ミカンは言わずと知れたビタミンCの補給に良いので、ストレス緩和と風邪予防には抜群です。それに柑橘類は香りを嗅ぐだけで脳の疲れを軽減する役目もあります。だから受験生には噛まなくても良いから柑橘類系のガムを胸ポケットに入れて受験に行くことを薦めることもあります。
そして、最近のイチオシはクルミです。
この時期には万能と言っても良い万能フードです。
良質の脂質に恵まれているので、血液サラサラ効果が高く、冷え性の改善に役立ちますし、血管を健やかにする働きがあります。脳の働きを良くしてくれるので、記憶力UPにも絶大な効果があります。そして適度な食物繊維と良質の脂質により便秘などの消化不良も改善してくれるので良いことずくめです。
あえてデメリットをあげるとしたらクルミは脂質が高いので、糖質の物と一緒に摂ると太るかもしれないということです。クルミ自体は糖質が少ないので、カロリーは高めでも太りにくい食材です。そのため、糖質の物はクルミを食べるときに気をつけたほうがいいでしょう。
身体に合わせて食べるという意識を、センター試験を受ける受験生には気をつけてほしいです。特に石川県の能登地域の子達は前日からホテルで泊まることが多いです。ホテルや引率してくれている先生たちも気をつけてくれると思いますが、周りにいる友達につられて普段食べないようなメニューを食べ過ぎるというリスクがあります。前日に調子に乗って食事を摂ることで、寝付けないということもあります。試験当日に緊張でお腹が痛くなるということも多々あります。
身体とメンタルの強さは内臓の強さからくるという考えもあります。
内臓に負担をかけない食事を冬は考えてみると良いかも知れません。
なかなか難しいかも知れませんが、人並み以上のこだわりを何に対しても持てるようになると、土壇場で秀でるものは増えると思います。