夏休みは普段違うことも行っています。
今回は「ソウシン」の出張指導で、久々に古文授業をしました。タクトはまだなんですけどね〜?→吉本先生
私の愛読書と言っても過言ではないドラゴン桜で痛感するのは、イメージがわからないから古文がわからないという生徒は多いです。
わからないまま文法だけ教えこまされているという錯覚が、更に古文嫌いを引き起こします。
しかし、ソウシン吉本塾長に笑顔で「今年は読解講座アピールしたんで!」と任されてしまい…
こうなると、私も後には引けません。どうせやるなら、面白おかしくインパクトあるようにこだわります。
今日行ったのは、平家物語で有名な扇の的です。中2の教科書で採用されているので、第一回でやるにはちょうど良い良文です。当時の文化的なメンタルや戦の作法、現代のシチュエーションに置き換えたときの解説、弓道競技の距離と当時の的までの距離など具体的なイメージできる説明をトコトン行った上で音読、解説授業をしてみました。
文法は後回しで流す程度。
古文が全然わからない、中2で習ったけど、何の話かわからなかったのにという生徒でしたがイメージ出来たそうです。流し気味の文法すらキッチリ答えることができ、隠れたメッセージみたいなものも解答出来ていました。大成功!
ソウシンだけで終わらせるの悔しいので、自塾に戻ってここでも元弓道部の生徒に古文講座を交えて、読解のコツについて指導をしてみました。
いつも以上に頭に入って来やすいという感想をもらえました。これ、いけるな^ - ^
イメージ化を強化する読解講座は今夏は活躍しそうです。