昨日たまたま、テレビを見ていて「マインドフルネスダイエット」という言葉を見つけました。ただ無意識に好きなものを食べるより、食べる前に少し間をおいて、食べ物のことや自分自身の状態を考えるという時間を置くことで過食防止の効果があるというものです。こういうことって、勉強にもいえるのではないかな?と思い、マインドフルネス学習の参考になれば幸いです。
マインドフルネスという行為
ここ数年、美容やヨガにも取り入れられるマインドフルネスですが、一種の瞑想に近い状態をいいます。いろいろと忙しい身の周りのことを頭から切り離して、自分自身の状態にのみ意識を傾けることが特徴です。
ストレスを緩和する効果もあり、集中力も向上することより、欧米や大手企業でも実践していることで注目されつつあります。
ただ機械的に事務的に、ものごとをこなすことより、深い意識を持つことで得られる成果も良くなります。
自分自身の状態と向き合う
個人指導塾拓杜の取り組みとして、具体的に考えるという指導を徹底しています。ただプリントや問題集をこなすという意識だけでは、得られる学習効果が乏しいからです。自分がどういう状態であり、どうなりたいから、何をするのかを考えて行動することは、やみくもに問題こなすことより格段の成果が得られます。
そのため、漠然としたリクエストや学習報告には、心を鬼にして厳しくチェックを入れています。
細かい意識が出来るようになった生徒ほど、点数アップは目に見えて現れます。
アウトプットを意識する
学んだことを定着させるにはインプットに対してアウトプットが3:7だと理想的だとされています。すなわち、インプットの行動より2倍のことをして、初めて理解や定着があるという認識が大事です。
当塾では、勉強しているときにこまめに感想を聞いたり、簡潔に説明させて具体的にアウトプットする練習も盛り込んでいます。
ただ覚えるだけでは、学習成果が目に見えるまで時間がかかります。意図的に知識を引き出すアウトプット習慣が不可欠です。
頭悪いという結論付けはNG
個人指導塾拓杜では、「頭悪い」というフレーズを認めていません。それは多くの場合、勉強不足の子に限って、そういうフレーズを使いたがるからです。最初のうちは無理やりであっても、勉強時間や練習を増やすだけで、ある程度の点数アップが顕著です。だから取り組む前にあきらめるような姿勢はもったいないと、しつこく言い続けています。
じっさいに3年連続、「頭が悪いとされる中学3年生」が周り予想に反して志望校に合格した実績が当塾にはあります。要はしなかったことをすれば、ある程度の奇跡は起こせると私は信じています。
自分がなぜできるか?自己肯定も必要
私は生徒に、苦手なものや弱点分析を細かくするように指示を出しますが、同様になぜ得意なのか点数が取れるのか、自分の武器にも目を向けてほしいと考えています。
自分の武器が武器である理由が明確になったとき、苦手を武器にするヒントや、周りに負けないという自信が得られるからです。
根拠のない自己肯定は不安ですが、根拠や実績のある自己肯定ほど心強いものはありません。
効果の高い勉強をしたいのであれば、取り組む前に自分自身の状態について深く分析することをオススメします。
分析や認識ある状態の勉強は、質が高く、短時間でも効果的に行うことが可能です。
日ごろの勉強を、様々な角度から切り込む個人指導塾拓杜の指導は、いろいろな取り組み方をご用意しています。
興味がある方は、いつでも気軽にご質問・お問い合わせお待ちしております。