塾ログ@オンライン塾講師たくとのブログ

石川県にあるオンライン専門の学習塾ブログです。オフラインの経験も合わせて30年以上経験あるプロのオンライン家庭教師が、取り組んでいる日常とおすすめ最新情報を発信しております。

脳トレ再開!非認知能力とEQこそ受験勉強に必要かも

f:id:takutostudy:20201026215050j:plain

能登にある個人指導塾たくとは、珍しい部類に入ると思いますが、脳トレを勉強カリキュラムに盛り込んでいる学習塾です。コロナ禍で、あまり密になることはやめていたので、いったん脳トレをお休みしていましたが、やっぱり脳トレで得られるメリットは捨てがたく再開することにしました。今回は、脳トレを遊びだけで考えるともったいないという説明をさせていただきます。

 

 

EQジムによる思考力トレーニン

早いもので石川県にある小さな学習塾が、鹿児島の脳トレ専門家渕ノ上先生の「脳トレEQジム」に出会ってから年月がだいぶ経っています。もともとは、すごくまじめに勉強している生徒が点数が取れず伸び悩む、読解に必要な気づきや発想力が弱い子にどうすればよいか、当時、自塾以外に提携塾の教室長を兼務していた私が出会ったのが「脳トレEQジム」でした。

 

・がちがちな発想しかできない子が冗談言えるようになる

・集中できずイライラしてた中学生が大学生になった

・謎解きにドハマりして、ヘビーな読書好きになった

という恩恵を感じることが多くなっています。

 

あらためて強調したいEQの重要性

この仕事を続けていると、勉強というものに取り組んでいるご家庭や生徒は多く、皆さんが真剣に点数の伸び悩みに悩んでいるという事例が多いです。

 

でも、考えるべきは直すべきポイントと向き合えているか

この一点なのですが、外しているというパターンも多いです。

 

基礎知識がなく教科書をあらためて取り組むべきなのに、問題集ばかり求めてしまう、結果として知識が解けないからできない→いやになる

 

上記のようなポイントずれは避けたいですね。私が塾で脳トレをするのも、それと同じで、勉強をする上でのポイントをおさえるにはEQが必要と考えているからです。

 

通常のIQ(知能指数)に、人間の性格や感情(emotional)といったものを加味した学力の土台を築いていくことが必要と考えています。生徒の性格や学力の土台に合わせて、緊張して我を忘れそうになるテストや受験本番に役立つメンタルと学力作りにEQは必須と言っても過言ではない要素と言えるでしょう。

 

ご存知ですか?非認知能力という学力や将来を支える柱

少し前の話になりますが、私がお世話になっているEQジムの代表が本を出版されました。

 

「EQ力」と「非認知脳力」で自分を変える!  この世界での「私」の活かし方

「EQ力」と「非認知脳力」で自分を変える! この世界での「私」の活かし方

  • 作者:渕ノ上 雄次
  • 発売日: 2020/04/01
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

 私も先日ブログで書いた電子書籍という形で購入し、読んでいます(笑)

ここで、保護者様に念押ししたいのは「非認知能力」という言葉です。なかなか数値で測るのには難しいスキルとも言えますが、

・集中力

・気づきの力

・自制心

・対話力

・達成力

といったものも非認知能力の部類になります。なんとなく、勉強にも必要と思えるものですが、なかなか鍛えにくいです。しかも、非認知能力に着目した外国の研究では、非認知能力が弱いと、学力ばかりや将来の収入や生活の豊かさにも影響が出てくるという事例もあります。

 

私の塾でも、大人になったら絶対苦労するなと思っていた20分以上座らせるとイライラして毒舌だった生徒が、脳トレを通して集中できるようになったり、卒塾するまでに後輩にルール説明やアドバイスができたりするようになったのは、大きな変化だったと考えています。

 

脳トレの思考力訓練ってどんなの?

個人指導塾たくとで行っている思考力トレーニングや非認知能力を意識した取り組みは、ペーパー型の脳トレ問題を解きこなすことによる集中力や気づき力の強化、対戦型の脳トレによる状況分析や、後輩や新入生に対するルール説明やアドバイス伝授を通したコミュニケーション力向上といった狙いがあります。

 

上記の脳トレは密に対する不安があったので、しばらくはお休み状態でした。代わりに謎解き脱出ゲームのシナリオを購入してzoomでの脱出ゲーム、人狼ゲームのような相手のウソを見破る討論系のゲームなどを時折、行っています。

 

教具で陣取りゲームのようなものも行っていますが、図形を強く意識することで数学の平面図形や空間図形の連想力アップにも間違いなく貢献してくれています。

 

もう若くないと認識して思う今と昔の塾

私はどちらかというと、目標が高いのであれば、相応の苦労は必要と考える指導者です。昔は間違いなく、その立ち位置でビシバシやっても問題ない時期はありました。

 

ただ今は、「楽しくないと続けられない」、という一面も加味していかないとだめなのかなと考えるようになりました。あれこれ教えず、楽しみつつ、時折「まなび」をまぜるようにをただただ盛り込んでいます。

 

そうやって面白いから塾いくと考えてくれる子が伸びてきているのも事実です。だから、楽しく、時には悩みある良問、その時の変化をいじりつつ、個人指導塾たくとは営業しています。最近はオンラインの生徒が多いので、いかに画面越しで成果あるものにするか、記憶に残るものにするかを考えて日々を過ごしています。

 

その一環として、楽しみながら大事なことを学べる脳トレEQジムは私の指導に存在しています。非認知能力アップにいかがですか?

 

今年もやります、楽しく学びある勉強合宿

f:id:takutostudy:20201026224414j:plain

今回は中能登にある個人指導塾たくとが、当塾の指導について簡単な紹介をしました。勉強以外のことで、勉強に役立つ部分を鍛えることは十分可能です。そのため、当塾はアイデア満載の指導を続けていきます。今年も、心配は尽きませんが、年末に勉強合宿を少数に絞り、優先順位が高い生徒を対象に開催します。

 

アットホームで楽しく、でも受験に役立つ指導を実現していきます。