は解けるレベルにあると言えます。その仲介をするのに、読解が一役買っているという考えてみてはいかがでしょうか?

 

オンラインの添削型レッスンやってます

石川県の学習塾、個人指導塾たくとが、石川県高校入試や、各種受験に求められる読解について考えていることを少し紹介しました。ただ文字を追うのではなく、求められる裏の意図とも言うべきことを日ごろから練習してつかみ取れるようになることをオススメします。

当塾は提携塾にオンライン講座をしたり、県内外(時には国外)のお子様にも添削をベースにしたレッスンを行っています。

 

受験勉強や読解に関することなど、気になることは遠慮なくお声がけください。