普通なら前者ですが、今回は後者が嬉しいです。解散場所まで送る車中での様子をみると、勉強合宿の意図を汲んで努力していた子こそ睡魔と疲労が顕著に現れていました。でも、嬉しかったのは「来年なら20時間は行ける」という高校生トークを耳にしたからです。
ちょっと残念なのは、女子グループの一つで楽しかったという感想と友情モード全開の雰囲気が感じられたことです。御察しの通り、中学生の初対面でお友達になったグループです。個人的には狙いと段取りを間違えたかもしれないと思っています。
普通とは違う学習をする勉強合宿に参加する目的というものを軽視してはいけません。家でもできる自習をしていては勿体無いです。中学三年生には高校生になると、こういう生活と学習をしなくてはいけないという光景を先輩たちから学び取って欲しいと考えています。
だいたい毎年、後輩たちは狙い通りの反応を示してくれますし、先輩を見習ってお手伝いも照れくさそうにかって出てくれます。しかし、今年は一度も見聞きすることはなく終わりました。
今年はちょっと、仲良くなれた嬉しさが視点と、共同生活する時の協力意識というものをズラしてしまったようです。
勉強合宿を始めて6年になります。まだまだ、これでよしというクオリティには程遠いようです。じっくり考えて、次につなげていきます。