大事なのは一緒に頑張るという約束を取り付けて、その行動いかんで自分自身の行動をふり返り分析してもらうことだと考えています。
点数だけで叱る親御さんも今までになかったわけではありません。しかし、それだと最終的に頭の良し悪しで論点が終わってしまうことも少なくないからです。それだと、頑張るということに対して諦めるという選択肢を選ぶ子もいるので、そういう注意はしないようにアドバイスさせていただいております。
だから私は極力タイミングを待つようにしています。なんらかの結果が出たり、やらかしてしまったと気まずくなったりしている時にこそ教訓としてキツく諭すようにしています。
しっかり聞いてくれる子、明らかに反抗的な視線を向けてくる子、これまでを思い出すだけで数え切れないくらいあります。
優しくて良い先生はたくさんいると思います。でも不思議と大人になって思い出すのは、耳の痛いことを言ってくれた人のアドバイスが多いものです。だから私は、厳しくてあっても生徒に対してプラスになることをビシバシ言い続けたいと考えています。