ただいまコーヒーブレイクです
今週土曜日は、出張指導、ネット指導、冬期講習と目白押しです。おかげさまで、ビシバシやることも多いです。高校3年生は、ネット教材を補助ツールとして、私の読解講座を多くこなしています。ちょっとした受験向けのテクニックですが、いろいろなネタを交えてやっているので、生徒たちは意欲的に受講してくれています。
次いで高校受験メンバーは今年は進学系普通科志望と実業高校志望が半々です。現在は実戦系のプリントを解きこなすカリキュラムを進行し、年末の宿泊型冬期講習で一気にたたきこみをする予定です。合宿希望者もトータル12名を超え、カリキュラムを再構築しているところです。
おおむねのところ順調ですが、なかなか捗らず雷をおとすシーンもあります。
いまのところ多いのはノート学習の不備に関するものです。
受験生や少し学力に問題ある生徒に、ノート学習を課題としています。じっさいに、本人に学習目的でノートを書かせてみると、この子がこれまでやってきた学習姿勢というものが見えてきます。
特に、気になる子のノートは、だいたいパターンが決まってきます。
①やったかどうか怪しい系
「やった」という割には現物をみせない。忘れたと提出を引き延ばす、普段から忘れ物が多い子に目立ちます。
②書いただけ
一番多いのはこのパターンで、教科書やプリントを写しただけで、間違えた問題も赤で直しただけで、見直しや反復練習がない
③異常にカラフル
すごく色分けされているけど、情報の優先順位がわからない
だいたい、この三つが私が今まで問題視してきたパターンです。先週は②のことで、きつく言い渡した生徒が3人いました。
本人たちには丁寧さがないと言いますが、別に汚い字でもいいんです。こだわりたいのは、何を学習したいノートなのかはっきりさせることです。
例えば単語を覚えたいなら、読みや意味、スペルを反復するとか、文法を覚えたいなら、文法のルールをまとめるとか、読解がしたいなら、わからない語句を調べて書き込むとか、流れみたいなものがノートから感じられます。
そういう意志やこだわりみたいなものが感じないノートを、私はチェックします。どうせ行う学習ですから、意義や成果あるものにしたいです。そのため、心を鬼にして苦言を、それが私のスタイルです。
受験生はカウントダウンが始まっている状態です。意味ある学習にするか否か、それが問題です。