長すぎて疲れたという方も多い10連休でしたが、皆さまはいかがお過ごしでしょうか?私はのんびりというわけにもいかず、本腰を入れたオンライン指導や改めて注目されつつある思考力対策の指導として脳トレを用いた読解力対策や算数指導をGW中に行っていました。
- 10連休すべてを脳トレに費やした小学生
- 頭の中が筋肉痛になりました
- 考えることを強く意識するトレーニング
- 個人指導塾拓杜では必修トレーニング
- 脳トレのような問題が多い中高一貫の受験
- 勉強嫌いの子に多いイメージ力の弱さ
- イメージができると文章読解にも強くなる
- 柔らか地頭作りに!一層の取組み
10連休すべてを脳トレに費やした小学生
ことの発端は、「思考力対策とはどんなことをなさるのですか?」というメールから始まりました。国語の点数で伸び悩むお子様が、私が行っているサービスを見つけてやってみたいと言い出したことがキッカケだったそうです。
私は当塾で導入している脳トレEQジムについて紹介し、簡単な思考力診断テストを実施しました。
頭の中が筋肉痛になりました
普段使わない部分を酷使すると、時には痛みを伴うことがあります。運動で言う筋肉痛ですね。脳トレも頭の栄養素である糖分を、通常以上に消費するためか糖分枯渇という症状になる場合もあります。
当塾でも週1ペースで行うことが多い、脳トレによる思考力対策を毎日みっちり続けた男の子は、「頭の中が筋肉痛になった」ようです。
私も脳トレEQジムを導入して当初の時、自分でも毎日続けていたので強い頭痛がおきたことを懐かしく思いました。
考えることを強く意識するトレーニング
当塾のブログで度々ご紹介している脳トレEQジムは、鹿児島にある一般社団法人FLCが提供している脳トレプログラムです。おそらく石川県で、ずっと継続して勉強に効率的に組み合わせたカリキュラムで脳トレを用いている塾は少ないかもしれません。
プリント指導で図形や言葉、数の変化に気づくトレーニング、物事を連想するトレーニング、実用的な計算や文作成トレーニングを続けています。
そして相手の意や場の空気を読むトレーニングとして、相手と対戦する形式の脳トレを毎回の指導で行っています。
個人指導塾拓杜では必修トレーニング
当初の頃は、脳トレはオプショントレーニングでした。
しかし、勉強と併用する形で行う脳トレが集中力アップに顕著であったこと。
本番に弱かった男子のパワーアップ(F、元気かな?)、人見知り強い女子がコミュ力(RやYなど)に変化出てお母様が驚いてLINEしてきたことなど
いろいろ踏まえて必修トレにしました。
勉強して、煮詰まったら脳トレ、勉強して終了間際に対戦脳トレなど積極的に行っています。
入塾時には思考力診断を行っていますが、思い当たることの多い診断結果に驚かれる保護者様が増えています笑
脳トレのような問題が多い中高一貫の受験
いま私は、オンライン家庭教師としても活動を行っています。GW中に体験を受けた関東のお子様を中心に数名の生徒が私の指導を受けることになりました。
skypeやZOOMを通して、問題などを画面共有して細かく指導し、疲れたら気分転換や頭のストレッチを脳トレ形式で行うスタイルです。
画面に写した問題を声に出して答えてもらうので、短時間指導でも中々の負荷がかかります。
また、驚いたことに中高一貫の受験問題が脳トレにちかいケースもあります。
私が担当している女の子の受験問題が、ほぼ脳トレでした(笑)だから、私の勉強プラス脳トレが大ウケでした(^^)
勉強嫌いの子に多いイメージ力の弱さ
GW中に体験頂いたオンライン指導のお子様、通塾希望のお子様がほとんど指導を申し込みされることになりました。最初にご紹介した小学生に関しては、「連休中、ぼくは毎日べんきょうでもいいよ!」とお子様本人がリクエストしたそうです。
すごく頭を使って問題を解いている感覚が気持ちよかったそうです。10日間の指導を通して、今まで本人が行わない行動をみせるようになった時、お母様は非常に驚かれたそうです。
勉強はイメージ力が地味に重要です。
実は難しいことを聞いていないけど、設問が遠回しに書いてあると意味がわからない。図形も重ねてあると、ややこしく見える。だから解けるわけがないと結論を下すお子様が多いです。これはイメージ力の弱さに理由があります。
しかし、脳トレで意識をちょっと変えてあげると、ときたくなる謎解きのように勉強に向かってくれる子も珍しくありません。
個人的な意見としては、小学生の早い時期の方が効果があるように思います。
イメージができると文章読解にも強くなる
私は国語や英語の文章読解を指導依頼を受ける場合が多いです。その読解指導でも、ただ読んで問題解くという形にはさせないことを意識しています。
どういうところに着目するか、なぜ、この解答を選ぶべきなのか、とことん細部に拘って指導することが多いです。
英語長文や国語長文を勉強しているけど、伸びないとお悩みの子に多いのはイメージと見直し不足の可能性を強く思います。
薬やご飯の摂取と同じで、ただ詰め込むだけではよくありません。バランスやタイミング、体に起こる(起きた変化)を見極めて分量なども調整する必要があります。
ここまで細かく意識してもらい、毎回毎回の指導を振り返ってもらうスタイルを大事にしています。
ここ数年の高校受験や大学受験でも長文問題は満点や近い点数が取れる生徒がちらほらでるようになりました。
柔らか地頭作りに!一層の取組み
今回は中能登の塾・個人指導塾拓杜が、GWにも活躍した脳トレについて少しご紹介しました。今年はオンラインの指導が顕著ですが、そろそろ対応人数が限界に近づいています。通塾や出張指導、オンラインに関係なく、あと5名で、いったん募集を終了したいと思います。
特にこれから受験を考えているお子様のお問い合わせなど、残り時間の関係でお早めにスタートされることをおすすめします。教育改正による難易度が高くなった受験のお手伝いをさせて下さい。宜しくおねがいします。