今週は、修学旅行に出かけていた高校生、定期考査だった高校生、もうすぐ中間テストがある中学生と、それぞれの目的が異なり、それぞれに対する指示がバラエティ豊かにありました。肌寒さと衣替えもあり、秋だなと痛感します。
小論文に取り組んでいるMちゃんも会心の出来とも呼べるものが書け、あと少し数をこなせばものになりそうな感じです。小学生から見ている男子Rも、相変わらずサボりもありますが、塾の時間に集中して学習できるようになりました。
夏休みに入塾した小学生低学年の子達も、当初は塾という意味が分からず、てんやわんやでしたが、今では学習と脳トレ両方に取り組めるようになりました。それぞれに成長というかレベルアップの兆しも感じます。
ただ、油断というのも少なからず目立ちます。昨夜は高1メンバーが集中が途切れていました。
ようやく学習できるようになったと先週親御さんに喜びのメールいただいたばかりの子が、テスト前であるにもかかわらず、スマホゲームで夜更かし、そのため寝不足で塾の学習が手につきません。同じく1年のAは、授業もボーとしていて問題を理解しようとしないまま、勉強していたと認識を見せました。2人とも、きっちりとお灸を据えときました。
新システムの指導を始めてから、同じ時間帯に中高生が、好みの授業を受けることができるようになりました。即座に質問対応できる状態で私が、安定して待機できるようになりました。理解したと思う範囲のプリントを目一杯チャレンジできるようにもなりました。
あとは通塾、ネット塾、出張指導に関係なく、どれだけ目的意識を持って塾で学習できるかどうかです。昨夜叱った高校生には言いました。「ゲームだと瀕死でもアイテム1つで全快する。現実ではまずありえない、仮に瀕死で強い薬を投与されたらショック死するだけ。勉強も同じで、〜するだけの一回で点数アップはない。頭悩まして、真剣に目の前の学習と何回も向き合いなさい。」と
この職業を始めて、受験シーズンを迎えるのも20回を超えます。
逆転勝ちのような合格をした子も、逆転負けのような失敗も数多く見てきました。共通して言えるのは、目的意識や、各学習に対する何らかの強い意図を持っている子は伸びます。
逆に受験前に目新しいものに頼ったり、安易な方法に走ったりするとロクなことがありません。しっかりと個別に、鍛錬すべきことをやってもらおうと考えています。