勉強していた子供達が帰った後には、努力の痕跡というものが感じられます。
その痕跡の中でも代表的なものは、消しゴムの削りカスが挙げられます。でも私は、どこかに提出する課題でない限りは、極力消しゴムを使わない方が良いと指示をしています。
間違えたところを消してやり直すという行為は一見すると良いのですが、過剰にアレもコレも消す子に限って点数が低いことが経験上多いです。その理由は、間違えた理由や痕跡を消してしまうため同じ失敗をするからというものがよくあります。
普段のノートに書いて練習する学習であれば、消しゴムは使わず、大きなバツをつけた方が良いです。出来れば間違えた理由や予測
などもメモしておきましょう。それから空いたスペースにマルをつけて正しい方法を比較できるように記入することをオススメします。
面倒に感じるかもしれませんが、その方が意識して同じ手間をかけないように学習に取り組んでくれます。
学習する時は、あえて消しゴムを持たないという方法でも良いかもしれません。テストや大事な提出物に携わる時には備えるくらいで取り組んでみると良いと思います。
