塾ログ@オンライン塾講師たくとのブログ

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試験本番に強い発想方法とは?

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年末年始のバタバタも終わり、中能登町でも成人式も終え、日常の暮らしに戻りつつあるというところでしょう。しかし、ここから忙しくなるのが受験戦争です。今週末にはいよいよセンター試験で、2週間もしたら石川県高校入試の序盤戦である私立高校入試、そして私立大学の受験と、猛烈なラッシュが続きます。今回は、受験で少しでも理想の結果に近づける方法について、中能登町の学習塾・個人指導塾拓杜がご紹介します。

 

 

受験で意識すべきは点よりもミス

いよいよ今年の3月で10年目を迎える個人指導塾拓杜ですが、家庭教師の経験と合算すると約30年分の経験があります。そこから踏まえて考えると、受験で失敗しやすいのは点数のことばかりを考える子に多いです。点を取ることに気が急いているので、難解な問題が得点できても、何でもない問題で失点するパターンというのが洒落にならないくらい多いです。受験生が本番で意識することは、出来ていること、練習したことを最優先に確実に解くことです。自信のない、不安な問題は後回しくらいが無難です。

 

どんなに準備しても予定外のことが起こる

田舎の塾でありながら、個人指導塾拓杜では石川県内外に生徒を連れて課外イベントを行っています。その中でも一番大変なイベントは大学見学ツアーです。生徒をお客様として連れていくことはありません。

自分たちで行動し、自分たちの予算で移動や食事をしてもらうため、とことんプランニングをしてもらうからです。うまく計画を立てるためには、詳しい情報を調べる必要があり、みんな決めるということは責任も負うことになります。そうやって立てる計画ですが、当日の気象条件やメンバーの体調で変わることもめずらしくありません。

予定変更が起きた場合に、生徒たちが調べた情報やプランは無駄になるのでしょうか?私はそう思いません。そういうものだと思うメンタル、こういう情報調べができた自信が受験の緊張に打ち勝ってくれる土台となります。

 

受験前の数日は悪い想定をする

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私が生徒に指示することですが、都合がよい発想は命取りです。苦手なところが出てほしくないと思う時ほど、その単元は出題される。この問題が出てほしいと思う時ほど、その年には出題されない。それが、受験です。

それならば最初から悪い想定をしておいた方が、やきもきしないだけマシではないでしょうか?悪い想定をしていて、悪ければ、やっぱりねと立ち直るのも早いですが、逆だと心が折れる可能性もあります。

2020年の教育改正が叫ばれている現状ですが、その準備を兼ねて、今年もやっぱり変わった問題がでる!そう思った方がおすすめです。

 

試験開始時はルーティーンを大事にする

試験本番が始まったら、やみくもに解き進めることは危険です。冷静に、冷静に当然のことを考えましょう。

試験会場では絶え間ない鉛筆の音や、次のページをめくる音が気になります。それも冷静に考えたら、鉛筆で書いた答えが間違っている音も入っていて、問題が分からな過ぎて次にすすむ音も入っています。しかし、本番の緊張がそう感じさせないのです。

「みんな、わたし(おれ)より出来てる」と

いままでのテストや模試を振り返ってみてください。本番だけボロカスなんて結果は自分を見失っているときだけです。みんなが同じ条件で受けている入試ですので、むずかしい時はむずかしいし、かんたんな時はみんなもかんたんです。

これまで培ったルーティーンを大事にして、冷静な判断こそ求められます。

 

動線を大事にする

受験の本番で、地味に大切な発想こそ、動線を大事にする考え方です。よく勉強のアドバイスで、解ける問題から解くというものがあります。それと同様ですが、解こうと決めた大問(特に英語や国語)も、この発想に近い考え方が大事です。

何も順番通りに解くことはありません。先に設問を全て目を通しておくことで、1番をとく作業の前に、2番をとく方が先に解けると判断できることも珍しくありません。

長文問題の問題ラストにある、まとめ問題が、合っているものではなく、誤っているものを選びなさいだと、すごくラッキーなんです。さきに、それを目を通しておくと、長文の大意も分かります。

このように、解く前の下準備をしておくことが、ミスなく得点率を上げる方法としてメリットがあります。

 

これからの本番までは出来ることを具体化する

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今回は、中能登町の個人指導塾拓杜が受験生にアドバイスすることが多いポイントをいくつかご紹介しました。これから新しいことをやると自滅しやすいです。まずは、これまで解いたことを冷静に見直すことが重要になります。あとは本番時での考え方・解き方というものを、これまでのご自身の良かったこと・悪かったことに照らし合わせて当日の動きとしてプランニングしてみてください。

これまでの努力が具体化されることを、心より応援しています!