昨日よりご紹介した、勉強合宿も一番長丁場である二日目を無事終えることが出来ました。みんな真面目に勉強に取り組み、いまはぐっすり眠っていると思います。明日は少しだけ勉強して解散です。私は明日の朝ごはんの準備が、、、、今回は、勉強の仕方もよく、理想的な取り組みをしていたメンバーのミスについて紹介します。
ちょっとしたことで家族の恩恵
今回の自立体験で、数人の生徒が漏らしていたことですが、風呂のお湯はりや追い炊きみたいなことをしらなかったという声がありました。高校生が戸惑い、中学生が難なくボイラーの操作パネルを使いこなし、、、「いつも親がやってくれてたんだ、、、」という、小さなつぶやきが聞こえました。
今回は、調理を手伝ってくれたAちゃん、Kちゃんはじめとする女の子たちも、家族がいかに同時進行で自分たちに手をかけてくれているか痛感したようでした。
二日目は夕方過ぎに息切れメンバー続出
おそらくこれまでの年末合宿で、一番集中が深く密度のこい学習ができているメンバーたちですが、なんと、全員が中途半端な時間で息切れしてしまう事態となりました。やる気はあるのに、頭が動かない、ペンが進まない、ガス欠状態に近いといえるでしょう。この原因を分析すると、持久走にも述べられることが多い「配分」という問題が出てきました。
なかなか休まない・休めない
今回の合宿で印象的なのは、私が何度も休みを促したことです。今回のメンバーはなかなか休もうとしません。余裕があるならよいのですが、あきらかにオーバーペース。
私「ちょっと休憩しておいで」
生徒「・・・・」
うなずくのみで動きません。
仕方ないので、数人に声をかけて、塊で行動を促しました。
どうやら疲れなどを自覚しているのに、みんなが勉強しているから、休めないという事態になっていたようです。
勉強は余力を残して休む方がおすすめ
おそらく、いまは冬休みですから勉強に取り組んでいる方も多いはずです。大事なことは無理せず、小刻みにおこなうことです。一気に限界をこえるようなペースで長時間学習を望まれるかたもいますが、正直おすすめしません。
まだ余裕あるけどの段階で休憩すると回復も早いです、そして元の状態に戻るのもはやいです。しかし、限界マックスまで消費して休憩すると、回復するまでに時間がかかります。回復に必要なエネルギーまで消費しているからです。
今回のメンバーたちは、周りにつられて、この部分をおろそかにしたようでした。
自分のペースを改めて確認しよう
勉強は確かに、時間や回数が求められることが多いです。しかし、自分の配分やメンタルのスタミナのようなものはチェックが欠かせません。一度に限界をこえる負荷をかけてしまうと、二度と同じ取り組みをしたくないと思う方は少なくありません。
今回の結果は、生徒たちだけではなく、見守っていたはずの私にも大きな教訓となりました、いかに意義あるものか今後も考え続けたいと思います。
今回は中能登の個人指導塾たくとが、合宿の反省点を少しご紹介しました。