センター試験の結果もデータとして、中能登町の個人指導塾拓杜でも2次試験に向けての準備と私立大の準備ラッシュが始まっています。さらに中学3年生たちの高校入試対策も、にぎわっています。ここまでくると、いかに不足なく指示と努力を出し切るか、生徒も私も根競べです。今回は、最近の近況について紹介します。
- センター試験英語9割越え
- ただ喜べない結果も見受けられる
- 冷静に原因を考える
- 自分の思いと客観的な分析の誤差
- 正しい情報と必要性を認識してもらう
- 以前いた生徒とのやりとり
- 結果を出すためには客観的な視野をもつ
センター試験英語9割越え
昨年の個人指導塾拓杜は過半数が高校3年生だったこともあり、早くから模試やセンター試験を見越した長文対策を英語と国語で行ってきました。そのためか、英語や国語でも長文問題をパーフェクトという生徒も今年は目立ちました。その中でも、1年間地味にきつい練習を耐えて続けた子の英語9割越えは鳥肌がたちました!
ただ喜べない結果も見受けられる
喜んでばかりもいられない一面があります。どれだけ本番で緊張しないように、いつも通りに解答できるように指導したつもりでも、場の空気に飲まれて理系や暗記科目を落としてしまった生徒もいます。塾に泣きながら報告しにきた生徒もいましたが、ここでへこんでいても仕方ないからと、いまはビシバシしごいています。泣くのは最後でよいので、いまは努力するしかありません。
冷静に原因を考える
キズをえぐることになるかもしれませんが、生徒たちには原因もしっかり受け止めなさいと話をしています。よくわからないけど、点数が取れないということはありません。必ず、原因は存在しています。それを受け止めて、次に活かさないと、また近いうちに泣くだけですので、今回のメンバーに限らず、毎年なんらかの抜けはあります。そこをしっかり、教える側の私も具体的に対策を考えていかねばと、試行錯誤しています。そのため、今年も私の課題ができたと考えています。
自分の思いと客観的な分析の誤差
最近ではライザップが代表的ですが、パーソナルトレーニングというものが主流になりつつあります。ただコーチするだけではなく、様々な面から管理をして分析を行い、対象者に最適なカリキュラムを組みます。それが今後の塾には必要と私は考えています。そのため、様々なツールで学習管理やアウトプット課題を課しています。
そこから見えてくるのは、周りが負荷をかけるのに必要な限界ポイントのだいぶ手前を、自分の限界と思い込んでいる生徒が多いことです。
受験合格に必要な量や難易度のメニューの質を下げると、どうしても点数の安定性やバランスが崩れてしまいます。その不安定な勉強が、センター試験の結果にもつながった子もいるし、このままで本命の受験に響くよと警鐘を鳴らした生徒もいます。
正しい情報と必要性を認識してもらう
これからの2次試験や本命の私立大学を受ける生徒や、これから受験生になる生徒さんへ、今後欠かせないポイントは、情報を正しくつかみ取ることです。いまではネットに情報があふれています。過去問や、これまでの試験での合格最低点など公表されている大学が多いです。昔は有料サービスだったものが、無料で利用できることが多く、いろいろな大学の問題を試すことが出来ます。
その中で、自分がどのレベルにいて、合格ラインを超えるためには何ができていて、何ができていないかを正しく理解する必要があります。そこまでやって、初めて本番に向けての光が見えてきます。
以前いた生徒とのやりとり
以前、かかわっていた生徒で自分で調べることをせず、いざ調べさせても雑にこなす子がいました。最終的に、こちらに「〇〇してくれ」とくるのですが、私は性格上、生徒には楽させません。そんな考えでは、本番では結果出ないと伝えると、本番では真剣にやるから大丈夫ですと返答を返す生徒がいました。どう考えても、無理ですよね?
実際に学校でも右肩下がりの成績になっていました。
私が言いたいことは、自分がしっかり受け止めないとやっぱり結果なんて出ないということです
結果を出すためには客観的な視野をもつ
今回はセンター試験の結果を絡めて、当塾の生徒の状況や受験アドバイスをさせていただきました。どうしても自己流や自分のスタイルという言葉に、魅力を感じる生徒は少なからずいます。しかし、私は客観的に自分の努力を分析してほしい・考えてほしいと生徒たちに言います。それで本当に合格できる?本当に負荷がかかっているの?と。
合格ラインも自分の状況も冷静に受け止めて、逆算して必要なことを努力できる子は伸びるし、合格します。受験生のみなさん、あと少し、いっしょに頑張っていきましょう。