塾ログ@オンライン塾講師たくとのブログ

石川県にあるオンライン専門の学習塾ブログです。オフラインの経験も合わせて30年以上経験あるプロのオンライン家庭教師が、取り組んでいる日常とおすすめ最新情報を発信しております。

土台と表現力

今週から体験生も含めて、高校生が過半数を占めるようになりました。

 

月曜日はソウシン指導ですが、ネット越しの指導に代わり移動が不要で自塾で腰を落ち着け、火〜金まで自塾で仕事、久しぶりの自塾ばかりの時間を味わっています。うーん、新鮮な気分。

 

今年は何と言っても、高校3年生がニューフェイスばかりという初のパターンです。

 

そのため4,5月は大きく二つに分けて行動することにしました。

 

まず一つ目として「考える土台」作りを目的とした脳トレ割合を増した指導をしています。

 

ごちゃごちゃした文にイライラしないように、覚える知識を効率よく使えるように、問題を解く上での着眼力が身につくように、いろんな願いを込めています。特に、最近は目安をハッキリさせるために、脳トレEQジムの渕ノ上先生に申し訳ないくらい脳力検査をお願いしています。

 

カルテシートを見せた上で、本人の課題を絞り、それを夏までに何らかの形にする。そして夏には一気に受験モードにスパートをかけることを考えています。いまは、その準備につきます。

 

つまり今の脳トレ重視の現段階では、一種のブートキャンプみたいなものを狙っています。生徒たちにも、「一見、関係ないことをやっているように思えるかもしれないけど、こういう土台を作っておくと今後に地味に役立つからと。」

 

最初は警戒心を見せていた子も、素直な笑顔を見せてくれたり、「こういうのは苦手なんです。」と本音を恥ずかしそうに笑顔混じりで言ってくれたりするようになりました。

 

去年一年間で、脳トレEQジムの簡易カルテを基に、どういう状態であれば結果に繋げやすいかも視覚化され、私にも迷いはなくなりました。このまま続けていけば、ある程度の水準に行くと思います。

 

そして意識している二つ目は表現力です。高校生コースを続けていると、指導は大事だけど、学校課題が多くて……というシーンも少なくありません。

 

 

そのため、わざわざ塾にお金を払って学校の宿題をしにくることのないように、家庭での学習質問に対応するサポートにも力を入れています。

 

当塾が契約しているE-XPERTの夢想塾のご尽力で、より使い勝手がよくなったメール個別指導(四谷麹町個別指導)にも力を入れることにしました。24時間対応で、その日の学習で分からなかった問題を質問として画像を送るだけで、個別に各分野もプロフェッショナルが質問対応してくれています。

 

私は専門が文系ですので、理系の難関レベルや受験対策時には非常に重宝します。そのため、文系専門として営業していた以前と比べて、当塾は文理一体で対応できるようになりました。

 

現在は高2高3の一部に用いていますが、今後もっと利用対象者をふやしていくべきかと思案中です。

 

この質問対応で、意識していることは質問の仕方です。ただ分かりませんでは、答え聞くことに注力しそうで効果は薄くなります。

 

だから自分がどういう状態であるか正しく伝え、聞きたいことをうまく加減することが最重要課題です。それがうまくいけば、思った以上の結果に繋がりそうで、今から非常に楽しみです。