夏休みまで一月程となりました。私が教えている塾でも高校生が大学受験を控え、焦りを見せ始めました。これは毎年夏休み前に見かける恒例のことです。
そういう時に私は「百式英単語」を用いて、英単語学習をスタートさせるようにしています。英単語を覚えるのは英語で点数アップを狙うには欠かせない項目です。
お付き合いさせて頂いている学習塾には最新のEラーニング教材で、英単語を学べるものが多々あります。ただ、長年レトロな方法で学習指導してきた私には昔ながらの英単語帳が馴染みます。そういう私と、今の学生たちのニーズに合うものこそが「百式英単語」だと思います。
私が思う百式英単語のメリット
①カラフルで見やすい
高校三年生だと大抵は学校で何らかの単語学習の教材をもらっているはずです。しかし、それが見辛い、意欲をそがれるレイアウトや量で辟易している子も多いです。そういう子には受け入れやすいレイアウト構成になっています。
②見開き五十の英単語で、フリガナ付き
英単語を学習するときに読めないのに書く練習をするケースも多いと思います。そのため、書いた記憶があるものを本番で連想できない時があります。フリガナでも音を先におさえておけば、記憶のつながりも良くなります。
③そこそこの量と質
語彙量は2000レベルなので量は少なめです。でも、レベル分けがしてあり頻出されるものを選別してあると思います。標準的な土台となる語彙として使い勝手が良いのではないでしょうか。この本を2周(理想は3周)してから、次に別の単語帳に進んでも良いと思います。
以上3つの理由より、毎回、高校生には百式英単語を薦めています。今週より、今年も大学受験メンバーが単語学習を開始しました。フリーソフトで単語テストを出来るようにしてあるので、誰が先にクリアしていくのか楽しみです・