塾ログ@オンライン塾講師たくとのブログ

石川県にあるオンライン専門の学習塾ブログです。オフラインの経験も合わせて30年以上経験あるプロのオンライン家庭教師が、取り組んでいる日常とおすすめ最新情報を発信しております。

目的をもって意識する勉強で受験を乗り切ろう

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昨日は通塾メンバーをメインに、金沢で課外学習イベントを行ってきました。高校3年生たちをつれて、どのような勉強を今すべきか、他の大学受験生たちが勉強する空間を疑似体験してほしくて出かけてきました。そのあと、私が少しだけお手伝いさせてもらっている生徒さんにも会いたくて、提携塾の金沢市問屋町にある桜鳴塾に行ってきました。本当は内心煮えくり返ってるかもしれませんが(笑)いつも神対応してくれる野村先生に感謝です。今回は昨日の状況について紹介いたします。

野村先生blogはコチラ

ohmeijuku.hatenablog.com

 

祝日でもいつも通りに起床!勉強空間へ

連休が多かった今月、高校生たちの勉強に「プラスアルファ」が欲しくて、急に図書館勉強を思い立ちました。以前にもブログに書きましたが、金沢の図書館での雰囲気・空気を味わうとメンバーたちに好転があるのでは?という期待が生まれたからです。祝日だからとダラダラさせたくないので、朝7時過ぎに全員を拾い、中能登町から金沢へ旅立ちました。

 

まずは頭起こし!金沢市の大型書店でカフェ学習

図書館自体は10時からオープンでしたので、まずは最初の目的地を金沢市にある大型書店beansにしました。県庁付近にある建物が特徴的な書店です。朝7時かオープンしていて、タリーズコーヒーもあるのでドリンク片手に勉強する体験をしてもらいました。よく資格勉強する大人の方もいるので珍しくありません。まずは人が少ない時間帯だから、行いました。七尾・羽咋では環境的にない場所での勉強は新鮮で集中できたようです。注意点としては込み合う時間帯には迷惑なので実行できない可能性もあります。

 

メインの玉川図書館へ到着~条件付き自学スタート~

私が大学受験生にオススメなのは、玉川図書館2Fにある学習室です。こちらのブログに学習室など環境が紹介されています。勉強しに来た学生たちの熱気や圧が力強く感じられます。

最初はカフェでリラックスできる勉強をしてきたメンバーには、いっきにキツイ状況に追い込まれたと思います。ただ、この日、めちゃめちゃ蚊が多くて、すごくカユイ思いもしました~1匹がでかい。夏の反動ですね。

ただ自学するのでは、ダラダラする可能性もあり、条件付けもしました。質問アプリ「マナボ」の登場です。

 

自習環境でも使えるアプリ「マナボ」を実体験

たびたびブログでも紹介していますが、当塾は高校生のネット環境に即した勉強ツールにもこだわっています。教科や場所を選ばない質問アプリ「マナボ」を使って、自習する空間を最適な勉強スポットにしてみることにしました。いい加減な答え教えて質問は許さず勉強のサポートに使うことを厳命して、一人60分相当の使用を指示しました。

 

達成率は50%!男子の問題点も明確に

結論を言うと、女子は質問アプリを何とか勉強に取り入れなくては?と、自分を冷静に分析して質問が適度にでる勉強に切替、質問をいつも以上に行う勉強が達成できました。しかし、男子は締め切りが近づいて慌てて質問をしようとする始末。そんな状態では得るものもないし、集合時間におくれると更なる迷惑行為にも、、、、時間はたっぷりあったはずの勉強時間の計画性で明暗が分かれました。

 

意識する行動でないと記憶に残らない

集合場所で男子を待つ間、女子たちと話していると今日の勉強がどうだったか?という感想や反省がどんどん出てきます。しかもめちゃくちゃ具体的です。質問アプリでの質問の仕方なども見ると、「考えて」取り組んだことが推測できます。しかし男子たちが待ち合わせ場所に来ない、大幅に遅刻した理由がなんと「指示した場所」を忘れてしまって道に迷ったとのこと。。。その場所というのは、彼らがお昼ご飯を食べていた、すぐそばの入り口の突き当り、、、その入り口がわからなかったとのことです。

 

気がそぞろの勉強や行動は身につかない

男子たちも別にさぼっていたという感覚はないと思います。むしろ普段以上に勉強はしたと思います。しかし、取り組み方や意識で女子たちとは損する部分が出てくるのは言うまでもないです。もちろん予定を遅らせ、計画通りに行動していた子たちを待たせる結果になったので叱りました。

勉強も同じです。指示されたこと・やるべきことは間違いなく、意識して丁寧に取り組むからこそ力になります。ただ、てきとうに流すと単なる作業です。今夜も改めて説明しましたが、全員、受験勉強に適さないと理解してくれました。

 

野村先生率いる桜鳴塾にスペシャルサンクス!

図書館学習の〆は食事をして(今回も私の自腹~)、メンバー全員が面識ある野村先生のところへ表敬訪問しました。前述したとおり、神対応してくれましたが、テスト対策で忙しい野村先生がたの心遣いは本当にありがたいです。生徒全員、ありがたいといっていました。「また」懲りずにお願いします(笑)

 

今回は当塾のイベントの一つ、図書館学習について紹介しました。誰もが通る勉強という試練ですが、少しでも効率よく意味あるものになるように、中能登の塾・個人指導塾拓杜はめいっぱい取り組んでいきます。高校受験生・まもなく大学受験生のご相談・お問い合わせも受け付け中です。よろしくお願いします。

 

無料体験からオススメします。

 

図書館学習イベント開催

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中能登のある個人指導塾の取り組みとして、丁寧な勉強方法の定着と、今までの自分自身にない経験を増やすということを心掛けております。そのため夏は大学見学や勉強合宿、年末でも受験生に向けた合宿を行っております。そして、春秋に行うことが多いイベントについても紹介させていただきます。

 

これまでのイベントについてはコチラもご覧ください

 

yadorigibbs.hateblo.jp

yadorigibbs.hateblo.jp

 

 慣れていない場所を知るトレーニング

いまの中学生・高校生に携わっていて多いことは、「まずやってみる」ということに抵抗を見せることが多いです。「なぜ自分がしなくてはいけないの?ほかは?」や「お手本は?」と、完成形の見本を見せないと踏み出そうとしない子もいます。

 

最近のご時世で忙しく、そういう経験する場所へ出かける時間が取れない保護者様も多いです。個人指導塾拓杜は、保護者様の代理として社会経験を積んでもらうようにしています。今年の夏イベントもそうですが、体は大きくても若葉マークの子供たちは中学生・高校生関係なくオタオタです。でも経験済ませれば、本番に強い逸材として期待が(^^♪

 

緊張した空気の中で勉強する

連休中に高校3年生をメインに、金沢市にある図書館で勉強体験してきます。普段は近場の図書館や塾、自宅で勉強している生徒たちばかりですが、生活環境が異なる同年代と同じ場所で勉強させることも重要ではないでしょうか。

受験本番のセンター試験や私立や国立大学の記述試験が、まさしく、そういう場所になります。全国のいろいろな場所から、その進学先を希望する子たちが集結します。緊張しないわけがない。だからこそ、その場所が快適であるなし関係なく経験させたいと私は実行予定です。

 

図書館で感じる空気~ピリピリ・いろいろな姿勢~

だいたい私が生徒を連れていく予定は玉川図書館か海みらい図書館だと思います。それぞれ、中学生や高校生、一般の方など何かの学習にすごく集中しているのを肌で実感することは間違いないです。

 

昔、単独で勉強合宿を行っていたとき、宿泊先の事情で金沢のビジネスホテル泊で図書館学習を実施しました。その時の玉川図書館では、大学受験間近の高校生たちが必死の形相で受験勉強に取り組んでいました。その圧に圧倒された女子生徒が違う場所へ撤退したというエピソードもあります。

そんな女子生徒の数名が、いま金沢大学にも通っていることが不思議です(笑)

 

センター試験を意識した時間配分などプランニング

よく課外イベントで私が言うことですが、時間はいっぱいあるように思える時は意外と時間は足りないんです。その理由は「何をしてよいのかわからない」ことと、「意識をした勉強不足で目安となる所要時間がわからない」というものが挙げられます。その結果、決めることに時間を要するタイムロスが発生するという結果が

 

だから本番並みに緊張する場所で、質の高い勉強をやってみるということが狙いです。そうすれば個別の具体的なプランニングとして受験に生かせると信じています。

 

頑張ったものの勉強が報われるように

今回も帰りにはどこかで食事してくるつもりです。受験スパート前の景気づけ?それとも、これからしごくけどごめんね!と謝罪先渡しかもしれません(笑)

 

最近、提携塾内でも女子に人気沸騰の野村先生のところにも寄るかも~(笑)

頑張る取り組みをサポートしてもらった先生と生徒間で絆が生まれるのは嬉しいです。おそらく金沢市問屋町、車のナビにセットかな(^^♪

 

まとめ

今回は中能登の塾・個人指導塾拓杜の秋イベント図書館学習について紹介しました。秋は心を定める大切な時期です。その時期が有意義なものになるよう、精いっぱい勉強サポートしていきます。高校受験に対しても、直前対策始めました!ご検討ください。

 

 

www.yadorigibbs.net

 

 

 

 



あと一歩の油断で努力の成果が消えてしまう

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動画添削指導という手法を、ネット塾・高校生指導に取り入れるようになってから中能登の塾・個人指導塾拓杜は、勉強に対する姿勢が変わったように思います。私自身が違うスタイルをとっていたこともあるのですが、一問一問を大事に解き進めるという指導で「じっくり調べる」「じっくり考える」「じっくり見直す」という、「じっくり」が凄く大事なものだと改めて認識しています。受験時期になると焦りは出るのですが、そういう時にこそ「雑さ」を捨て、「丁寧に」勉強することを促す塾になりました。

 

 難関大・国立大学指導の理系指導が発端

私は文系畑出身の塾長ですから、どちらかというと理系指導の具体性はありませんでした。文系学習で生徒負担を減らし、塾ツールを用いて理系学習をしてもらうという手法が定番でしたが、今年は国立大学・難関大学を挙げる生徒が多く、思い切って直で教えてもらえるサービスや先生はいないかを探したことがきっかけでした。タイミングよくフェイスブックで知り合った塾長関係で、N先生(数学)・Y先生(古文)というエキスパートと仕事が出来るようになりました。

大手予備校・塾などで活躍されている両先生の指導スタイルやクオリティは、がむしゃらに続けてきた私の指導とは違うもので、鳥肌がたったことを覚えています。(ダジャレに、どう反応してよいかまよったことはふせておこう)

 

例年よりも模試での判定スコアがアップ

当初のころは雑な勉強で、厳しいチェックが入り、人見知りが強い女の子が震えながら添削を受けていました(笑)いまでは、わりと平気で、今度は気が抜けて油断していると先日は注意を受けていました(おい!笑)

 

しかし、数学が苦手でダメだった子があきらめ半分で書いていた国立大学志望を記載した模試判定でも好成績の結果が返ってきました。ネット塾の女の子も、予想以上の判定に喜びの声を上げていました。

私自身も長年やっているという自負はありますが、流石!と思わずにいられない結果です。高校の数学が解けるレベルではなく、1から10ではなく、0から100レベルで指導できるクオリティは脱帽です。

 

WhatではなくHowの指導こそトップレベル

私もようやく道具を選ばない指導が出来るようにはなりましたが、お二人の指導は道具を選びません。それなのに、国立大学・難関大学レベルの指導やアドバイスが出来てしまいます。それも、使っている教材が高校の宿題やワークであったとしてもです。

何を使うか(教材)のWhatではなく、どう取り組むかのHowにこだわった指導は、私も参考にさせていただいております。どうせなら、私が指導している基礎・標準コースも同じ形式にしよう即、実行に移しました。

もともと使っているシステムこそ同じでしたが、使い方ひとつで、こうも違うかと日々新鮮な発見が多いです。

 

ていねいに解く勉強・・・出来ているようで出来ていない生徒多し

  • しっかりと例題を読む
  • 問題に取り組む
  • 図示して考える
  • 見直しして課題を提出する
  • 解答・解説を読み込む
  • 何も見ないで出来るか試す

上記の学習は、昔から知られている「あるある」どころか、「あたりまえでしょ」な勉強方法です。しかし、これが出来ていない中学生・高校生は本当に増えました。すぐ解答をみて、〇付けをして終わりという作業が「勉強」となっているケースが多いです。

近年、勉強が出来ないとされるお子様の多くが、この部類に入っています。だから、場所を変えて人の目がある場所でチェックされると、上記の項目が通常より増えた状況で勉強することが出来ます。そのため時間に比例して点数が増えやすいです。

ようするに、ちょっとした手抜きで勉強そのものが悪影響を受けていたともいえますね。

 

個人指導塾拓杜における高校生たちの変化

結論を言ってしまうと、負荷がかかった生徒は激増しました。勉強という観点では「質の悪い自己流」に慣れた状態で、正しい勉強へと矯正する羽目になり大分苦戦している様子が伺えました。それでも7-8割出来ていたのに、雑さのせいで生まれる残り2-3割の手抜きで点数や成績に悪影響が生まれていたことが発覚した生徒もいます。

 

この意識だけで、勉強のクオリティは大幅に変わりました。指導時に提出してもらうノートやプリント・質問の仕方で改善されたことは目に見えています。そのため模試や定期テストも、安定してきています。上級コースをうけるメンバーでこだわっている丁寧な学習姿勢は、下級生にも影響を与えてくれる効果付きです。

 

中学生たちの変化

通塾環境と、小中高一貫型の学習塾であるため、当塾は中学生・高校生が混在して勉強するときがあります。夏休みは小学生が混ざるときもあります。それだけ混ざっても、私語雑談で迷惑になることはない約束事があるので、お互いに静かな勉強タイムがキープできています。

今年入塾した中1メンバーたちは、勉強方法を改善した状態での高校生を目にしながら塾で勉強し始めた子もいます。そのため、ちょっと意識を変えた方法だけで、苦手な国語で点数が伸びて成績上位という子もいます。

 

勉強は特別な方法というより、適度な負荷、丁寧に解く、この勉強スタイルで十分です。プラス個人指導塾拓杜では、社会勉強を意識した体験型イベントを実施しています。この組み合わせを今後とも続けていきます。

 

あと一歩の油断で努力の成果が消えてしまう

私が最近しつこいほど述べるようになった言葉です。

以前、N先生から、8割がた丁寧に解いていた生徒のあと一問に対する取り組の雑さで指摘を受けました。

「(3)が分かりませんでした。解答を見て書きました」

だけだと、「どこまでわかってどこからがわからないのか、どこでつまづいているのか、それが私には全くわからないから、指導のしようがない」ということなんですよ。

 

高校生・受験生は、自分ができないことをさらけ出すことを極端に避ける傾向にあるんです。自分ができないことは恥ずかしいことだと思うのでしょう。

でもそうじゃない。

「自分ができないことを指導者にさらけ出すことが出来ないことこそ、恥ずべきこと」なんですよ。

私たちは、生徒に安心してさらけ出してもらえるように指導すべきなんです。と

 

私自身、わかっていたつもりのことですが、改めて人から言われると、冷水を浴びせられた気分になりました。何といっても、受験というステージを意識して塾に入ってくれたご家庭の期待を背負っています。何を生徒に意識させて、どう私たちが指導するか、それをもっともっとこだわりたいと、最近は強く意識しています。

 

実戦重視の高校受験直前対策コース開始

高校生には何度か面談をして、当面の方向性を定めました。あとは中学生です。

 

丁寧な勉強スタイルは崩しませんが、過去問題を分析して、確実に得点できるものを増やす狙いで高校受験対策コースも開始しました。120分の学習スタイルで、週2回入試問題や類似問題を解きこなして、確実に身につけてもらうことが狙いです。小さな塾ですので、大人数は無理ですが、七尾・羽咋・鹿西を目指す受験生の勉強サポートを少しだけお手伝いさせてください。よろしくお願いします。

 

 

計画倒れにならない学習計画のポイント

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個人指導塾拓杜では、高校生の指導一環として学習記録や日報といった記録を重視した指導を多く行っています。指導カリキュラムみたいなものはありますが、生徒に率先して学習計画を作成させることは考えておりません。勉強の管理は重要だけれど、学習計画には力をいれない当塾の考え方について紹介いたします。高校・大学への受験で忙しい中学生・高校生の参考になれば幸いです。

 

 

真面目な受験生の悲劇は避けたい

これからの受験シーズンを控えていて、一番怖いのは「真面目な受験生の悲劇」と呼ばれる状態です。「頑張っているのに点数があがらない」「睡眠や娯楽を削ったのに受験に失敗」そういう結果の数々こそ、「真面目な受験生の悲劇」と言えます。

 

こういう状況に陥る原因は、効率が悪い勉強習慣や方法、強烈な思い込みによるものが多いです。

 

例えば、数多く問題を解くことに没頭し、間違いや認識不足を指摘されているのに直さない、数だけこなすことに慢心して、長時間の勉強時間を費やし、量をこなした受験生がいたとします。結果はどうなるでしょう?正直、良くはない想像を抱いた方が多いでしょう。私も、「多分、落ちる」という予測をします。

 

鍛えるべきところ・直すべきところをクリアしてこそ、点数アップ・志望校合格は期待できます。そういう指導に中能登の塾・個人指導塾拓杜は力を注いでいます。

 

メンタルに影響する学習計画

第三者の声を過剰に気にする自覚がある受験生には、学習記録(勉強したことの記録)はOKですが、学習の予定や計画はオススメしません。決めたことを「こなすこと」にばかり頭がいってしまい、理解や復習をおろそかにする傾向が強いからです。

そういう観点で、当塾では学習の偏りを指摘することはありますが、予定や計画をごり押しすることは極力おこなわないように意識しています。

難関大・国立大学向けの数学を担当しているN先生に対しても、「学習日報」という約束事を設けています。数分程度で終わるアンケート形式の報告を毎日出してもらっています。

これだけ聞くと「めんどくさい」と思われがちですが、これが当たり前になると、寝る前や起きた時のハミガキのように、違和感なく続けている子が多いです。

むしろ、継続する子じゃないと難易度が高い所へのレベル到達は難しいです。

 

なぜ事後の学習記録や日報が良いか?

当塾がスタディプラスや「学習日報」を推奨している理由は、学習バランスを見極めるのに役立つからです。例えば食事とかが良い例です。

ここ三日間、お肉ばかり食べている、これじゃ体に良くないからお魚にしよう!

一汁三菜の食事を続けた方が体に良い、間食ばかりしていて体形が崩れたから当面控えよう!など〜

あるあるトークですよね。

これを勉強で実行できるということが、スタディプラスや「学習日報」を中能登の塾・個人指導塾拓杜がこだわる理由です。偏りある学習は、長期的にも良いことは少ないです。

まだやっていない勉強ではなく、やったことを分析して次につなげる学習やアドバイスを促していく方がメリットが多いと、当塾は考えます。

 

テスト分析においても学習記録は役立つ

学習記録を一定期間続けると、いろいろ見えてくるものは想像以上に多いです。単純に、特定の教科ばかりしているので時間が足りていない教科の点数が悪いということを認識する生徒は多いです。さらに、勉強時間は多いけど、点数アップに至れない生徒の勉強詳細をチェックすると効率が悪い勉強をしていると明確な原因究明にもなっています。

高校指導においては、学年ごとの勉強時間を、定期的にLINEで情報発信して意識改革も促しています。

勉強習慣の新たな補強として、学習記録はいかがでしょうか?

 

痕跡を残す勉強をして結果を残そう

今回は、中能登の塾・個人指導塾拓杜の学習管理についてポイントを紹介しました。何事も一定期間続けるまでは、定着するときにトラブルは起きます。しかし、習慣として定着し丁寧な姿勢で勉強を続ければ、結果に反映することは間違いないです。

スタディプラスも個人が無料で利用できるスマホアプリですし、手ごろなメモ帳に記録を綴るだけでも十分です。これからの受験勉強にお役立てください。

 

 

頑張り屋さんの席

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台風21号が去ったかと思えば、北海道では大地震が起こり、、、地球は本当に深刻な常態に陥っているように感じます。大雨の時は近所で軽い土砂崩れが起きた中能登の当塾ですが、台風は風の流れ道が良かったようで無傷でした。しかし大阪の塾・クスタニ塾さんからの連絡や画像は息をのむことばかりでした。当塾ではクスタニ塾さんをはじめとする被害にあわれた塾様のサポートが出来ればなと考えております。

 

さて、現実的な対処が必要な大人たちと違って、子供たちには未来が良いものであるように将来にむけて頑張ってもらいたいと考えております。今回は、中能登の塾・個人指導塾拓杜にある敷居が高い席について紹介させていただきます。それにはMちゃんという今年の春、卒業した生徒に関連します。

 

 

JKたちが戸惑う奥の席

今年入ったばかりの中学生や、男子生徒たちならば気にしないのですが、個人指導塾拓杜の教室内には、奥にある壁に対するような感じで座る席があります。当塾は、各席ごとに向きをかえて、人の気配は感じるけど、視線上に私以外の動きが入らないように配置を決めております。そのため、どの席にも座るのは自由です。それでも奥の席には「Mさんほどの頑張りが未だできていない」と避けるJKたちがいます(笑)

 

昨年の受験生「頑張り度MVP」といえばMちゃん

昨年度のブログで何度か登場したMちゃんですが、私の母校と部活も同じの大事な後輩でもあります。高校3年の進級時に入塾してくれたあと、体を壊すことが何度もありましたが、私の指導やMちゃん自身の目標に対して、まっすぐ真剣に取り組んでくれた女の子です。

私も時折、後輩にあたるMちゃんの取り組み方・意識というものを他の生徒に話して聞かせたものでした。あまり無理はさせないように配慮したつもりですが、自分からドンドン質問を投げかけてくれて、任意での勉強合宿にも立候補してくれました。

卒業して半年になろうというのですが、いま高3のメンバーには印象がいまも根強く残っています。

 

我慢すること・頑張ることって何のため?

私がよくいう話ですが、特に大学受験の場合、進学しなくても世の中へ出ることは可能です。勉強が嫌なら、働いて早く社会人になってしまえばいいのです。しかし世の中には、ひと手間かけて勉強しなければ、なれない職種があります。大学という仕組みがなければ、今生では経験できない場所や環境に出会えないこともあります。

つまり、無理やりさせられるわけではなく、自分が望んでいく場所が大学や同等の進学先というわけです。いま辛く感じていることも、そこに到達するためのものと思えば、丁寧さや意欲も変わってくるものです。

いまの高3たちメンバーは、残念なことに未だ自分に甘いです。それを自覚もしています。だからこそ、すごく頑張りを自他ともにみとめる度合いでみせてくれていたMちゃんと同じ場所に気後れしちゃうようです。

 

数をこなす・終わらせることは質の悪い頑張り

個人指導塾拓杜として、4GAKU会の受験アドバイザーとして私がしつこく言い続けるのは「負荷がかかる」学習です。自身の状態と向き合って、出来ていないところをつぶす学習をしなくては成果には現れません。

いろんな問題を数多く解きますといっても、理解もしないでドンドン次にいくことは無意味です。宿題や課題を終わらせていますといっても、見直しや解きなおし、反復練習をしないままでは、せっかく新しく習ったことも生かせません。一問一問と冷静に向き合って、解答・解説・指導やアドバイスをじっくり見て、そのうえで解きなおしや反復する、最低限でもそれくらいの学習が当たり前にできないと、難関と呼ばれる場所や競争率が高い場所へは、とうてい無理というしかありません。

そういう意味もあり、先日のブログでも問題集ばかりを変えたがるケースはNGというお話をいたしました。

 

頑張る勉強の特徴は「痕跡が見える」

個人指導塾拓杜の指導では、いま難関・上級コースの数学を担当していただいているN先生の影響もあり、「丁寧なノート」をこれまで以上に取り組んでいます。ただ書いたものを提出するのではなく、何を参考にしたのか、どう取り組んだのか、どうわからないのかが、指示したとおりに行うとわかるようになっています。国語・英語担当の私も数学を参考に英語ノートや質問方式を改良いたしました。

そうすると、教える方も自然に変化するんですね。教える中身が、、、、

生徒ひとりひとりが、どんな順番で勉強して、どこでコケて、そのあとの見直しで何を発見したかが手に取るようにわかります。そのうえで質問が来るわけですから、生徒にとって本当に有益なアドバイスになる情報提供がリアルタイム、LINEの返信、ネット指導いずれの状況でも難しくありません。

現受験生たちもジワジワとクオリティが上がってきています。しんどいだろうなという自信は指導者ながらあります(笑)しかし、続けている子は本当に伸びてきています。そろそろ「Mちゃん席」に座らせる予定です。

 

あとは指示通りの勉強を続けるか否か

今回は個人指導塾拓杜の「座らずの席(笑)」について、少し紹介いたしました。私は毎年毎年、自分の指導の良し悪しを振り返ります。そして次世代の子に改善したものを織り込んで指導を続けます。今年も、思いつく限りのことを進行中です。

あとは生徒たちがどこまで自分の夢・目標に真摯であるかです。最終的に勉強するかどうか、学んだことを本番でやるかは本人たちなのは言うまでもありません。

どんなにつらくても、ここを乗り切って、目標へたどり着いてみせる!昨年までの先輩たちが見せてくれたように、その頑張る姿勢を見せてくれるか、期待して見守るつもりです。

 

チャラにはできないのが勉強

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ネット塾がメインの月曜日、9月に入ってスタートとも呼べる一日。

いろいろ準備に取り掛かっています。高校受験の準備であったり、大学受験メンバーへのカリキュラム作成であったり、ここからは勉強そのものもキツクなりますが、メンタル的にも、いろいろ負担がかかる時期です。今回は9月からの塾の取り組みについて紹介いたします。

 

 

指導曜日・提出日の再確認

9月以降はどうしても高校受験・大学受験の指導比重が高くなります。そのため綿密に計画や作戦を練りながらプリントやワークを用意しています。しかし、困るのは脱線ともいうべき身の丈に合わない教材や学習法に走ってしまうことです。それを避ける第一歩として、指導日・課題提出日の確認と現状把握をしてもらうようにしています。課題提出による理解状況・指導日の確認と学習内容のチェック、繰り返しチェックして問題ないようであれば、難易度も上げていくことが個人指導塾拓杜のスタイルです。

 

隣の芝生は青く見える時期

この時期はメンタル的に一番焦る時期かもしれません。コツコツやってきた子であれば、じわじわ模試などの結果で変化が出てきます。当塾でも金沢大学でE判定が続いていた子が、気づいたらC判定になっていました。ただ学習が安定しない子だと、学習が安定して継続するようになっての結果なので、まだまだ結果にあらわれません。そのときに、周りの高校生がやっているワークや問題集に目移りしやすいです。そういう時に、「いったんストップ」を私は投げかけることが多いです。

 

問題集を選ぶポイント~そのワークをするから点数上がるじゃない~

私は毎年あるあるネタですが、仮にご家族やご親戚が厚意で買ってくださったものでも、本人に合わない・時期ではないものにはNGを出します。正直、それで快く思われない時期があることも自覚しております(笑)たぶん、いまもですね。

 

本人や保護者様が選ぶのは、合格した先人たちのデータを基にした人気ランキング上位のものばかりです。たしかに質も良く、勉強に役立つ可能性はあります。しかし、

考えていただきたいのは、

「これまでつづけていたものは?」

「その問題集を使える力量に達しているか?」

この二点を真剣に考えていただきたいと思っています。

 

受験勉強・点数アップは道具ではなく方法重視

私が長年こだわっていて自信を持って言えることが、やり遂げないまま新しいものに手を出しても成果は薄いということです。この時期は正直、そういう誘惑が多いのです。少し時間があって、頑張れば点数が出せそう、そのためには新しい教材を買えばどうにかなると思うことが大きな罠です。

しっかりと続けていることをやり遂げる。解いている一問一問の解き方や知識を大事に受け止める。終わらせるのではなく、わかることを目的にセルフジャッジする。こういう勉強が出来る子こそ、間違いなく点数アップして、志望するところに合格します。

 

質問アプリ「マナボ」を取り入れた表現力アップにも着手

先日もブログで書きましたが、中能登の塾・個人指導塾拓杜では動画タイプのネット教材を大幅に削減しました。その代わり、導入したものが質問アプリ「マナボ」です。どちらかというとメイン教科である国語・数学・英語は私を含めた講師で個別対応の指導を行っておりますが、「マナボ」は、その他教科の学習が偏りないように取り入れたサポート目的のツールです。

 

一問当たりの平均回答が13分ほどらしいのですが、当塾では丸投げ質問(何もしらべない状態でのわからない)をNGとしました。ある程度調べて、その上で分からない質問であれば、質問も具体的で答えてくださるチューター陣も5分前後で回答できる時短となると判断しました。ぶっちゃけ塾としても節約になりますし(笑)

 

じっさいに塾でも質問の仕方や状況を把握すると、思ったような結果が時間に現れています。事前に学習をしている子には理解度を早めるシステムであり、丸投げする子には理解はできるけど、ほかの子より6倍過剰に時間がかかってしまうというデータも出ています。当塾では、この差を埋めることで、学力・点数アップにつなげていける自信があります。そのため表現力ある質問として「質問力」という言葉を多く、生徒に投げかけるようにしています。

 

積み上げてこそ意味ある勉強をしてもらう

今回は中能登の塾・個人指導塾拓杜での取り組みを少し紹介しました。勉強は積み重ねただけ成果が表れます。イベントの忙しさや新しいものに手を出すからと、何かをしなくてもよいということはありません。チャラにはできないのが勉強です。そのことを真剣に受け止めて頑張っている中学生・高校生を支援し、社会で役立つ人材に育成したいと当塾は考えております。

 

レベル1のままチャレンジャー

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金曜日は、もともと人数が少ない日ですが、夏休みという期間も手伝って時間がまばらでした。あまりにもよいとは言えない勉強をして、先日ガッツリ叱られた生徒がやってきました。少しは反省したのかなと思い、様子を見守っていました。今回は、その時の模様とアドバイスについて紹介いたします。

 

動きがない背中

なんとなく塾への入出時の挨拶、姿勢をみていると、叱られないように意識をしていることは分かります。でも勉強はというと、再三にわたって指摘されている雑で効率が悪く、記憶に残らない方法に固執していることが分かります。調べ物をせず、途中式やメモ書きする様子のない背中からうかがえます。よくストレートネックや猫背などの姿勢についても話題になりますが、当事者にとっては、それが楽なのだそうです。勉強も同じです。自己流という名の効率が悪い勉強法を矯正することが、塾の仕事の一つです。

はっきり言って、この子がやめようとしない勉強の仕方は、進学や難関目指す子には一理もない勉強法でした。

 

答え聞いているの?それとも方法?

先日叱られた場合は、次回に何が何でも埋め合わせに質問しようとする生徒です。今日は質問がくる確信がありました。

そして背中を見る限り、「改善がない」質問だと予測がつきました。

「せんせい〜」ほらきた!

「このやつがわかりません」

「どれが、どう分からないか詳しく教えてくれないと、こっちも答え聞かれているようで説明できん。」

「この問題です。」問題を指さすのみで、結局あいまい。

「後ろからずっと見てたけど、問題をぼーと見てるだけで、なんも調べてないのに、わかりませんって聞くの?」

ここまで来ると、うつむいて沈黙です。

 

いつまでレベル1の冒険者続けるの?

ドラクエにたとえて、最近は受験生に説明します。

「例えば、冒険出て初めて出会ったモンスターのスライムに負けたとしよう。

僕や数学指導のN先生は、戦い方として「こん棒」を渡す。そして、その戦い方で勝てたら、同レベルの相手も同じように勝てると認識する。それが指導です。だから、教わった方も習ったことをマスターするまで練習しなくちゃいけない。その上で新たなモンスターが出たら、また新たな武器やスキルを身につけていけばいいと考えています。同じように、勉強もいつまでも同じレベル続けてちゃ得るものはありません。」と。。。

 

彼は、それがずっとレベル1で続いています。

 

なんか身につけて塾から去りなさい

同じ例え話を彼にしました。そして続けます。

「ここ最近、ずっとこんな状態だから、お前を評価できんし、お前自身が伸びないんや。いい加減に気づけ!」と、まだ続けます

「せっかく教えても、すぐ忘れるというか覚えようともしていない。こん棒渡してもあるけど、次のバトルでもういらないと自己判断して素手で冒険へ、モンスターにフルボッコくらうのと同じ。どんな敵でもずっとレベル1のチャレンジャー状態。それが悔しいし、腹が立つ。」

いつもと違う切り口でしたので、少しは彼に響いたかも知れません。響いてもらわないと、塾に来ている意味がなくなります。

 

中途はんぱな質問ではダメ

今回は塾の様子や、オススメできない行動について紹介いたしました。彼からすると、私は何でも否定する人間に映るかもしれません。

 

実際私は彼を否定することが多いです。でも、それは目的が決まっているクセにほど遠い行動をしているからに他なりません。

 

調べない・練習しない・安易な質問=勉強と捉えることは非常に危険です。だから個人指導塾拓杜では楽するための質問には答えません。答えてしまうと、たいてい、同じ質問を繰り返すことが多いです。考えない状態で正しい方法を聞いても、理解につながらないです。まずは調べて、自分の状態と向き合ってから質問につなげましょう。そう返すようにしています。

 

そうすれば塾の勉強は効果を発揮します。そう信じて、ビシバシ指導を続けます。

 

いまさらだけど出来てない「よみとく」

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ようやく夏の勉強合宿でたまった疲れが抜けてきたように感じます(笑)

中能登の塾・個人指導塾拓杜のこだわりである「大学見学ツアー」「勉強合宿」ツートップが終わったので、いよいよ座学メインでビシバシいく路線にシフトしていきます。高校生(通塾・受験対策組)たちには質問・ノート・学習記録の3部門に役立つアプリをそれぞれ用意しました。思い切ってというか、最近シンプルイズベストの指導に変えてきていたので高校生の動画教材を半分以上削減しました。その予算を全てアプリ系に費やしました。あとは現実問題である点数・成績をとりに行きます。

 

 

 

今回夏合宿に参加した提携塾の有志、スイッチオン塾、桜鳴塾のブログもご覧ください。

switch-on-juku.hatenablog.com

ohmeijuku.hatenablog.com

読むという習慣が出来ていない

勉強という動作は問題や教科書を読んで理解するという行為から始まります。一見すると、そんな当たり前のことをいまさら何言ってるの?と思われるかもしれません。しかし、現実問題出来ていないという中学生・高校生が意外に多いのです。もし、このブログを読んでいる保護者様、試しにお子様に身近にあるものを読んでもらってみてください。流ちょうに読めていると状態であれば、私の取り越し苦労ですが、たどたどしい、え?この漢字よめないの?と思われたなら、やっぱり読むことが日常から出来ていないことが伺えます。これは、黙読という行為が勉強のメインになっていて、デメリットになっていることが伺えます。

 

実際にあった教室でのワンシーン

中能登の塾・個人指導塾拓杜では、国語指導の一環として、生徒たちに提携塾のブログを読ませることがあります。読ませてみて、誤字脱字チェックしたり(笑)、ウチの塾との違いを話し合ったりしています。そうすると、読み方の声量や流ちょうさで日ごろから「音読」をしているかどうかが容易に判別できます。単純に声が小さいというケースもありますが、同時間帯であれば10人ほどでいっぱいの塾です。声を張り上げる必要がありません。単純に、この「読み方」であっているか不安だから声が小さくなります。日ごろから,声に出して覚えるということをしていれば、本番でもパッとひらめくことがあり、うろ覚えの知識を思い出そうと時間がかかることも減ります。

 

声に出して考えるから身につく

小さい時には小学校や幼稚園で、無心に声に出して本を読んでいたことは皆さんあると思います。迷いなく、間違えていることもあっていることも考えず、読むという行為に集中している声は思いのほか響きます。そしてイントネーションやアクセントで、言葉の意味が分かっているかどうかも周りには通じやすいです。それは中学生・高校生にも適用されます。

面倒だったり、恥ずかしかったりという要因で、音読すらないことで余計に学力へのマイナス効果は発動しています。そして、わからない言葉を想像する・状況を推測するということも年々、子供たちがしなくなっていることが多く感じています。

 

画像や動画というインパクトが考えなくてもよい状況に

小さい時から本を読んでいた姿しか思いつかない本の虫が私でした。特に昔の本は挿絵やイラスト、写真の類が少なく、書いてあることを想像するのみでした。そして年代に応じた文字数や内容だったため、考える段階も適度に難易度が上がってちょうどよかったように思います。

その認識は、お父様・お母さまたちにもあるのではないでしょうか?

しかし、いまは違います。なんでも動画や絵が満載のものばかりです。絵や動画を見せるだけ、言葉もなく「わからせる」ことが普通になっているかもしれません。そのため、子供たちは知っている・習っているけど言えない・答えられないことが増えてきています。また、絵や動画は考えなくても即座に「答え」を指し示してくれます。そのことが考えるプロセスを大幅に減らしています。

特に考える訓練が必要な小学生・中学生に、その兆候が感じられます。道具自体は良いものですが、使い方を慎重にする必要が大人にはあると思います。

 

読解講座で思ったこと

先日の勉強合宿で、国語の小説指導を担当しました。読んだ長文のテーマですが「友達との別れ・その原因となる住んでいる島の掟」にまつわるものでした。わりと今風でもドラマやアニメなどでも使われるシチュエーションです。おそらくドラマやアニメだったら、理解する子たちばかりだったと思います。しかし文字で状況を読み、場面を想像するとなると、かなり苦痛だったようです。

数学みたいな簡単な公式を覚えて、当てはめると答えが出るというものだったら集中してニコニコしている生徒たち。しかし文字を読んで、想像・考えることを指示した時の顔は、本当に同じ子たちかと思うべきものでした。

日本人である以上、文字や文章からは逃れられません。仮に英語覚えるからと言っても、文字や文章を考える条件は同じですよね。

 

声に出して読むという習慣を中高生だからやる

中能登の塾・個人指導塾拓杜では、改めて「読む」という勉強方法について、しっかり取り組みなおすことにしました。ちゃんと声に出して読む、読んだ本人が読んだ時の感想を大事にして、調べるのか、次に進むのか判断する。設問にチャレンジする。〇付けして、解答・解説も声に出して読む、それからノートに気になったことを書く。

そんな当たり前だけど、不足しがちな部分を見守っていきたいと思います。これからは高校受験対策・大学受験対策も後半戦に突入します。残り時間で確実な結果を手に入れるために、生徒たちと一緒に中能登の塾・個人指導塾拓杜は頑張ります。

勉強合宿終了!敢えて毒舌コメント

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あっという間に時間は過ぎて、今年も提携グループ・4gaku会との合同夏イベント「勉強合宿」は終わりました。今回は新顔ばかりで、バタバタ尽くしでした。正直、準備していたつもりの読解講座も思うような反応とはならず、自己反省中です。調理と学習サポートを同時進行していたため睡眠は2日間で7時間をきる私。結構ボロボロですが、こういう状態だから感じることを述べておきたいと思います。

 

勝手な自己評価!MVPはT君(桜鳴塾)

今回の合宿で、勉強に真摯に取り組んでいたこと・他塾や先生方とコミュニケーションや行動を積極的に行っていたのは誰か?に言及してみたいと思います。いちおう主催として述べるのであれば、桜鳴塾から参加したT君にMVPをあげたいと思います。

評価理由

・生活リズムを崩さず、バランスよく勉強や休憩を行っていたこと

・腕時計を意識して、時間を考えていた

・他塾(高校生)とも行動をして、合宿での環境に取り組んでいた

この三つを評価してあげたいと思います。読解講座を中座する事態であっても、彼自身は講座についてこれていたので、そのあとのカテキョ式個別指導でも十分な理解と姿勢を見せてくれていたことが大きいです。

 

次点はスイッチオン!あと少しが足りない

今回の最大派閥であったスイッチ・オン、とにかく元気で、今回の合宿を引っ張ってくれた主力であったことは間違いありません。お手伝いをしてくれたことはとても評価出来たのですが、ちょっとした配慮に欠ける言動・行動は少し気になりました。

 

私がよく生徒に話すことですが、「心理学では2分の1と、10分の5は違う」が理由です。数学的には約分すれば同じですが、二人のうち一人が何かしても片方は気づかないことであっても、10人中5人が何か言ったり、行動したりすれば、つられて同じ行動する子は増えてしまいます。影響があるグループだから、合宿中は目立ちました。

 

そういう意味では、人数多いグループであったこと。行動したことは少し気になるセリフや行動が、良かった評価を少し下げる結果としました。勉強合宿スタート時には「できるだけかたまって行動しないこと」をお願いしておりましたので、そういう部分での減点です。

初めてだから仕方ないというご意見もありますが、勉強合宿をする理由として自立と同じく、受験のための勉強があります。高校受験は誰しも、初めてのイベントになります。そこでは「初めてだから仕方ない」とは言えないのです。そのため、恨まれても心を鬼にして評価しました。

 

勉強合宿の目的は何だったか?

合宿終了時に、杉原先生が「合宿はこれで終わりです。楽しかった?」という質問に、返事はなくブスーとした顔がいくつかあったのが脳裏から離れません。BBQや脳トレ、おやつ休憩タイムなど気分転換の工夫はしておりますが、勉強合宿は普段できないことを、わざわざお金を払って、いつもと違う場所で、普段できない勉強をしに来たわけです。そこで、いつも通りの娯楽や行動を求めることは、私はどうかな?と思い、ウチの生徒たちにも帰路や帰宅後に厳しく話しました。

この注意で、イベントが楽しくないと吹聴されるより、結果が出ない・効果がない結果に終わる方が100倍怖いので、嫌われてでも僕は叱ります。だからウチのメンバーも、今回は評価できず、高校生になる準備や意識が弱いとバッサリ話しておきました。お客様気分で行動していることが見て取れました。

 

体感型イベントをする理由は感じることを強化

僕は持論ですが、「勉強のクセは生活に、生活のクセは点数に現れる」をしつこいほど言い続けます。なあなあで行動する生徒ほど、のぞんだ結果には遠く。普段から意識を高くもっている生徒ほど高みに至れることを20年の経験でつかんできたからです。しかし、この20年で私たちを囲む環境は変化し、便利な環境や道具がありすぎて経験しなくても一定の結果がだせるようになりました。そのため勉強しないから「わからない」以外にも「経験したことがない」からわからないというケースも増えてきました。読解講座で不快感をあらわにした生徒もいましたが、想像できないからいら立ちを感じていたことも間違いなく事実なんです。

 

それが個人指導塾拓杜で、勉強合宿や見学ツアーを多く行うようになった理由になります。だからイベントの結果がどうだったかが重要ではなく、この結果をもとに次に何をするかの方を重きとしています。

 

だろう認識でミス!15分が1時間

私が勉強合宿で今回やらかした一つは見込みで行動し、確認を怠ったことです。調理の仕上げや簡単なカットを指示したつもりが、予測時間の4倍以上で、、、予定したカリキュラムに遅れを発生させてしまいました。単純なことですが互いがイメージしているものを確認しないまま指示しても、ゴールはかけなれたものになります。これはすごく地味ですが、重要です。指導者も保護者も、生徒・お子様と経験・情報や感情を一定レベルで共有する必要があります。

 

そして目標や希望によって、寄り添って経験させるか、臨む高みに至れるように引っ張り上げる指導をするか、ある程度の覚悟と責任でもって、塾は生徒と向き合わなくてはいけないと今回も改めて痛感しました。

 

 大学受験生にも再認識!気持ちを新たに再スタート

この二日間はトータル睡眠が7時間だったので、ゆっくり眠ろうとは思いました。しかしN先生から連絡いただき、大学受験生にも気のゆるみとも思える勉強の仕方に甘さが感じられました。一人一人にメッセージを送り、早くも数名から反省の弁と受験に対する意気込みメッセージをもらいました。

塾長である私もまだまだ甘いです。だから合宿を行ったことで自己満足しかけた私は評価になりません。明日からは、気持ちを新たにスタートしていきたいと思います。毒舌気味の評価や意見、失礼しました。ここから気合いれてがんばります。

 

 

正念場の二日目!勉強合宿も課題続出

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志賀町シャディナカガワさん貸別荘で行われている勉強合宿も、いまラストスパートに入っています。勉強に勤しむもの、脳トレで頭をほぐしているもの、いろいろな光景が繰り広がられています。夕方にご褒美で行ったBBQで栄養補給しましたが、限界に近づいている気配が伺えます。個人指導塾拓杜でずっとこちらでやってきた私も、今年はメンバーが初めての子もいて、気づき・反省が多く見受けられました。

 

手痛い先制!家のルールで合宿のルールが、、、

ウチの初参加メンバーに少し。。。打ち解け目的も兼ねて、他塾の塾長さんにお願いして、そこの生徒さんと一緒に最寄りの入浴施設に連れて行ってもらったのですが、

「家で60分入っているので60分入っていいですか?」とリクエストしていたとか?

予定・段取りが定まる大人数行事で一人のんびりは大敵です。

そのため合宿所は、みんなで共同生活するのに、時間とか段取りよく行うものですが、、、うーむ、指導できてなかったな。こういうところに私の指導が甘かったこと、お待たせした杉原先生に感謝です。

お客様気分でいたようで、帰ってからの反省点を序盤で見つけました。「参加初めてで慣れてない」はみんなが動いているときに手伝わない理由にはならないです。

 

テンション上がりすぎで厳しい対処

積極的に手伝いをしてくれる他塾メンバーたちも、嬉しすぎたんでしょうか?テンション上がりすぎて、昨夜寝付けず、午前はボロボロでした。よりによって少し考えること、熟読、熟考してもらうつもりだった読解講座とぶつかり、指導担当の私の判断で予定を変更することにしました。いい子たちなのですが、何しに合宿に来たかということを考えてほしいので、心を鬼にしての決断です。顔色悪いし、考えることに支障がでて、後日のネット対応など考えたいと思います。

 

よりによって、ウチの初参加メンバーも一緒にTV番組みたいとか言い出し、、認識が、、、ふぅ。最初のときって、こんなもんかな~

 

午後から立て直し!勉強の巻き返し

スイッチオン塾の杉原先生が奮闘してくれました。生徒たちに、特別な場所にきた意味や取り組み方を熱意をもって対応に感謝です。午後から目に見えて、生徒たちが気持ちを入れ替えて勉強に集中できる環境になりました。読解講座も受講できる状態にあると判断した子のみ、一部開講しました。演習指導の準備をしてくれた桜鳴塾・野村先生とスイッチオン塾・杉原先生が奮闘してくれました。私はサポートと調理に専念しつつ、総合的にチェックするのみでした。私がしたことは大したことありませんが、先生お二方は夜遅くまで指導が続いていました。

 

当塾の生徒たちも、今回はお二人の指導に受講してもらい、今後への刺激になればなと思います。男女ともに自宅ではありえないほどの集中と学習時間を誇っています。

そのころ個人指導塾拓杜の大学受験生は?

今回はベテラン組は自宅で学習中です。いつもなら不安に思うところですが、大半のメンバーはN先生の上級数学コースの受講者です。N先生がしっかり高校3年生指導を毎日見てくれていて、私もLINEを通して進捗状況を把握していたので、安心して勉強合宿に専念することが出来ました。私にもネット指導生徒、通塾生徒が千本ノックのように添削依頼が(笑)わかりやすいメンバーです。触発されたな

 

形は違えど各自の学びは「気づき」から

今回は個人指導塾拓杜が勉強合宿二日目の様子と、塾生たちの状況を少し紹介しました。勉強という形は王道はありますが、絶対はないといえます。生徒ひとりひとりが何かに対して、ああでもない、こうでもないと思考を張り巡らせていくものです。そうするうちに、もしかして!?と出てくるものが「気づき」です。こういうプロセスが多い勉強こそ、真に力となってくれるものだと中能登の塾・個人指導塾拓杜は考えています。

 

通常学習・特別イベント、いずれにしても良いきっかけになることを心より願っております。

 

 

 

 

 

 

桜咲く結果目指せ!やる気スイッチ入れたメンバー集結

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夏休みも終盤に入り、個人指導塾拓杜、提携塾4GAKU会の有志による勉強合宿が今年も、シャディナカガワさんの貸別荘にて行われています。今年は異常な暑さが騒がれていますが、運よく過ごしやすい気候になっています。中3と拓杜の高校生たちが集まっています。

 

今回もパワフル!スイッチオンの生徒たち

昨年も元気で勉強に取り組んでいた、スイッチ・オン塾のメンバーたち。今年はメンバー一新ですが、相変わらずムードメーカーで存在感を発揮しています。人見知りすることなく、他塾であるウチの生徒たちとも脳トレしたり、一緒にお風呂に出かけたりと活躍してくれています。この勢いで明日の一番長い勉強タイムを乗り切ってくれると信じています。

 

懐かしい生徒と再会!桜鳴塾Tくん

主催である私としては、懐かしい生徒と再会です、以前、ネット経由で野村先生の塾に冬期講習したことがありました。そのときに中学一年生でまだ小学生ぽい生徒がいました。その時の生徒、Tくんが合宿参加メンバーとして来てくれました。今回は久々でしたが、大人びて、落ち着いた反応に成長を強く感じます。最後まで頑張ってくれ~!

 

中高まじった個人指導塾拓杜の面々

中学生ばかりだと落ち着きなく大変だと考える私。今年も高校生を交えて、勉強合宿参加です。ただこちらもメンバーかえて、私がドキドキしています。ごはんの仕度や風呂の準備でバタバタしながら、ベテランメンバーに私が甘えてたんだんと軽い自己反省しています。ベテランメンバーは高校3年生になったので、彼らは9月にある大事な模試の勉強に専念してもらっています。

 

初日から石川県総合模試対策!本気度もアップ!

いつもなら様子見で軽く勉強する初日ですが、いきなり野村先生・杉原先生の軽いジャブがさく裂。生徒たちはテストから合宿が始まりました。基礎的なこと、標準的なことを確実に身につける合宿にしたいと今回は考えております。明日は私が国語・英語の読解指導を行う予定です。本気度に合わせて、私も予定を変更して模試対策の国語・英語解説を行います。

 

日曜日のお昼にどんな顔になっているか?

初日の夜は、なんとなく浮ついた空気が感じられます。なかなか寝付けない生徒もいるようです。まだ余裕があるのかも、、、、。明日は本番モードの指導です。眠そう、あくびする子にはビシバシやるつもりです。そんな私もそろそろ眠って明日に備えます。ファイト!

 

本日の献立

具だくさんのカレー(スイッチオン式斬新トッピング)

質問力・説明力

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ドタバタしている間に、夏休みも三分の二が終わろうとしています。今週末は、いよいよ志賀町の貸別荘で行われる合同勉強合宿です。今年もここまで来たか!という感慨と、来年からは別の候補地の案もあるので、合宿自体に思いもひとしおです。当塾では生徒たちにホウレソンソウ(報告・連絡・相談)を徹底し、それができない場合には退塾という選択肢をとることもあります。今回は、塾の使命である点数アップ・志望高校や大学合格に対する中能登の塾・個人指導塾拓杜の考え方を紹介いたします。

 

塾にいる意味がない?時には非情になることも

当塾では生徒たちに繰り返し、月謝と塾へ来る意味を問うことがあります。家や図書館でも出来ることを、お金を払って塾にくるメリット・意味は、お金を払わねば得られない情報や環境が手に入ること、それをフル活用することにポイントを置くべきです。そのため、当塾では機能していない場合はサービス変更・退塾勧告には躊躇しません。最近でも、保護者様は一所懸命に努力されているのが心苦しいのですが、当塾の指示・指導にそぐわない契約を解除させていただくことにしました。

周りにとっても良いことはなく、何と言っても生徒さんそのもの、保護者さまに負担に見合わないことが当塾では耐えられません。非情かもしれませんが、そういう結論となりました。

 

分からないというものを誤解するともったいない

時折、生徒に注意することですが「わからない」ということを勘違いしている子がいます。だいぶ前に「わからないから指導をお願いしているのに、、なぜ叱ったんですか?」と、保護者様からのお叱りもいただきました(笑)

小学生ならともかく、中学生・高校生であれば、一定水準の「調べる力」を持っていないとおかしいです。先日は中学レベルの文法をGoogle検索したのに「わからない」というキレ方をした高校生もいて閉口しました(笑)検索で出てくる情報が多すぎて、その子の読解力では判別できなかったようです。

自分の状態を冷静に考えて、いくつかのツールや参考書・教科書を読んで、それでもわからないところを質問するということが、地味に重要です。

 

またそういう勉強をしている子の質問が、明らかに勉強不足の子の質問とは違います。プロの講師は、「生徒の質問力」を判断して指導に役立てています。

 

調べるほど具体的になるものが勉強

よく叱る生徒の特長として、「説明があいまい」「なにを知りたいのかわからない」という残念な共通項があります。勉強は調べれば、調べるほど、漠然としたものが削がれていきます。そうすることにより、質問されたときには不明の正体みたいなものがクリア―になっています。その状態であれば、教える方も密度が濃い・有用な情報やアドバイス提供ができます。そうでなければ、ばくぜんとした情報になるか、すごい長時間の解説をすることになり、調べることを怠る子が、その解説についてこれるかの方が心配になります。

特に個人指導塾拓杜では、8割以上の生徒と課外イベント、食事や宿泊を同行しています。行動パターンや性格を熟知しているので、手抜きは一目瞭然です。当塾で行ってる添削指導でも、手抜き質問はバッサリとダメ出しします。

 

目的があるから「説明力」と「質問力」は大事

誰にでもシツコク言い続けていることですが、至れり尽くせりという環境は、学生にはオススメできないという考えを私は持っています。何か物足りないから動くというスイッチが、勉強、特に受験には必要だと考えています。これさえ覚えておけばバッチリ?たった一度で理解できる?そんなわけない!という発想が持てる生徒は伸びます。

慎重に、自分の目的に対して取り組んでくれる可能性が高いです。

 

そして自分がどんな状態であるか、何を知りたいのか、与えられた条件下で効率よく達成する手段を考えられるようになると、勉強どころか大学や社会にいっても通用する人材になる自信しかありません(笑)これまで当塾を卒業して頑張ってくれているOBやOGたちがそうですから。

 

だから、いま携わっている子たちには表現力をしっかり身につけて「説明力」「質問力」として、自身のスキル・レベルアップに役立ててほしいと切に願います。

 

高校生コース進学メンバー対象に質問アプリ

大学受験にむけて勉強に励んでいる生徒がいます。まあ、おせじにも今年はバッチリとはいいがたいメンバーです。「ちゃんと質問しないと伝わらない」「約束守りなさい」「しっかり調べたうえで質問しなさい」と私や専門スタッフの声やメッセージが飛び交います。嬉しいのは、指摘されたことに向き合ってくれることです。

 

そういう生徒たちだからこそ、指導していない教科のサポートにも手を貸したくなります。受験生メンバーには毎月60分間無料でどの教科でも質問してもいいアプリを用意しました、この60分が曲者で、調べない楽な考えで用いると4回ほどしか使えません。しかし、しっかりと「説明力」「質問力」を携えた生徒であれば、10回以上の質問に用いることが出来る優れものです。

 

どんな風に質問・説明を磨いてくれるのか、それを楽しみに見守りたいと思います。

 

 

ネットも通塾も同じ!指導で伸びる・伸びないのポイント

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石川県に戻ってきてから、個人指導塾拓杜は通常営業を行っております。そのため朝からネット塾の指導や質問対応・出張対応と賑やかです。実は大阪に出かけている間も、パソコンを携帯し、動画添削指導や質問対応はずっとしておりました。そのためちゃんと約束通りの課題提出や質問があるお子様のペースは途切れないよう慎重な対応を心掛けています。お陰様で、意欲ある子はどんどんカリキュラムが進んでおります。個人指導塾拓杜のネット塾というスタイルは問い合わせや入塾希望が多いです。しかし、ネット塾で指導していても思うように進んでいない子も残念ながらいます。指導の見合わせや入塾をお断りする場合もゼロではありません。今回は、当塾が基準としている指導で伸びる・伸びないの違いについて紹介いたします。

 

便利だけど万能ではない~コミュニケーションが前提~

個人指導塾拓杜はネット経由での提携塾サポートやネット指導といった、ネット塾についてずっとサービス提供をしています。いまも複数の塾様の高校生指導を行ったり、自塾の遠方にいる生徒さんの指導が継続中です。総合サポートを得意としている当塾のサポートやアドバイスが評価いただくときも少なくありません。しかし、あまりかみ合わないケースも実際出ています。その場合に共通する条件が、連絡が不十分であったり、ドタキャンの類が多い場合です。そうなると継続した学習指導にならないため、勉強の力にならないこともあります。

 

答えを聞くのか?質問なのか?これが分かれ目①

当塾はコミュニケーションが取れる子を対象にネット指導を行っています。そのためネット機器を所持することに問題がない中学生・高校生が多いです。小学生指導の場合は、お父さん・お母さんを仲介者として画像提出など行ってもらっています。ここで大事になってくる勉強サポートの決め手は、丸投げになっていないか?ということです。時折、私が雷を落とすポイントですが、調べれば10分もかからないことを調べないで分かりませんと返してくる高校生もいます。

先日もプリント演習の要点が書いてあるプリントを見た方がずっと楽なのに、スマホのグーグル検索したけど分からないと、白紙に近い答案提出をするネット塾の男子高校生に厳重注意しました。要はめんどくさいから、いろいろ手抜きをしただけです。

答え教えるだけ指導は生徒が楽ですが、絶対に学力にはなりません。もっともっと楽をする度合いがひどくなります。自分なりに取り組んで、どうしても思いつかない・わからないというものを質問してこそ、点数や成績アップになります。便利屋扱いは意味がないという認識をお願いしております。

 

指摘されたことを直さないままか否か?分かれ目②

高校受験生・大学受験生に多いのは、気持ちだけが焦り、何を注意されたか訂正するように指示されたかを受け止めないで、時間や数だけこなそうと暴走するケースです。私がお世話になっているN先生の受け売りですが頑張っている「真面目な受験生の悲劇」と呼べる現象です。生徒的には頑張っているのですが、意味のある勉強にはならず、受験の結果も、、、、という絶対避けたい現象になります。そういう前例があるから、私は受験生や将来を真剣に考えるべき高校生には厳しいです。

時折、保護者様に問題となっているポイントが伝わらず申し訳ないと感じることもあります。一つだけ言えるとすれば、理想とされるゴールは競争率が高いということです。競争率が高いゴールで勝利を勝ち取るには質の高い勉強が必須です。

 

負荷が適正であれば長時間勉強でなくともOK

調べる学習や丁寧な学習というと、部活動や帰宅時間の遅さを理由に敬遠される方もいます。実際のところ、ちゃんと適した量のコントールが出来れば、睡眠を削る必要はありません。一日10時間以上という受験勉強アドバイスも多いですが、学校課題や教科書をしっかり理解できれば、6-8時間の勉強でも問題ないという意見が受験専門家には多いです。そのために、ある程度の調べる習慣や方法などは見つける必要はあります。負荷なしでの点数アップや難関大学・難関高校の合格は夢物語といえるでしょう。

 

調べるべきか聞くべきかのポイントは知識!

先日の大学見学ツアーで面白い出来事がありました。道頓堀を観光タイムで歩いていた時のこと、スポーツ選手と思しきイケメン外国人グループと遭遇しました。すると、ウチのJK(野村先生~やつです~)たちが写真を一緒に撮りたいと言い出しました。結果を述べると、写真を撮ることはかなわなかったのですが、経緯が面白かったです。

 

考え方・思考は双子か?と思うくらい似ている二人

A:なんて声かけてよいか調べることはできるけど、一歩踏み出せない

B:一歩踏み出せるけど、なんて声かけて良いかわからなくて立ち止まる

 

という違う経緯を進み、外国人グループが立ち去ってしまい終了となりました。

 

この二人は勉強でもそうなんです。

A:調べることは出来ていて知識は十分、それなのに実戦問題でのアウトプットが不足していて、取り組んでわからなかったものを質問しないので力がつかない。

 

B:わからない問題を解こうと意欲的なのに、必要な知識を自力で調べず、聞いて済まそうとするので、勉強の質が薄くなる。教える側が、違うことで時間をとってしまい本質的な指導にならない。

二人ともすごく良い子で応援していますが、お互いにないものを持っていて、お互いにあるものをもっていません。それにより、「もったいない現状」になっています。

 

基礎知識や単語・公式などは調べれば自力で見つけることは可能です。テストやワークの問題・模試の過去問題などはクセが強く、解き方やポイントを伝授してもらった方が効率が良くなります。お金を払って受けるサービスであれば、どちらが有効でしょうか?特に受験生や高校生の皆さんに考えてほしいです。

 

便利な道具やサービスは効率を高めるもの!努力が前提

今回は個人指導塾拓杜が生徒の伸びを判断する基準や行動について少しポイントを紹介いたしました。当塾に興味を持っていただける方も年々増えています。でも当塾に入るだけで、点数は上がらないです。指示やアドバイスをしたことを真剣に取り組んでくれると、点数アップや志望大学や高校の合格可能性が上がるというだけです。これからの時期は、私も受験専門家として厳しくなります。その予告として、ここに記します。

特に保護者の皆さまには、生徒と私の中継役やサポーターとしてお願いしたいこと・チェックしていただきたいことが多いです。お忙しいことも多いと思いますが、悔いのない受験や学校生活に結びつけるためとお考えできないでしょうか?何卒、よろしくお願いします。

 

 

石川県への帰路に物思う

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今年も無事に大学見学を終えて、石川に向けて帰路の途中です。少しはご褒美タイムも必要とアウトレットでお買い物タイムです。少々、疲れが出ている私はドリンク片手にダラダラしています。今回も、いろいろドタバタあり、叱りありでしたが、生徒以外にも私にも得ることが多い関西でした。特に脳トレ!リベンジを誓う結果になりました。

 

体感40度超え、汗が滴る中で大学見学

今回は浪人生、現役受験生、高校1,2年生、おまけにネット塾割合も多く、普段顔をあわさないメンバー同士での見学ツアーでした、そのため、いつもより統率は難しく、バタバタしました。それでも居場所通知アプリやLINEの活用で、主要な大学をめぐりました。生徒たちそれぞれが、大学を目の当たりにしたインパクト。自分たちのプランと現状との誤差に思うところあったと思います。それが個人指導塾拓杜の狙いです。計画というものは思うようにいかない。それでもリスクを軽減するために、出来る限りを想定し、情報収集せねばいけない。今回は、それを怠った数名に厳しく注意しました。

 

戸倉塾・クスタニ塾との脳トレ対戦

今回初のイベントとなった脳トレ対決は、クスタニ塾ホームグラウンドの川北会館にて行われました。クスタニ塾の皆さまの歓待がうれしく、生徒たちはかき氷や果物に舌鼓を打っていました。なんといっても、クスタニ塾・戸倉塾さんの生徒たちの人懐こさが石川県の小学生・中学生とは雰囲気違うよね?とウチの生徒たちから話が出たほどです。

そういう初めて会うグループの空気が感じられないアットホームな中、脳トレ大会は始まりました、今回は3塾で扱っている共通の教具「ブロックヘッド」と「ブロックス」によるものでした。

 

アーテック (Artec) アーテックブロック ブロックヘッド ローズピンク 64ピース 076773

アーテック (Artec) アーテックブロック ブロックヘッド ローズピンク 64ピース 076773

 

 

 

ブロックス BJV44

ブロックス BJV44

 

塾長同士の事前会議でもアイデア構想

今回は、私、谷加が脳トレ大会のしきりと司会を担当させていただきました。つたない司会で恥ずかしいことも多いですが、なんとか終始はでなトラブルなく乗り切ることが出来ました。クスタニ塾・戸倉塾さんともLINEで事前にみんなが楽しめることをポイントに打ち合わせを続けてきました。遠くからくる私たちを気遣って、クスタニ塾・戸倉塾さんには本当にご迷惑をかけたと思います。

 

ところ変われば同じ脳トレも別物

結論を述べてしまうと、今回はクスタニ塾さんの圧勝でした(笑)うちも何とか急遽、関西に来ていた小学生に頼み込んできてもらった助っ人が団体戦で華々しく勝利をもぎ取ってくれました。そのため面目躍如はできました。ありがとう!H君とお母さん

それ以降の団体戦は、いつもと違う空気での脳トレに圧倒されたウチの高校生たちが押されまくって、勝ちに至ることはかないませんでした。個人戦は、普段対戦しないメンバーとチャレンジを促し、時には保護者様、塾長を交えて楽しい脳トレイベントになったと思います。途中、悪乗りした司会の私により、各塾長さんにはご迷惑をおかけしました。

 

普段声を発しない脳トレを当たり前だった生徒たち

今回ですごい「気づき」があったのは、ほかの塾さんの脳トレ対決って、相手の戦略や妨害が口で出てることが意外でした。複数で対決するときにも元気な女の子が「自分のためだけに打ってたらアカンよ~」と言いながら、ほかの塾生たちにも特定の場所で打つように声掛けしてくるのが新鮮でした。うちは考えるゲームで無言が多かったのですが、相手からの選択肢をとるかとらないかもメンタルに影響するので面白いなと思いました。

警戒していたすごい子がいた!

実は個人指導塾拓杜の生徒たちは、クスタニ塾のフェイスブックで恐ろしい速さで対戦をしていた生徒の存在を知っていました。だから私も含め、すごくびくびくしていたのですが、その子は卒業していないと聞いていたので安心していたのですが、そのすごい子と互角の対決をしていた対戦相手がいることを当日になって知りました(笑)

クスタニ先生、それを先に言って~(笑)

団体戦のエース対決や個人戦でも注目していましたが、落ち着いて淡々と相手を封じる戦略には凄いスキルと経験値を感じました。複数タイプの対戦になるとけん制されすぎて結果でないのは強者の悲劇ですね。でも、私や私の塾生には、すごい参考になりました。

 

見学ツアーは施設と同じくらい人で学ぶことが多い

 毎年、見学ツアーを行っています。毎年、同じ関西ですが、引率する私が飽きないのはいろいろな出会いが多いことに尽きます。もちろん大学や住むところの設備は重要です。それ以外にも魅力的な人に多く出会える場所であることが、私の心には大きいです。まだまだ相談段階ですが、クスタニ塾・戸倉塾さんとも、脳トレ以外にも勉強など合同でやれること。協力できることはやっていきたいと思っています。そんなことを運転しながら考える関西見学ツアー2018でした。