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個人指導塾 拓杜 の舞台裏

石川県鹿島郡中能登町にある学習塾です。指導の裏側、教室には現れない部分の描写を通して個人指導塾拓杜の雰囲気を感じていただければ幸いです(^^)

社会経験重視の指導法

私が受験産業に入って19年目。ふと、最初の私の指導はどんなものだったのか振り返ってみたくなった。

 

初めて教えた生徒はサッカー大好きで勉強後回し少年。どちらかと言うと、子供に対して叱るということが出来なくて、良き理解者であろうと話を良くしていた気がする。私と話をすることで気持ちの整理がついた子は、自力で勉強をするようになる。そういう生徒には良い先生だったかもしれない。でも根本的に勉強がわかっていない子には具体的な指示が出来ない未熟者だったことは間違いない。そういう感じの指導を繰り返して、だんだん経験や知識を蓄えると、今度は道具や参考書に拘ろうとしていた記憶がある。細かい理論や知識を生徒に説明するより、これをやれ!というのが一番ラクだった。

 

周りの先生が導入していないものや目新しい物は、ひと通り手に入れて毎年試して得意気だった気がする。市販じゃ買えない問題集、当時には珍しいパソコンの学習ソフト。いま思うと、自分は楽しいが、いまいち仕組みというものの把握が苦手な子には負担だった気がする。そこで、今度は入試や指導している生徒の学校の問題傾向を独自に分析するようになった。教科ごとの先生の授業傾向、性格を把握すると、そんなに道具が必要ではなくなってきた。入試対策も過去問や実戦問題に、過去の体験を少しだけのせたアドバイスで十分機能するようになってきた。ここまでくると、現在の指導スタイルに近い。

 

途中でメールやファックスを使った、指導日以外の生徒管理や課題チェックのシステムも散々ためしては止めてを繰り返した。ここまで来ると、機械が苦手な家庭だと限りなく難しいことが判明した。これはいずれ新しい何かが出来るだろうと放置していた、今気づいてみると、LINEやEラーニングというツールが私のマストアイテムになっている。

 

途中、独立しかけの時期には、昔ほど社会で何かをするイベントがないため想像や空想力が乏しい子が多くなったことを気にするようになった。自分が部下であるときは極端にはみ出たことは出来ない。でも、自分が責任者の立場になったなら、自分が信じるイベントを堂々と提案出来る。それが現在の塾でありつつ、数多くの課外イベントをするベースになったような気がする。

 

結局、無理やり勉強というものを押し付けても子供たちには効果が期待できない。それは大人の多くが分かっていることのはず。それに気づくイベントを与えて様子を見ることのほうが良い気がする。現在の私が行っている社会経験重視のスタイルは一朝一夕で生まれたものではない。

 

今日、ふとした時に思い返してみて再認識。