塾ログ@オンライン塾講師たくとのブログ

石川県にあるオンライン専門の学習塾ブログです。オフラインの経験も合わせて30年以上経験あるプロのオンライン家庭教師が、取り組んでいる日常とおすすめ最新情報を発信しております。

受験生が本当に強くなる方法

  今日は友人FBを閲覧していると、子供時代に熱中していた海外ドラマエアウルフの画面に釘付けになりました。めちゃめちゃ羨ましかったです。

 

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日曜日やっていたナイトライダーや、エアウルフがお気に入りでした。

 

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放送時間にマラソン中継が入って、視聴できないときはどれだけ恨んだことか笑笑

かなりハマっていて、なぜか未だにスマホの着信音として使っているくらいです。

 

いま教えている生徒たちくらいの時に見たものが、時折、凄い鮮明に思い出すことができます。 ちょうど当塾では大学の推薦入試シーズンに入ったところで、結果が出た生徒もいます。泣きを見た子もいますが、喜びの声をあげる生徒もいます。

 

仮に合格したとしても、大学に入っても困らない学力を身につけないとダメですし、まだまだ安心は出来ません。それに今回悔しい思いをした子は、今こそ自分と向き合う時だと考えます。

何ができていなかったのか、改めてチャレンジする覚悟があるのかなど 長年この業界にいると、何度も遭遇したシーンです。

 

ここは、あれこれと促さず、様子を見ることにしています。 ダメだったという結果に向き合えなかったり、周りにいろんな原因や責任を追求しようとしたりしても正直難しいとしか言えないです。結局は主観ではなく、客観的に苦手とむきあって克服しようと努力した量が多い人が勝つ世界です。それに気づかないと第一歩は踏み出せないかもしれません。

 

私自身、悔しい思いをしますが、先ほどの懐かしいつながりで、映画ベストキッドのミヤギさんのセリフが地味にしっくりきます。

 

「真に強いカラテは心の中にある」 名誉やプライドを守るため、上辺だけの強さを求めて騙されてしまい打ちひしがれる愛弟子ダニエルをミヤギさんは、愛ある修行の末、最後の戦いへ送り出します。憎い相手が仕掛ける罠や中傷で、心が折れかけた主人公ダニエルに、ミヤギさんが珍しく声を張り上げてダニエルを抑え、語りかける名シーンです。

 

その後、主人公ダニエルは長年培った基本を元に生み出した返し技で勝利を収めます。 己の心に問いかけ、真に強い思いを持って望む先へ進む行動が出来ているのか否か、これが1番大事なはずです。

Little River Band - Listen To Your Heart -

 https://youtu.be/J1xIYcKVbFw

 

真に強い受験生は、自分自身の思いを認識し、目標に見合った行動ができる学生です。勝負は始まったばかりです。

受験セミナーで情報収集

21日木曜は、eトレでお世話になっている教育開発出版からのお誘いで、受験セミナーに初参加してきました。場所は金沢にある地場産業振興センターでした。

 

いつもなら提携する4gakuグループと同行するのですが、自塾のみで用いているシステムによるお誘いなので単独参加です。ドキドキしましたが、プロの分析による全国の受験変化、教育制度改正で受験や教育に何が求められているか貴重な情報をゲットしました。

 

北陸三県から学習塾が集まっているようで、ぎっしりと会議室がいっぱいになっている中で、高度な話や受験問題の実例を聴講するのは、大学時代に戻ったようで少し新鮮でした^_^

 

その中でも個人的に気になったのは、読解に関する分析と今後の展開予測でした。

 

私は文系畑の講師で、国語や英語の長文読解指導が得意だったりします。ただ、今後の予測パターンを聞いていると中学生にも、対策を考えていかないと今の指導では物足りなく感じます。高校生の大学受験メンバーに教えているような視野と意識で指導しなくてはいけないレベルになってくるということを各地で導入されつつある問題実例で感じました。

 

同等の変化が他教科でも認められます。そう考えると、中学でレベルが上がるということは、お子様が高校で求められる水準というのも、これまでとは違ってくるでしょう。

 

特に至れり尽くせりに慣れきった受け身スタイルだと、今後の教育制度では間違いなく苦戦してしまいます。

 

昔はOJT( on the job traing)というビジネス用語があり、学生時代は知識収集に専念し、就職して社会人になった時に現場で揉まれて成長するという発想がありました。

 

この発想は今後もなくならないでしょうが、新たに教育の現場でも、授業の一環として実戦に近い目的意識や発想を教え込む必要があります。

 

当日、講師を務めておられた専門家からは、ありがたい指導アドバイスやコツをたくさん頂きました。

 

このコツなど詳細は、流石にブログでホイホイ書いて良いとは思えないので、塾での指導で披露したいと思います^_^

 

久しぶりに密度の濃い情報で、帰路につく時はフラフラしました。

 

そのあとお邪魔した野村先生のところで、いろいろお世話になり復活を遂げ、自塾に戻りました。

 

いま通塾してくれている高3に役立つアドバイスというものを思いついたので、指導に活かしていきたいと思います。

突撃!隣の提携塾

前回のブログで書いたように、月曜日は図書館学習をして来ました。

 

目的地は、海みらい図書館でした。

 

今回は連れて行ったのはネット塾生、文化部の子を入れて3名でした。

 

当塾は、何をするにしても事前の準備を大事にしています。ホテルや合宿の予約も一年前には済ませ、大きなイベントの関する案内は定期的に行なっています。大学見学ツアーや合宿も遅くても3ヶ月前には親御さんへの告知や了承を得て準備を始めています。情報集めやプランニングも、みんなで話し合うためには、通塾していないネット塾生の子や通塾生も顔合わせしておく必要があります。

 

そういう目的も本屋ツアーや図書館学習、課外学習の目的に入っています。今回の3名も年末にしっかり頑張ってもらう予定なんで、これも大事な下準備兼ねてます^_^

 

海みらい図書館では、ガラス張りが特徴の明るい日差しが心地よい中、密度の濃い自学タイムを過ごしました。私自身も周りの学生さんたちが醸し出す、学習ムードを満喫しました。

 

今回は2人が、前日に秋祭りに参加していて就寝が遅かったとのことで疲労気味でしたが、いざ始まると安定した学習をしていました。

 

かなり学習が捗っているようで、予定より長めに図書館で過ごしました。この学習に理想的で、迂闊に音を立てることができない空気は試験会場の雰囲気に似ています。センター試験や入試対策の一環としても、学生さんや資格試験の勉強に社会人が集まる大型図書館での自学はおすすめです。

 

その後、ご褒美がわりに軽いランチと見学兼ねてコストコに行って来ました。私自身は塾イベントで利用することが多いので、会員になってます。立体駐車場に入ると、日本じゃないような空気に生徒たちも興味津々です。いざ突入〜〜

 

少し疲れていた私たちには、入り口で無料プレゼントでもらったカップアイスは有り難かったです^_^

 

何もかもビッグサイズのコストコだけあって、アイスもガチな大きさでしたので、食べきるのに苦労しました笑笑

 

生徒たちはコストコでの試食や割り勘での買い物を楽しみ、私は「さるお方」のためのスイーツを吟味していました。実は2週間前も所用で、違うコストコに出かけていて試食済みだった大容量で知られるティラミスに決めました。

 

だいたいの見学とショッピングを楽しんだ後、かなりコストパフォーマンスが高いホットドッグ(結構大きめのホットドッグ+大きな紙コップでジュース飲み放題=180円×4)を皆でぱくついた後、コストコを後にしました。

 

本来であれば、そのまま帰宅ですが、合宿で仲良くなった野村先生に会いたいという声もあり、野村先生の桜鳴塾に寄ることにしました。ネット塾生の子にも、一度会っておくと、優しくて明るい先生で今後のイベントで助けてもらえるしメリット大だよと事前通達済み。

 

普通に塾されている時にお邪魔かなと思いましたが、野村先生お二人とも歓迎してくれました。

 

若干連休明けで、また本調子でない奥様を旦那さんがツッコムという笑いもあり、合宿の思い出話で楽しい時間を過ごすことができました。図々しいついでに桜鳴塾でも、滅多にできないことだからと自学させてもらうことにしました。

 

私は何か持っていくものないかな物色し(注・・・あくまでも冗談です)

 

うちのJKたちはかわいい小学生に心奪われながら、楽しい学習タイムを桜鳴塾で過ごさせてもらいました。

 

本当は、夏休みに少し指導させてもらったHちゃんの顔見たかったですが、そろそろ生徒たちを自宅に送る必要もあり、帰路へと着きました。

 

帰りの車では、図書館やコストコのこと忘れてんじゃないの?と思えるくらい、夏休みの合宿と野村先生話で盛り上がり、勉強も気分転換もできた1日で解散しました。

 

たまには、こういう日も悪くないなと私も少しだけネット塾をして早めに寝ました。

 

野村先生のところは、いつお邪魔しても笑顔で迎え入れてくれて、本当に感謝です。いつも見習わなきゃと思います。ウチも近々、当塾を見学に来られるお客様いるので、気を引き締めていきます。

 

 

 

頑張りぬいた者だけが見える景色

台風一過

 台風が通過する夜ですが、今夜はどことなくソフトな感じで、心持ち落ち着いています。

 

明日は、文化部の子たちを中心に、金沢で図書館学習をして来る予定です。出発する頃には天気も安定してくることでしょう。明日は、野村先生のところへも少しお邪魔してくるつもりです。

 

夏の合宿以降、生徒たちと各塾の先生たちと心の距離は縮まったのかも知れません。女子たちは桜鳴塾野村先生がお気に入りです。わたしも、いくつかの他塾の生徒さんにアドバイスやプリントサポートすることが増えました。これが4gakuグループ提携という形のメリットだと心底思います。

 

図書館学習をする理由

 さて本題に戻りますが、図書館自体は何処にでもあります。もちろん中能登町や七尾・羽咋にも。それを、わざわざ金沢に行くことには意味があります。大昔に連れて行った生徒には理解してもらえませんでしたが、勉強をする場所すら金沢のいくつかの図書館では競争があります。開館時間より早く到着し、同じ条件で今か今かと玄関で待ち受ける学生さんたち。玄関が開いた途端に、学習する場所へと駆け抜ける大勢の子供達。

 

この光景を田舎塾の私が初めて見たときは驚きました。勉強する場所ですら勝ち抜かないと望んだ場所へたどり着けない。そして勝ち取った場所で、時間の許す限り目一杯勉強する子達ばかりです。これを常習としている子達であれば、本番なんて生ぬるいかも知れないと思いました。

 

だから私は、至れり尽くせりや、みんな平等である環境は必要ないと感じるようになりました。

 

受験は絶対に競うものであって、勝負が発生します。欲しいものがあるなら、たどり着きたいところがあるなら、同じところを望む大勢の人、それ以上の努力をするだけです。塾長は安易な考えではなく、綿密にサポートプランを立てながら、あくまでも有事にのみ手を貸す存在でいるべきだと今は考えています。当塾でも、私をうまく利用している子ほど志望校や難関大学に合格しています。

 

全部、塾長任せにする子ほど、本番で過剰に緊張するのも多いケースです。

 

先日、より一層の頑張りを期待したい子のために映画をレンタルしました。私自身、夏はバタバタしていたので視聴も久しぶりです。映画は広瀬すず主演「チア☆ダン」で、実際に福井県の実業高で活躍するダンスチームJETSに関する映画です。

 

先日レンタルした映画の話

日本のチアダンスだけではなく、アメリカの全米大会でも連覇するJETSなれそめのストーリーですが、目指すもののため、言い訳なく目一杯のエネルギーを注ぐ女子高生たちが新鮮でした。

 

指導者としては天海祐希さん演じる顧問の立ち位置が共感できて、また愛情ある厳しさという美学に感動しました。顧問から、のちに広瀬すず演じる生徒に受け継がれる「全てをかけて頂点に立ったものだけが見える風景がある。その風景を見てきなさい」という表現、頑張れという言葉の代わりに「(その風景を)見てきなさい」というフレーズにしびれました。

 

 

実在する高校でのチアダンス部の取り組み

 

実際に福井県のJETSは、先輩たちから受け継がれている伝統を大事にしています。現役の学生たちの油断や不備で、これまで積み重ねてきたものは崩されます。

 

そのため、どんなにダンスが上手であっても、ルールが守れない、学生の本分である学業を頑張れない生徒はレギュラーになれず、退部させられることもあります。そして練習そのものも与えられるものではなく、自分たちで日々の練習や結果を見直して自分たちで練習メニューを作り上げています。そういう毎日の積み重ねがあるからこそ、偉業を達成できているのは言うまでもないでしょう。

 


"「とんでもない場所に立つためには日々の積み重ねが大切。それは将来、必ずあなたたちの力になります」 早乙女薫子(天海祐希)/友永ひかり(広瀬すず)"

 

気合いが入った塾長

 

塾という場所は、料金を頂いて環境や情報、そして指導を提供するサービス業の一種という考え方も出来ます。そのため、学校と全く同じ捉え方や指導取り組みは難しいと思います。でも、学校や他塾様とは、違うアプローチもしてみたいと映画をみて思ったりもしました。

 

達成したものにしか見えない風景を見せてあげたいですしね。

 

生徒にエネルギー補給目的で用意した映画ですが、私がエネルギー補給出来たかも知れません。ここからが本番!やるぞ〜〜。

 

ゲーム的に考えるサポートの役目って?

9月中盤の状況

 

  新システム「短時間授業」を通常のプリント演習の前に、ノートまとめ時間として徹底することにして10日間がたちました。現状、学校の授業なら40-50分かかる要点が10-15分で予復習できるので生徒たちの集中と意欲も大きいです。

 

デザインや、ベースとなっているネット媒体が懐かしいスタイルなので、新しいスタイル好みの提携塾のS先生には「古い」と言われてしまいました^ ^ (そのことを生徒に言ってしまい、生徒がムカつく塾上位に、あの塾が上がってしまいましたが、、、笑 )

 

私は小中学生には全教科、高校生には文系を教えることがカテキョ時代から多いです。そのため、サポート的に予備校タイプのものや基礎から学習したい子向けネット教材を用います。例えば理系メインの学習をしたい子、小学校低学年や復習メインの学習をしたい子、塾が混雑している時間帯で1から教えるのが難しい環境にあるときは、ネット教材のサポートが効果的です。そのネット教材も実際に受講して見て、私の考え方に近いもの、私自身も似たような教え方をするものを吟味しています。そのため人数が多い時間帯でも、全員が一定水準を超える知識把握と私が納得できる得点テクニックを学べる現状のスタイルには自信を持っています。

 

だけど、正直、「古い」と言う見た目の感想は新鮮でした。単純な話、自分では中身と指導法しか考えてもいなかったので笑笑 当塾は、自宅を教室にしていて、古い和式の家です。そして、出張指導でお邪魔するご家庭も和風が多いです。だから、その環境では見た目に違和感ないし、今風のデザイン環境で見ると「古い」印象には、勉強になりました。だから、今後もネット教材やツールを用いる時は、現場で使ってしっくりする、納得できるものを導入していくつもりです。

 

最近多いご相談

さて、9月に入ると受験に対する意識も色濃くなります。そのため当塾への転塾などのご相談も多いです。理由を伺っていると、他塾に行っているけど、勉強になっているのか?という不安が強いからだそうです。私たちも気をつけないといけませんが、過度なサポートと回数増回ばかりの提案には注意すべきかもしれません。

 

最近のご相談に多いのは、以下の3点が目立ちました。

1.塾へは喜んでいくけど、家では学習しない。塾だと学校の宿題が進むとのこと

2.塾が、楽に答え出せるほぼ手前までヒント(答え?)くれるので、家でも学校でも

   考えることをめんどくさがるようになった。

3.家では学習しないだろうから、塾の回数増やしませんかという流れが強い。

 

 

生徒ごとにカリキュラムを設定する当塾の話を、OB、OGの保護者様から聞いて、転塾にというパターンがこれまでも多いです。でも、お子様自身が塾だと答えが楽に出せることを、何故楽なのか?(めんどくさいことを塾が、ほとんど代理でやっていて最後の部分だけしか作業していない)に気づいておらず、お子様の反発も多いので正直実現しないこともあります。

 

私は、どちらかというと、負荷こそかけないと塾の意味がないと思います。そこで嫌悪感や疲労感、諦めを見せている時に、「前向きな言葉がけ」「気分転換のいじり」時には「正しい叱り」ができないと、これからの塾は苦戦すると思います。至れりつくせりすぎる塾は、今後の新教育制度の要である「お子様の柔軟な思考力」の育成にはズレてくる気がします。

 

当塾が導入している脳トレEQジムの教えでも、悩んだこと、取り組んだことを評価することが大事であってポイント評価、ヒントをあげた達成やクリアにはポイントあげちゃいけないというゲーム的なレベルアップ評価があります。よくできていて、仮にヒントあげて、本当はしちゃいけないポイントあげてレベルアップしたとしても、正直お子様に変化ないはずなので納得することばかりです。

 

ゲーム的に考える例え

仮にお子様が、冒険に出たばかりの勇者一行としてレベル1だとします。そこで指南役は、どうあれば成長をスムーズに促せるでしょうか?

仮に今回は二択にすると

 

A、つきっきりでサポートし、強い敵を指南役が弱らせて、トドメだけを勇者にさせる。

 

B、まずは自分でさせて見て、本当にピンチの時や学びや気づきがある時にだけ、補助をする。

 

Aの場合は、実際にオンラインゲームとかで育てたいキャラを短期間で成長させる時に、私がよくやります^ ^ ゲームとかで有効が現実に使えるかというと、実際は意味ないですね。レベル1でできる作業を繰り返しているだけなので、結局はずっとレベル1なんです。お子様の好きなことだけさせている学習が伸びないのも、この理屈ですね。同じ考えとして、この問題集さえすれば、このネット教材させれば点数上がるという発想も、結果だけにこだわり、意識や反省にも基づいた精神鍛錬がないので実戦力はつきにくいです。

 

Bだと、正直どうやればいいのかわからない不安とドキドキはつきまといます。そういう時こそ、慎重になるので、ケアレスミスは少なくなり、一挙手一投足で出てくるミスや成功による一喜一憂は強いインパクトとして心と体に刻まれます。難解な敵(問題)を倒した達成感は強く、そういう時に促す、より効果的に結果を出せるアドバイスと、ちょっとした賞賛は次へのチャレンジに意欲を持たせてくれます。行動したことに対して、サポートをするようにした方が、今後の展開でも、まず行動するという意識づけにつながっていくはずです。

 

やらない、嫌がるからと居心地よすぎる環境は、ステージが上がって難易度が上がると、より快適な環境求めちゃうだけになるので、正直より厳しい環境にしかならないと長年の経験で私は多くの人にアドバイスしています。

 

これからの時期は、受験ということに縛られ、大騒ぎすることが考えられる時期です。お子様のサポートも、慎重に行動することをオススメします。

 

 

 

 

 

見張るべきこと任すべきこと

そろそろ、みなさん夏休み明けのテストが返却されて来る頃でしょうか。

 

ウチの生徒たちも楽しい行事が終わり、現実と向き合うステージになってきました。

 

今は全員、新システムより、授業を受けてノートまとめや受験系の講座を受講する子の姿が多くなりました。ある程度のことは、任せてありますが、細かいことや計画などは、逐一チェックするようにしています。塾に来る以上、ウチにきたことの意味をもってもらう学習というのも考えてます。

 

いま1番力を入れているのは、ノートまとめで、その提出がない限り、次のカリキュラムや教科追加、質問対応は受け付けないようにして、しつこくチェックしています。そういう根本的な学習が出来るようになって、私は好きな学習を好きなように任せることにしました。

 

任せることというのは、放置であってはならないというのが私のこだわりです。

 

 

先日、こんなことがありました。

 

親戚とお昼を食べ放題のお店でとった時のこと

 

一通りメインを食べて、デザートを食べようとスイーツコーナーに行ったとき

 

そこには、小さな子たちがお昼どきというのもあり、たくさんいました。

 

困ったことにジュースコーナーのボタンを押してコップに注がれたら、それを飲み干しまたボタンを押し、また飲み干しの繰り返し、後ろに並んでいても気にもとめない

 

アイスコーナーでは、ディッシャーを変えないで、いろいろなアイスに手をつけるので、どれも色がぐちゃぐちゃ、おそらく子供たちが好きなチョコレートアイスは冷凍扉が開けっぱなしでドロドロ

トッピングコーナーは、子供たちが器具を使わず、手づかみで食材をつかんでは皿に入れ、やっぱりいらないと手づかみで容器に戻しの繰り返し、、、、正直、食欲は失せました。

 

最初はバイトらしい子に話して、どうにか対処をお願いしたのですが、何も変わらず、結局食事はそこそこに切り上げることにしました。たまたまレジで支払い時に、責任者らしい人が担当だったので事情を話すと、即座に食材の入れ替えや掃除という手が打たれていました。

 

このことを考えると、問題なのは子供達じゃなくて、連れてきたはずの大人なんですよね。実際に保護者さんらしい人を見た時には、大人同士での話が盛り上がってるらしく、子供さんたちのことから意識は薄れている気がしました。

 

冷静に日常のことを見ていたら、公共の場所や多くの人が集まる場所で、お子さんだけの状況になると本当はどうなってしまうか想像がつくような気がします。たとえ家では問題なくても、勝手が違う場所ではどうなるか。

 

周りの人に迷惑になるような状況に、なんか釈然としないものをその日は感じました。

 

私たちの塾という職業も、気をつけないといけないとも思います。一見、学習をしていそうでも実際は異なるかもという意識は大事です。学習ができていない、やれない、やりたくない全てのパターンを考慮して、それぞれに合わせた対策が大事な時期です。

 

仮に通常ができていても、本番がふるわない。それは原因不明の何かではなくて、確実に理由がある何かのはずです。

 

塾にきている以上、ひとりひとりの指導を見極めるのは、指導担当の大事な役目だと考えています。

 

この勉強の秋が深まっている時だからこそ、見守ること、立ちあって頑張ってもらうことの区別はつけていきたいです。

新学期スタート 指導スタイルも一新

9月も始まり、気も引き締まる思い!と言いたいところですが、今日は脱力でのんびりしてました。

 

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(注・・・イメージ)

 

明日は法事があり、気分転換で散髪。

 

少し、行事目白押しの8月で息切れしたかもしれません^ ^なんかテンションが上がらない。

 

夏休みの終わりって、学校イベントが多く、生徒たちは逆に忙しかったりします。

 

今日は近くにある母校が学校祭をやっていて、少しだけノスタルジーな感じです。高校時代が懐かしい〜〜!

 

しかし、塾が始まる時間になると、さすがに気合いマックス!

 

いろいろあったのですが、うちのシステムを一部変更してグレードアップしました!

 

ある意味、スタートを切ったばかりなのにダラダラしていられません。通常行なっているプリント演習や質問対応以外にも、全員が個別に一定の授業を受けられるように、システム契約をしちゃいました。予習復習も実現できる短時間授業システムにより、塾スタイルにも厚みが増しました。

 

http://www.yadorigibbs.net/takuto19blog/wp/service

 

この3ヶ月は、その導入のための資金繰りでもバタバタ。それなのに、あの大雨やら、身内のハプニングなど予定変更せざるを得ないことが多々。

 

本当にきつかった〜〜。でもめげない限り、なんらかの好転は起きます。

 

ひたすら探して、内職して、また探した結果、現状の当塾スタイルをさらに強化してくれるシステムを見つけることができました。

 

今のところ小学生から高校三年生まで、反応は上々です。

 

基礎的な指導から受験テクニック指導にまで使えるシステムをフル活用して、生徒全員に対するプランニングと指導を万全に持って行くつもりです。

予定通りにセンター試験対策一巡目

8月ラストの週に突入ですね。

 

いまは、スイッチオンVS桜鳴塾のテスト対決、解説動画撮りながら、黄昏タイムです。

 

日中のライター生活も手伝い、ネット知識もさらにグレードアップして、手作りのネット塾スタイルもさらに進化といったところでしょうか?

 

生徒さんそれぞれの記入プリントや、質問画像にメモを書き入れながら解説し、解説動画を送るようにしています。

 

なぜか自塾ではなく、他塾で活躍しています笑笑。今年はモニターとして、来年からは自塾限定サービスを思案中です。そろそろ続けている形も、やめるものはやめ、はじめるべきは取り組むに切り替えるときがきたのかなと感じています。

 

さて、今週は、多くの高校で学校祭準備がありますので、割と指導タイムは平常に戻ります。

 

夏休み中に新しく増えた小・中学生は、夏休み指導ラストスパートしたいと思っています。

 

そういえば、今年は指導プランに関しては予定通りだったと思います。唯一ハプニングに近かったのは、予想以上に勉強合宿の進行度が凄かったことくらいです笑笑

 

合宿以降も、参加メンバーが塾で頑張るようになりました。

 

合宿で共に頑張った人の恩恵もありますが、当塾に通っている先輩メンバーの影響も少なからずあります。特に高校3年生の塾学習度は目をみはります。

 

七尾・羽咋の生徒に多いですが、学校課題に頭がいっぱいになってしまい、本当に必要は学習にたどり着けないことがあります。しかし、今年の高校3年生は塾は塾の学習と割り切って頑張ってくれるので助かります。

 

夏休み前に相談して決めていた教科のセンター対策が一巡目を終えます。これで記憶に残す一巡目、定着させる二巡目というステップアップに繋げられます。

 

今年は、いろいろ仕事や生活に対して、大きな節目かなと感じて取り組んでいることが多いです。

 

流れは順調なので、ビシバシ行きます。

見えないライバルを意識するようになった〜勉強合宿その後〜

夏休みも、ラストスパート一直線というところです。

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生徒たちも、予定していたカリキュラムの追い込み真っ盛りです。高3のMちゃんは、頑張っていたセンター対策英語が一巡を今週で終えることが出来そうです^ - ^当塾は、受験生は意欲があれば回数制限設けないので、Mちゃんは積極的に塾での指導を望んできてくれた成果です。

 

ここまで頑張って成果に出なければ私のせいですので、私自身のプレッシャーは感じます笑笑

 

私はなんとなく、大学見学ツアーと勉強合宿2大イベントを終えて、少し脱力状態です。

 

でも、なんとなく提携塾間、参加した生徒の変化を感じるようになりました。

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提携塾間の変化

 

同じ釜の飯を食べたということもあり、受験生同士が生み出す学習ムードの相乗効果も手伝い、全員が限界を超える学習をした余韻とさらなるチャレンジに前向きになったような気がします。今までは、こういうイベント言うの私だけだったのに、皆さんが提案するように^ - ^

 

後は、短いながらも一緒に作業したり、正解の数や怪しい解答の審議で一喜一憂したりした間柄なので、他塾の生徒も自分の生徒のように身近に考えるようになりました。

 

ついサポートしたくなるんです。

 

スイッチオンの杉原先生とも、単発イベントではなく、複合的に考えるイベントを企画すると受験生にも各塾間のムードを盛り上げることにも役立つのではと話してたりもします。ぶっちゃけ、杉原先生には、イメージ湧かないんでとイベントや企画保留話多かったんですが^ - ^変わったな〜

 

当面は諸事情より、仁義なき理科バトル 桜鳴塾 VS スイッチオンの立会いが楽しみです。

こういう風に、同じ条件を設定して提携塾間のバトルが、うまく活かせないか思案中です。

 

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塾生の変化--望まぬ称号を得たT--角度君と呼ばれて

サボることもありますが、合宿参加者2名は、以前より積極的に学習をリクエストするようになりました。中でも、桜鳴塾の野村先生にお世話になったTは、私以外にも怖い相手が生まれたことが良かったようです。

 

この子は、普段から親頼みで努力しなかったことを、合宿での自立作業でモロバレしてしまう大恥を多々かいてしまいました。それを思い切りいじり倒したのも野村先生でしたけど笑笑

 

ウチの塾のモットーで、勉強のことは生活に現れる、生活のクセは点数に現れるという考えがあります。Tはめんどくさいことから逃げて、学習でもやっているところだけ見えるようにする強いクセがあります。結局は、進んでいないんです。

 

合宿でも、その強いクセを発揮して時間稼ぎしたかったようですが、ずっと開いていた角度の問題を、プロである塾長たちが見逃すはずがありません。何度も角度、角度、角度を野村先生に連呼され、ある生徒から「角度君!」というネーミングを頂戴する結果となりました…

 

合宿後すぐに、合宿中にやらかしたこと、お世話になった人に対する礼儀で思い切りTに雷落としましたけど、1番彼にとってこたえたことは、自分が意識せずにやっていたことで思わぬ大笑いをされて恥ずかしかったこと、ごまかすクセのせいで望みもしない「角度君」というあだ名がついちゃったことです。少し悔しかったのかな。今までは自分しか見えない視野だったのが周りを少し意識することを覚えた気がします。

 

そのため今夜は、しっかり事前学習して塾に来てくれました。このまま、頑張って欲しいです。

命名してくれた◯ちゃん、ありがとね〜。

 

イメージが大事

私自身も同じですが、合宿で得た恩恵は各塾で連動するイメージが明確になったことです。だから、できないことよりも、こうすれば可能だという選択肢を選びやすくなりました。

 

生徒たちも、よくわからなかった他塾の生徒や先生たちを少し知ったことで、自塾の先生から得る情報を具体的に考えるようになったと思います。私もよく「野村先生とネット繋げるぞ!」というようになりました笑笑

 

いま勉強している時、目に見えないけど、あの15時間学習を共にしたライバルや先生たちを意識しておけば怠けることはないはずです。

 

私も、国語英語のコツや高校に進んでからのアドバイスは、他塾の子であっても合宿で読解講座を受けた子であれば喜んで協力するつもりです。これもイメージ出来てるからでしょうね。

 

明日も角度君、勉強して来てくれるといいな〜。

合宿2日目ファイアー!

合宿2日目も、なかなかハードな日でした。

 

調理担当として献立がハードでした。慣れぬ場所での合宿で、初日から飛ばし気味の生徒疲労を考慮し酸味のある冷やし中華から始め、お昼は軽めにするつもりですが、売れ行き予測は逆でお昼のお好み焼きは想像以上でした^_^

 

メンバーが違うと萎縮して、本当はもっと食べられるのに食べられない子、逆に周りが見えないくらい食べまくる子というのは出てきます。大抵は、普段はそんなことないんですけどね〜というお返事があるウチばかりです。

 

でも、普段起きないことがあるのが受験で、それを疑似体験するのが勉強合宿だと考えております。

 

今回も学習に対するメンタルや、通常に行なっている学習時間よりオーバーの関係で、疲労度の濃淡ははっきりしていたように思います。私も若干、読解講座実施+最近のドタバタにハイになりつつ

 

BBQの時には、火の粉にまみれ正直なところ、炭火で荒業のような調理係に奮闘していました。

 

生徒たちと一緒に火おこしからばたついて食べる焼きそばや肉類、差し入れで頂いた野菜類は絶品でした。

 

学習そのものも驚きの連続というか、面白いマッチング連続でした。

 

普段顔を合わせることのないシチュエーションは独特の空気を生むようで、全員が日常の限界を超える学習時間をただき出す結果になりました。生徒たち10数名のトータルプリント枚数は1000枚を超えます。

 

当塾でも、どちらかというと家庭での学習が意欲的でない子も、初めて会った提携塾の先生の手のひらの上で面白いように学習に流されていくことが新鮮でした。

 

2ー3年前初めて勉強合宿に参加し、ベテラン経験を見込んで当塾からサポートとしてお願いした子も、いつもと違う立ち位置に不思議な感覚だったかもしれません。

 

いよいよ最終日は少しの整理学習と、最後はピザ体験で締めくくりたいと思います。

 

 

 

 

折り返し地点での面談

もう世間ではお盆休み真っ最中ですね。私は少しだけ体を休めつつ、来週末にある勉強合宿に向けて準備を行っています。これが終わると夏休みも終わりかななんて思うんでしょうね。

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高校3年生と面談

お盆の時期でみんながバラバラの時間に来るので、比較的個別に話がしやすくなっています。そのため進路や学習状況について、再確認をしたり、アドバイスをしたりということを積極的に取り入れています。昨日は、文系教科を塾でがんばっている高校3年生と初めてじっくりと話をしたかもしれません。

 

認識の違い

私自身は学習状況について順調に来ていると感じていたのですが、その生徒自身は少し不安に思っていたようです。その理由は簡単で、模試の点数に明確な変化が感じられないことだったようです。説明すると納得してくれたようで、これから夏休み後半戦でがんばってくれると約束してくれました。実はちょっとしたことが、見えてないだけだったんです。

 

夏前半に取り組んでいたこと

高校3年生の英語では、前半は文法中心に、正解を絞り込む練習をしていました。実は文法問題と言うのは配点が少ないため正解率が上がっても点数の変動は大きくはないと言うことがあります。面談した生徒は文法の正解率が安定していたのですが、これまで取れていた点数と明確な違いが感じられなかったようです。

 

 夏休み後半は長文読解

昨日は面談の後半でやってみせた読解トレーニング、面談していた受験生にはしっくりきたようです。私の指導を受けた生徒ならわかると思いますが、私の読解は理屈と言うより感覚的なことで指導することが多いです。そのため読解指導は解説型が多いです。そのため大勢が集まる時間では行わず、個別に時間をとって指導するようにしています。教科書やワークみたいな解説と言うのは普段使わない言葉が多いので、極力私の言葉で、極力生徒たちが知っている流行物を例えにして解説するようにしています。

 

配点が高い長文問題は高得点につながる

大学受験では長文読解が明暗を分けるといっても過言ではありません。文法問題の配点の3倍から4倍あたりの点数になるので、正解が5問アップだけでトータル20点変わることも珍しくありません。模試を受けているとわかりますが、英語は200点中130くらいが長文・作文系になるので高得点を狙うには避けられないハードルです。面談していた生徒は時間配分が苦手で、後半やゴールにたどり着けないこともあったので、点数に貢献していませんでした。ここを攻略することが後半戦の対策になるという説明が笑顔をもたらしてくれました。

 

 最低限の語彙力や文法も長文には必須

それなら最初から長文やれよと言う意見もありそうですが、どうしても設問を解く上で最低限の文法や熟語、単語力と言うものも必要になります。そのため読解に必要な知識取得を夏休み前半は心がけました。面談時に高配点の割に苦手な人が多い大問4をアドバイス指導しました。その後、過去問を解かせてみると正解率が8割を超えました。思いもしない手ごたえに、満面の笑顔が印象的でした。

 

1人では思いつかない攻略法や戦略と言うのを塾では練っています。面談した生徒もさらに意欲が増したようで積極的な質問回数が増えて、指導に取り組んでいます。私自身も志望大学合格に向けてがんばっていきたいと思います。

笑いあり叱りありの大学見学ツアーも帰路へ

二泊三日の関西エリア大学見学ツアーを終えて、今日は石川に戻る日です。

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昨年も反省したはずなのですが、運動不足を痛感です〜(いい加減、反省しよう)

 

今回は女子メンバーのサポートにOGが助力してくれて、実りが多い旅になったようです。

 

私もOG達に春にお祝いしてあげられなかった後悔を鶴橋の焼肉で果たしました!^_^

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少し気持ちがスッキリしました。

 

男子女子合わせて、今回は5つの大学を見てきました。私自身は、立命館龍谷大、関西大の3つです。立命館では設備が豊富なライブラリーに圧倒され、龍谷大では暑い中でもエネルギッシュな学生さん達のパフォーマンスにエネルギーをもらいました。YOSAKOIすごかったです。

 

1万人以上の参加者を誇る関西大エリアでは、当塾ではおなじみの論理的思考力、問題解決力を重要視する社会生活向けのカリキュラムの重要性を目の当たりにしてきました。

 

論理的思考力、問題解決力を重要視されたカリキュラムを提唱している一般社団法人FLCの渕ノ上先生が頭にちらつくばかりで、つくづく思考力やメンタルを鍛える指導について考えさせられました。

 

続けている脳トレEQジムも、現在は塾生に標準的に導入しようと取り入れ方を模索していたのですが、改めて本格的に進めようと腹を決めました。

 

さて、ここまではいい話だったのですが、今回も反省点はあるんです。娯楽に力を入れてしまい見学を少しおろそかに、散々、毎年厳命してある居場所連絡を怠ったメンバーがいました。

 

昨年は提携する塾長が同志社キャンパスで説教タイム勃発でしたが、今年は私です。

 

特に台風情報も事前に通達してある中では、本当に危険でしたので全員に連帯責任で、お説教しました。

 

楽しくツアーで気づきを得たもの、きつい教訓を得たもの、ここで吸収したものは異なるでしょう。

 

しかし、この2017年関西エリア大学見学ツアーは、一回こっきりのイベントです。次に得たことを活かせるチェンジを生徒達に期待しています。

 

あとは責任持って、生徒達を石川県の親御さんの元へ、安全に送り届けたいと思います。まだまだ夏休みは終わらない。

楽と学の境目を考えて夏期講習

夏休み中はお昼1時から夜10時半まで営業しています。

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そのため小学生から高校3年生までバリエーション豊かな毎日です。昨日は指導初回となる小学校低学年の姉弟2人が来てくれました。正直なところ、親御さんが塾に入れさせたいあまり子供さんへの塾アプローチが良くなかったためか、面談時から少し機嫌に何ありでした(笑)

 

しかし、当塾が導入しているネット教材が想像以上に効力を発揮してくれました。最初は半信半疑でやっていた子たちも、最後には前のめりになって国と算数を1時間頑張ってくれました。今月はこれで様子を見て9月以降の指導を考えていくつもりです。

 

夕方以降は中学生高校生が主に頑張っています。今年は高校3年生が鹿西がメインで、みんなコツコツ指示したことを頑張ってくれています。昨年までは、課題に追われて自分の弱点補強したいけど、課題が終わらないと落ち着かない受験生ばかり見ていました。そう考えると、今年は少し進行がスムーズです。家に帰ってからもLINEで質問も多くあるので、私もはりきります。

 

塾で教えている時に、意識していることは、答えを教えないことです。極力考えて、悩んでもらった方が力がつくことは間違いないからです。

 

しかし、塾にきて60-120分きて、悩んだだけで学んだ知識や成果がないのも、お月謝をいただいている手前、よろしくありません。だから、私は、その子その子にとって学びがあるか否かで、サポートをするようにしています。

 

昨日も人権作文が全くわからないという男の子にも、一緒にテーマについてネット検索して、いろいろ話し合いました。それで意見や感想を言えるようになってから、例文みたいなものを提案して記入を促すようにしたり、苦手な教科に出来る限りの努力をしたら答えを教えたり、指導外の教科解説も入れました。

 

ただ、何も考えておらず、宿題さえ終わればというお手伝いはしたくないので、そういう時は従来の見守り型に徹します。

 

8月に入り、夏期講習も3分の2となりました。お子様達の楽はさせず、学となるギリギリを見計らってサポートしてまいります。週末は、いよいよ関西見学ツアーです。OBやOGにも関西で会うつもりなので、非常に楽しみです。

「考える」夏休みを

 今日から夏休みがスタートしました。

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なんて、素敵な海は私には用意されていません。特訓の鬼と化します笑笑

 

今年の夏は面談にも多いのですが、youtube等や動画にハマっているお子様こそ、いろいろ考える習慣作りをオススメしたいと考えています。動画とか楽しいのですが、そればかりだと受け身の頭になってしまい、考えるという習慣がなくなり、諦めグセもつくことがあります。

 

以下はネットで話題の中学受験の問題ですが、これは当塾で脳トレやっている子ならできる問題だと思います。2020年の教育改革では、こういう思考ができる子が評価されると言っても差し支えありません。

 

"2013年の中学入試で出題された問題が一見しただけでは謎
「えいご…1→ 1← 2↓#」「はるやすみ…6・ 9↑ 8・ 3↑ 7←」「わかば…0・ 2・ 6・♯」「たのしいひび…4・ 5↓ 3← 1← 6← 6←#」となるとき
「1・ 9← 2・# 4↓ 1↑」はどんな言葉を表しますか。"

ねとらぼ http://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1707/19/news088.html

 

 

当塾が導入している思考力育成プログラム「脳トレEQジム」でトレーニングしている要素に、着眼というポイントがあります。これが真骨頂ですね

 

一見すると意味不明に見えてヒントというものはあります。

 

例えば、上の設問であると例題の文章は、答えにつながる鍵ですから、ヒントばかりなんです。

ご、ば、びを示す濁点のある数字には必ず♯が付いていること。

は、や、わかばなど、ローマ字でア行の音に●がついていること

え、い、などア行の音に1,ご、か、などカ行の音に2、サ行の音に3という数字が当てられていること

後は矢印がそれぞれ、スマホフリッカー入力のように、  ←イの音、↑ウの音、→ エの音、↓オの音です。矢印がなく・がつくと、先ほどのアの音ですね。

 

どうでしょうか?冷静に共通点を見つけて比べると、情報がたくさんあることに気づきます。

そうすれば、答えは「ありがとう」ということになります。

 

勉強だと思うと嫌になるかもしれませんが、ちょっとしたゲーム感覚でやると、ヒントを見つけようと粘り、正解が出せたら楽しいですよね。

 

中能登町にある個人指導塾拓杜は、今年の夏休みは「考える」ということにこだわって、夏休みを過ごしていきたいと思います。

 

いろんなところから情報が出せる楽しさを一緒に楽しみましょう。